STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ 信州大学交響楽団第87回定期演奏会

2011年05月28日 | 音楽(コンサート)
○日時 2011年5月28日(土) 14時~15時50分
○会場 長野県松本文化会館大ホール
○演奏 信州大学交響楽団
    指揮:三原 明人
○プログラム(曲目)
 ベートーヴェン フィデリオ序曲
 ボロディン 交響曲第2番
 ドヴォルザーク 交響曲第8番
 アンコール
 ブラームス ハンガリー舞曲第5番

前回聴いた時は、ブログに書いたのかな?過去の書き込みを検索するのもおっくうなので確認しないでおこう。
何年かぶり信州大学のオケを聞いた。ボロディンとドヴォルザーク。このオケ、高校の頃から聴いているのでもう数十年(?)になるのだが、何年か前に聴いた時は、演奏のレベルが低く、かつて聴いた印象をぶち壊していたのだが、今回なかなかの好演でした。特に弦楽パートはしっかりとした響きを出していた。特にボロディンが良かった。アンサンブルも申し分なく、第3楽章冒頭にあるソロはなかなか。ドヴォルザークは各所に木管のソロがあって、ちょっと乱れもあったのですが、第4楽章のハイテンポで熱い音楽を奏でていました。全曲通じてクラリネットが上手かったです。

となりの中ホールでは、同じ信州大学の吹奏楽団の演奏会。こちらは無料。なぜバッティングした(させた?)のか不明。こちらは有料だった分、不利だったのでは?

さて今回で第87回になる演奏会。県下各地にキャンパスが分散して練習もままならないかと思いますが、気持ちをひとつにしてこれからも頑張ってください。

光害調査前半の中間報告

2011年05月26日 | 星仲間
塩尻星の会による光害調査ですが、まもなく調査の前半期間の半ばとなります。
晴れる日は限られ各自の都合もあって、なかなか調査は進んでいません。
それでも、メンバー4人により市内18ヶ所について調査済になりました。主に、広丘・高出・大門・洗馬のいくつかの地点になります。
現在、震災による電力不足に対応するため節電が呼びかけられています。その影響として夜空の明るさの改善はあるのでしょうか。
調査した測定値がどうだったかについては、メンバーからの報告を受けてからになりますが、自身調査した分については、場所にもよりますが、夜空の明るさがいくらか改善したようにも思えます。正確には、何ヶ所かまとめて面的に判断しないとわかりませんけど。

金環日食1年前

2011年05月21日 | 星空
来年2012年5月21日、塩尻で金環日食が見られる。
前回見られたのは1839年9月7日以来、173年ぶりのこととなる。この時塩尻では、日の出。直後に金環となりリング状の太陽が昇ってくる様子が見られたそうだ。“居ながら金環(あるいは皆既)日食を見られることは、なかなか機会がないようだ。

今回は朝7時34分頃に金環となる。この時期日の出が早いので、金環の時間には、東の空高度30度ほどに見えている。
特徴として、金環が見られる地域(金環帯)の北限界線近くにあたり、具体的には松本市境に限界線が通過している。そこで、限界線上と予報されている、日食が起こる時間、信州スカイパークのサッカー場「アルウィン」の南側駐車場に訪れてみた。
清々しい快晴。
来年もこんな天気であってほしい。
(写真は少し移動して、スカイパークの別の場所から撮影した太陽が見える風景。時間はほぼ金環となる時刻)

光害調査が始まります

2011年05月20日 | 星仲間
5月21日から、塩尻星の会による「光害調査」が始まります。

今年の調査実施要綱から、調査の趣旨を引用します。

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町には人工光があふれ、夜空が照らされ、星が見えなくなってきています。同時に、大量のエネルギーが消費され、生態系にも悪影響が及んでいます。夜空が明るく照らされる光害は、天文愛好家だけの問題ではありません。
無駄な電気を消し、エネルギーを節約することは、今まさに私たちに求められていることです。2011年3月11日、未曾有の被害をもたらした東日本大震災。これをきっかけに日本全国で電気・エネルギーの大切さが再認識され、町のいたるところで照明やネオンが消灯されました。そして多くの人々が、これまでいかに必要以上の照明を使い、明るすぎる環境に慣れてしまっていたのか、気づかされる結果となりました。日本はこの震災を教訓とし、エネルギーの無駄を省いた持続可能な社会に生まれ変わらなければなりません。そのために私たちができることは、エネルギー消費を抑え、地球環境に調和したやさしい照明の使い方に転換していくことです。
こうした光害の現状を把握するため、塩尻星の会では「光害調査」を実施します。調査方法として、カナダ製「スカイクオリティメーター」Sky Quality Meter(以下、SQMと略す)を使った調査を行います。
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調査の期間は、
前半が5月21日(土)~6月4日(土)、後半が6月21日(火)~7月4日(火)。それぞれ21時00分~22時00分のよく晴れた日に行います。

