STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

月とすばるの接近

2009年03月30日 | 星空
月齢4の月と、おうし座のプレアデス星団(すばる)が接近していました。
接近距離はそれほどではないので、こんな感じの情景。
透明度はまずますの晩でしたが、月齢4という太い三日月…光芒というか、月明かりのため、肉眼では、すばるははっきりとは見えませんでした。双眼鏡では、地球照とともに美しい情景でした。
地上の木立を入れて、焦点距離35ミリレンズで撮影。若干トリミングしてあります。
(月の左下、木立の中の光芒は、月によるゴーストかと思います)

国際宇宙ステーションの通過(3月30日)

2009年03月30日 | 星空
予報どおり、夕方の西空低い位置でしたが、国際宇宙ステーションの通過が見られました。スペースシャトルは、若田光一さんを残して地球に帰還。若田さんの宇宙での長期滞在の始まりです。
本日の通過は、北西の空低くから高度を上げ、約20度ほどの高さで地球の影に隠れて見えなくなってしまうという、条件が悪い中でしたが、意外と明るくはっきりと見えました。

月齢1.8の月

2009年03月28日 | 星空
所によっては、花のたよりが聞かれる季節ですが、気候は冬に逆戻り。
夜空では、夕方の空に三日月が戻ってきました。
三日月少し前の細い月。月齢は1.8。
この時期(2月~4月)の三日月は、地平線に対して傾きが少ない(輝いている面が下)のです。平らな三日月とも呼ばれています。
写真では、月の夜の部分もうっすら輝く地球照がキレイに見えています。


ルーリン彗星(3月20日)

2009年03月20日 | 彗星
2月に地球へ最接近したルーリン彗星。
しばらく見る機会がなかったのだが、天候回復しつつある連休初日、久しぶりにいこいの森公園へ行ってみた。
天気予報的には好天の条件がそろっていたのだが、松本盆地の上空には雲が敷きつめられていた。いこいの森公園がある塩嶺高原は盆地気候を少しはずれ、晴れ間が出ていた。それでも雲の去来が激しい。

ひさしぶりのルーリン彗星。
ふたご座のポルックスのわきの下、δ星の近くにいた。
すでに最盛期を過ぎ、光度7等級後半か。集光はしっかりしているが、視直径はかなり小さくなっていた。
写真では、雲の去来が激しく露出中も一時雲がかかり、露出もたっぷりかけられない状態(3分露出)だったので、割と貧弱な姿となってしまった。

国際宇宙ステーションの通過(3月17日)

2009年03月17日 | 星空
16日に引き続き、国際宇宙ステーションの通過が見られました。
予報によると、18時58分頃、西から北西へ見えるよう。
黄砂の影響か、やや透明度が悪い中、予報どおり通過が見られました。
カシオペヤ座付近を通過。光度的には、やや暗めの0等級。

予報では、引き続き19時14分頃にスペースシャトルの通過があるようだったが、そちらの方は見れなかった。高度的にも低く、光度的にも暗めの予報でしたので見えなかったのでしょうか。

次回の通過は、19日18時15~22分頃。当夜17日とほぼ同じ方向に見られます。
時間が早い分、薄明の明るさが残るため見えにくいでしょう。
その後はしばらく見られません。



国際宇宙ステーションの通過(3月16日)

2009年03月16日 | 星空
若田光一さんが搭乗したスペースシャトル、無事打ち上げられました。
日本人宇宙飛行士による宇宙長期滞在の始まりです。

16日は、これから若田さんが乗り込む国際宇宙ステーションの通過が見られる日。日本では条件良く見られるのは限られています。

折りしも午後から天候が下り坂で雨も降り出す天候でしたが、日没後は晴れ間が出てきて、通過の様子を見ることができました。
18時30分前後の時間帯でしたが、まだ薄明の明るさが残る空、写真では見栄えしないものとなりましたが、肉眼では、金星並みに明るく輝いて移動してゆく様子がわかりました。
シャトルとのドッキングは18日だそうで、まだ近くにはいないらしく、並走する様子は見られませんでした。

明日17日も条件は悪くなりますが、通過が見られる予報があります。

国際宇宙ステーションの通過(3月15日)

2009年03月15日 | 星空
好天だった今日一日。
本日も国際宇宙ステーションの通過が見られました。
条件の良いのは明日16日と紹介しましたが、本日もやや条件が悪いものの、その割には良く見えました。

19時39分頃、西の空。すばるの下方を北に移動。
昨夜よりやや暗く0等星ほど。高度が低く見えたせいか、赤みを帯びたように感じました。



16日に見られる通過の様子を紹介します。
若田光一さんが搭乗するスペースシャトルが16日朝(日本時間)に打ち上げられます。ステーションドッキング前なら、シャトルとステーションが並走している様子が見られるかもしれません。
※塩尻での様子。長野県中部ではこの経路で見えると思います。

18時28分~34分頃。
南の低空から見え始め、オリオン座を通過し、ふたご座の近くを通り、北東の空に移動して見えなくなります。


しし座と土星

2009年03月14日 | 星空
先日3月10日は土星が衝でした。
太陽の反対側にきて、最も観察しやすい時期です。この時期
日が暮れると東の空に昇ってきます。
しし座の1等星レグルスよりやや明るい輝きで見えています。

国際宇宙ステーションの通過(3月14日)

2009年03月14日 | 星空
国際宇宙ステーションの通過が見られました。
南西の空から見え始め、オリオン座の下からおおいぬ座シリウスの近くを通り、東の空うみへび座頭部付近で見えなくなりました。最も明るい時は、シリウスより一回り明るく輝いていました。

日本人宇宙飛行士、若田光一さんが長期滞在する予定。遅れているスペースシャトルの打ち上げは、16日朝(日本時間)だそう。
次回国際宇宙ステーションの見ごろは、16日の18時34分頃。
この日は、南西の空からオリオン座の中を通過し、天頂やや東寄りを経由して、北東の空まで移動してゆくのが見られる予報があります。
ドッキング予定のシャトル打ち上げ直後ですので、ステーションとシャトルが並走している様子が見られるかもしれません。

光害

2009年03月14日 | 自然
夜なのに空に浮かぶ雲が白く見えるのはナゼ?

地上の光、町の明かりが上空に漏れて、雲を照らしているためです。
光害・・・こんな光は無駄な光になってしまっています。