STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

12月31日の太陽

2011年12月31日 | 星空
年末穏やかな天候が続いています。
太陽の活動も活発化してきており、北東からまとまった黒点群が出現してきました。
ボーグ76EDによる可視光、PST太陽望遠鏡によるHα光、それぞれによる太陽像を紹介します。
画像はレベル調整による画像処理、ほぼ同じ範囲になるようトリミングしてあります。

・可視光


・Hα光


月と金星の接近(12月27日)

2011年12月27日 | 星空
月と金星の接近・・・
塩尻駅前のビルの工事現場の横に見えました。
塩尻には似合わない高層ビル。接近は美しい光景でしたが、工事の投光器が邪魔でした。

調べたら月齢は2、金星との離角は約6度ということです。
そう。金星も高く見えやすくなってきました。


今年もあとわずか。
来年2012年は「金」の年です。
金環日食、金星の太陽面通過、金星食が見られます。

金環日食観測ノート

2011年12月25日 | 2012金環日食
そろそろ金環日食関連の書籍が出回る頃。
こんな本が出ていた。

「2012年5月21日、金環日食観測ノート」
今回の日食の仕組みかや観察方法の紹介から、観察でしてはいけないことなど、必要事項がコンパクトにまとめてある。えびなみつる氏の添絵によりわかりやすく解説している。
10円玉を使って欠け方をスケッチできる観察ノートがある。
日食メガネ(アイソテック社製)が付いて525円。おすすめです。

出版は旬報社から。あまり聞かない出版社だが、世界天文年の時、渡部潤一先生の「ガリレオがひらいた宇宙のとびら」が出版されている。

宗賀地区の冬の星空観察会に行ってきました

2011年12月18日 | 星仲間
宗賀地区子ども会主催による「冬の星空観察会」に行ってきました。
澄み渡った夜空のもと、参加した皆さん、冬の星空を堪能していただきました。

はじめは室内で今夜見える星空の予習。
子ども会主催ということで、親子の参加が多かったですが、大人だけ、年配者の参加もあり顔ぶれは多彩でした。


西の空には、まだ夏の大三角形が見えています。
「12月の夏の大三角形?」


天体望遠鏡4台用意され、見ごろとなっている木星をはじめ、秋から冬の星雲星団(アンドロメダ銀河、ペルセウス座二重星団、すばる、オリオン大星雲など)を観察していただきました。
街灯が当たらない場所を観察会場にしたので、たくさんの星が見えました。
星団系の天体が好評だったようです。


寒さにめげず、皆さん最後まで見ていました。

12月10日皆既月食

2011年12月11日 | 星空
満月が太陽の正反対側にできた、地球の影に隠される皆既月食がありました。
天候が危ぶまれましたが見ることができました。


所要ででかけていましたので、前半は見ることができませんでしたが、皆既終了間際に間に合い写真を撮ることができました。
準備ままならぬ状況で撮影に入りましたので、ピントも三脚の足場も弱かったようで、ブレが生じてしまったようです。
300mm望遠(APS-Cサイズの1眼レフデジカメによる、トリミングしてあります)
オリオン座をはじめ、冬の大三角形。澄み切った冬の夜空に、ほとんど天頂付近で皆既になった月。
美しい光景を目の当たりにすることができました。

実際眺めた印象ですが、写真を撮ってみてもそう感じましたが、今回の皆既月食。皆既中の月の色合いが乏しいような気がしました。

12月4日の太陽・月面、そして宵の明星

2011年12月04日 | 星空
冬らしいすっきりと晴れわたった1日でした。
おとといは、積雪もあり一挙に冬が到来したような師走の入りでした。

先日に引き続き、来年5月の金環日食に向けて用意している機材で太陽の撮影。
太陽は活動期に入り黒点も多くなってきました。
この写真でも、5つほどの黒点群が写っています。南半球にある1群は結構大規模な黒点です。


夕方は、日没後低く西の空に低く見えるようになってきた宵の明星(金星)をカメラレンズで撮影。
薄暮の空に明るく輝く金星。これから次第に高い位置に見えるようになってきます。


そして日が暮れてから月面の撮影。
本日は上弦過ぎの月齢9です。
クレーターや海の地形がくっきり見えましたが、冬型の気候のためか、気流状態(シーイング)が悪くシャープには写ってくれません。


近くに木星も輝き、冬の星座も昇ってきていました。