調査地点については、これまで経年調査した所から90数地点をリストアップしています。
晴れた晩に調査開始となります。

調査の結果が、節電効果に影響されるのでしょうか。

アンサンブルセバスチャン 室内楽コンサート2011

2011年05月14日 | 音楽(コンサート)
○日時 2011年5月14日(土) 14時~16時20分
○会場 塩尻市文化会館・レザンホール中ホール
○演奏 アンサンブルセバスチャン
    音楽監督/ピアノソロ:木内栄
    コンサートミストレス/ヴァイオリンソロ:平波智映
    ヴィオラソロ:南かおり
    ヴァイオリンソロ:平波華映
    指揮:山田哲男、木内栄
    フルートソロ:丸山貴菜、小林愛
    ソプラノ:倉科有紀
    バリトン:松島誠治
○プログラム(曲目)
    J.S.バッハ G線上のアリア
    J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲第4番ト短調BWV.1049
    モーツアルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲変ホ長調K364
    モーツアルト オペラ「フィガロの結婚」よりK492
        恋とはどんなものかしら
        もう飛び回れないぞ、愛の蝶よ
    モーツアルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K467
 (アンコール)
    モーツアルト オペラ「フィガロの結婚」よりフィナーレ
    モーツアルト アヴェ・ヴェルム・コルプス

 塩尻で活動している室内オーケストラのコンサート。今年で4回目となります。
 演奏内容は毎年少しずつ成熟してきており、今回も素晴らしいコンサートになりました。プログラムを見ると、すべての曲、ソロ楽器(歌手)が入る曲ばかりですね。
東日本大震災の犠牲者に対する哀悼の意を込めて、プログラムの冒頭にG線上のアリアが追加されました。司会の酒井さんの案内により、演奏後拍手無しで、舞台上の演奏者が一度袖に戻りました。
 特に良かったのは、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲(通常は、協奏交響曲と呼ばれていますが、プログラムでは協奏曲となっています)。平波智映さんと南かおりさんのソロは素晴らしく、息の合ったというより、ふたりのソリストの対峙が感じられました。
後半演奏されたピアノ協奏曲第21番は、木内栄さんによる“弾き振り”です。オーケストラが良く鳴ってピアノが隠れ気味でしたが、力強さがあり、これまでこの曲の気づかなかった魅力を感じさせました。
 アンコールは、フィガロとアヴェ・ヴェルム・コルプス。良かったです。
 

生涯学習推進センター天体観測講座(5月9日)

2011年05月09日 | 星仲間
長野県生涯学習推進センターによる天体観測講座のサポートに行ってきた。
この建物、長野県総合教育センターとの併設になるのだが、ここには、50センチ反射望遠鏡がある天体観測ドームがある。50センチは長野県有数の大口径であり、松本平では最大のものだ。
もともと教員の研修施設であるが、数年前から市民(県民)向けに天体望遠鏡の公開を行っている。備品の8センチ屈折望遠鏡もあるが、その操作講習を兼ねての講座として始まったが、市民(県民)向けの天体観察会の要素を加味して行われるようになってきた。
今回も我々は8センチ屈折を使って受講者のフォローを行った。
参加者名簿を見せてもらったが、北は千曲市、池田町、南は飯田市まで県下各地から約60名ほど申込みがあったよう。
当夜は明日からの天候下り坂のなか、雲間から月や土星の観察を行った。
8センチでは、倍率を上げても128倍。小さくかわいい土星に歓声が上がった。
月の観察では、携帯のカメラで撮影を試みる人もいて、我々も手持ちのデジカメでチャレンジ!





四季の星空観察会(5月7日)

2011年05月08日 | 星仲間
今年初めて行われた四季の星空観察会。
地球の宝石箱があるいこいの森公園の一角に、31センチ反射望遠鏡を備えた天体観測ドームがあります。その公開日として、この観察会があります。

ここ、いこいの森公園では、毎年この時期、公園を横断するロープにたくさんのこいのぼりを上げています。大空にはためくたくさんのこいのぼりはなかなか勇壮な光景です。


観察会の準備。薄明が進む19時過ぎ。西の空から晴れてきて、薄明空にはためくこいのぼりと月の見える情景が眺められました(写真)


もともと天気がすぐれない予報でしたが、それに反して20時の開会時にはほぼ快晴の状態となりました。
30人ほどの参加者を迎え、西の空に見える月齢4の月、東の空、おとめ座の一角にある土星、りょうけん座の球状星団M3、りょうけん座のα星、二重星であるコルカロリなどを観察していただきました。
どの天体も歓声が多くあがり、楽しまれたようです。
親子連れが多く、小学生低学年の子どもたちも熱心に観察していました。(写真)


次回は6月4日に行われます!

国際宇宙ステーションの通過(5月5日)

2011年05月05日 | 星空
このところ、春霞や黄砂の影響で、晴れてもおぼろな天候でしたが、今夜はすっきり晴れわたりました。昼間は薄曇でしたが。
19時40分過ぎ、夕方見の国際宇宙ステーション(ISS)の通過が見られました。
北西の空から見え始め、天頂やや北側に南中間近の北斗七星を通過し(写真2枚)、その後、うしかい座アークトウルスのすぐ脇を通過、南東の空に消えていきました。
最も明るくなった頃は、マイナス3.5等くらい。この写真の北斗七星通過後半からうしかい座通過頃でした。
西の空低く、月齢2の三日月が赤みを帯びて輝いていました。





小野おんばしら

2011年05月03日 | 地域社会
塩尻市小野神社の御柱祭、里引き祭が行われました。
7年に一度、諏訪の御柱祭の翌年に行われます。
「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と言われるそうです。
たしかに艶やかな衣装。木遣りの迫力や熱気においても、諏訪に負けない感じでした。