今年5月から6月にかけて調査してきた光害調査の結果がまとまり公開することになりました。
塩尻市内各地で行われた調査地点を夜空の明るさにより、調査地点を色分けした丸印で表した地図です。これを光害マップと呼んでいます。
この調査は、カナダ製の測定器スカイ・クオリティ・メーターを使って、夜空の明るさを測定したものです。夜空の1平方秒あたりの等級(明るさ)を数値化しています。数値が大きいほど暗い夜空を示しています。また集計には誤差やばらつきができるだけ生じないように配慮してあります。
星や天の川が見えにくい状況は、夜空の明るさによるものですが、その原因は夜間照明の光が夜空に漏れていることが原因なのです。調査地点を色別にしたことで市街地がより明るいことが分かるでしょう。
この調査は2003年から継続して行っていますが、その経年変化から、より明るい市街地がわずかずつ悪化している状況であるのに対して、郊外地では悪化するスピードが早く、市街地と郊外地との差が年々少なくなってきている様子が分かってきました。
また経験的に1平方秒あたり19等より明るい場所では天の川が肉眼で見えないことが分かってきました。今年の光害マップでは、その範囲を赤い線で囲ってあります。この範囲の内部では、もはや天の川が見えない状況なのです。
美しい星空を守っていくにはどうしたら良いか考えていく機会を・・・とこの光害マップを公開しました。
塩尻市内各地で行われた調査地点を夜空の明るさにより、調査地点を色分けした丸印で表した地図です。これを光害マップと呼んでいます。
この調査は、カナダ製の測定器スカイ・クオリティ・メーターを使って、夜空の明るさを測定したものです。夜空の1平方秒あたりの等級(明るさ)を数値化しています。数値が大きいほど暗い夜空を示しています。また集計には誤差やばらつきができるだけ生じないように配慮してあります。
星や天の川が見えにくい状況は、夜空の明るさによるものですが、その原因は夜間照明の光が夜空に漏れていることが原因なのです。調査地点を色別にしたことで市街地がより明るいことが分かるでしょう。
この調査は2003年から継続して行っていますが、その経年変化から、より明るい市街地がわずかずつ悪化している状況であるのに対して、郊外地では悪化するスピードが早く、市街地と郊外地との差が年々少なくなってきている様子が分かってきました。
また経験的に1平方秒あたり19等より明るい場所では天の川が肉眼で見えないことが分かってきました。今年の光害マップでは、その範囲を赤い線で囲ってあります。この範囲の内部では、もはや天の川が見えない状況なのです。
美しい星空を守っていくにはどうしたら良いか考えていく機会を・・・とこの光害マップを公開しました。