りんごの気持ち.blog

信州の四季の景色を散りばめながら書いていきます

遡っての11月

2016-05-08 17:03:24 | こんなこと

2015年11月

3日

 寄席日和〜風間杜夫の会〜@まつもと市民芸術館

 柳家花緑師匠をゲストに招いて

 お芝居でなく、落語。

 花禄師匠が先に一席。風間さんも一席。

 トークショーもあり。

 せっかくお二人なのだから、親密な雰囲気の、

 できれば小ホールで聞きたかったかな。

 

14〜15日

 京都へ。

 華道家元池坊「旧七夕会池坊全国華道展」が開催された。

 まだまだ初心者の私。

 師匠(先生)に付いて行って、見聞を広げた。

 展覧会巡りで忙しく、観光をしている時間は全く取れなかったので、

 せめて家への土産品購入で旅気分。

 

23日

 映画「俺物語」鑑賞。

 いやぁ、良かった。

 その日のツィート

  ”映画観てきた。配役サイコー。大好きだ。「俺物語」。

   好きだ! 大好きだぁ!!”

 パンフレットの他にグッズのシールまで買って、

 今年と翌年のスケジュール帳にペタペタ。

 オマエは小中学生か!高校生か!と

 自己突っ込みを入れつつも、

 ニコニコ顔とシールを貼る手が止まらない。

 ヨシ!これで毎月元気をもらえそう。  

 猛男くん。スナ。大和。

 皆、本当に、素敵なのだった。

 そして、

 

29日

 映画「俺物語」鑑賞。

 その日のツィート

 ”主要3人に会いたくて「俺物語!!」2回目。

  今日もいっぱい笑って、きゅんきゅんして、あったかい涙ー。

  全身幸せになる。やっぱり観にきて良かったぁ。

  エンディングのマッキーの歌もホントはまってる。

  公開から日が経ってるけど、まだお客さん大勢来てた。

  なんか、嬉しい。”

 さっき確認したら、この映画のHPはまだあって、

 観ながらまたニコニコした。

  

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遡っての10月

2016-05-04 20:46:22 | 気分転換

2015年10月

12日

 松本そば祭り会場から映画「バクマン」へ。

 

14日

 KERA・MAP公演「グッドバイ」@まつもと市民芸術館

 太宰治の未完小説「グッドバイ」を原作に、

 ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが脚本・演出。

 小池栄子さんが怪女を熱演&好演。

 ダメ男をとぼけた感じで演じた仲村トオルさんと良いコンビネーションだった。

 

16日

 平日だったけど休みを取って母親孝行。

 大相撲長野場所へ。

 信州出身の御嶽海関が来る!

 かの大横綱白鳳関が来る!と言うことで

 初の相撲観戦を決めたのだけど、

 白鳳さんは直前に怪我で来られなくなってしまったのが残念だった。

 けれども、この地方巡業。大いに楽しかった。

 土俵に上がる前の、テレビでよく観る人気力士を間近に観ることができたし、

 取り組みの間に、のど自慢の力士たちによる相撲甚句(替え歌みたいでかなり面白い)や

 思わず応援に熱が入るちびっ子相撲、

 相撲のしきたり解説のような学びの時間など、ミニイベントが充実していた。

 取り組み自体にはもちろん、会場から声援がかかり、

 緩急や技があるものにはオォーとどよめきと拍手が起こり、面白かった。

 こうやって、地方を回り、少しでも多くの人に相撲に親しんでもらって、

 ファンの裾野を広げ、

 今度は国技館などで”大相撲”を観たい!などと新たなお客さんを呼び込んだり、

 延いては角界に少しでも良い人材を呼び込む導線になれば、という狙いなどもあるんだろうな。

 今回は休みが不規則な弟夫婦も一緒の孝行ミニ旅。

 思えば大人になってから、

 一台の車で家族でどこかへ遊びに出かけたのは初めてのこと。

 共通の話題で盛り上がり、皆で笑顔で過ごした一日。

 

25日

 「オイディプス」@まつもと市民芸術館(小ホール) 

 ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場レパートリー作品

 ルーマニア語字幕で上演された。

 舞台上の奥行きをあまりつけず、色調はモノクローム的、

 全体的にシンプルな、現代的なアレンジ。

 外国のお芝居を外国語のまま、外国人の役者さんが演じるのを

 生まれて初めて観た。

 時々、日本人の役者さんが外国に行って、

 そこで日本語でお芝居をするということを聞くけれど、

 現地のお客さんはどんな風に感じているのだろう。 

 

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遡っての9月(3)

2016-04-29 14:26:00 | 映画・演劇・ドラマ・美術

2015年9月

 27日

 ミュージカル「ラ・マンチャの男」@まつもと市民芸術館

 松本幸四郎さん主演。

 これは素晴らしかったなぁ。

 幸四郎さんとセルバンテス(ドン・キホーテ)の生き方が重なって見えるから、

 というのもあるのかもしれない。

 騎士道に生きようとする男の心意気。

 人として気高く、誠実に。

 近年、いろんな場面で「サムライ」とか「サムライ精神」と言われてるけど、

 そもそも武士道って、品格を求められるものだろう、

 何にでも気安く使いすぎてるんじゃなかろうか、

 そんな気がして、なんだかなぁ・・と思っていた。

 「ラ・マンチャの男」を観ていて、

 そうそう、騎士道と武士道はたぶん、同じなんだよと、強く思った。

 幸四郎さんの朗々と響く声で、台詞が、歌が、届いた。

 アルドンザ役の霧矢大夢さんが、またとても良かった。

 チケットを買ったときはアルドンザを松たか子さんが演じることになっていたので

 お!父娘共演!とそれへの期待も込みだった。

 その後、松さんの懐妊ということか、他の事情があったのかで

 キャスト交代を知り正直がっかりしたけれど、

 霧矢さんは宝塚で男役をされていたんだね。

 さすがの立ち回りのキレの良さ、歌唱力、美貌、

 そして役の生い立ちによる男勝りなあばずれ感もぴったり出して、

 これははまり役かと。

 若い頃からミュージカルは苦手。途中で寝てしまったり。にも関わらす、

 松本に、普段は見る機会がないスター俳優さんが来るので、

 これまでも、苦手なミュージカルでもけっこう観に行っていた。

 そんな私のこれは「イチオシ」。

 今、この日記に記すにあたり「ラ・マンチャの男」のHPに行って、

 舞台の一部の動画を見てきのだけど、また観たくなった。

 そうそう。

 幸四郎さんが舞台から去るときに、

 袖のオケの皆さんをさりげなく紹介され、讃えて行かれた。

 生演奏なのか。そうか。なんと言うことだろう。

 それまで気付かなかった私であった。

 考えてみれば舞台装置も大がかりだし、

 ミュージカルって席料が高い・・なんて思っていてごめんなさい。

 舞台に登場する登場人以外にも大勢スタッフが必要なのだ。

 むしろ安いくらいかもしれない。

 良い舞台を観た。ありがとうございます。 

 

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遡っての9月(2)

2016-04-29 14:25:25 | 映画・演劇・ドラマ・美術

2015年9月

 21日

 演劇(というか芝居、としておきたい気もする)鑑賞。 

 「スカパン」@信濃毎日新聞社新松本本社建設地

  (松本市街地、ど真ん中、建設前の更地になっている場所)

  ”Flying Theatre 空中劇場” での野外劇。

  ”Flying Theatre 空中劇場” って名前は串田さんが付けたのかな?

  ほんといっつもお洒落だなぁと思う。

  ウキウキする。

  こういう謳い文句で、行く気になっちゃうもん。

 その日。

 市街地のど真ん中、夕方から夜にかけての仮設舞台。

 夕方の淡い空色がオレンジへ、薄紫へ、藍色へと色を変え、

 周囲にはビルがあり、交差点の信号があり、

 上空を烏が鳴きながら渡り、

 車の排気音や人々の雑踏や石焼きイモ〜なんて商売の声が聞こえ・・。

 舞台にはいちおう背景としての衝立状のボードはあるのだけど、

 あくまで野外。

 もうね、こんな瞬間は二度とない、ということを実感した。

 儚い、だからこそ美しい ”今”を。

 強く、逞しく、哀しく、愛しく生きている人間を。

 翌日の自身のツイートから以下6行。

 ”昨日観た空中劇場「スカパン」。

  大笑いしたり、拍手喝采したり。

  でも、苦い。この苦さは今味わっておくべきもの。”

 ”街の真ん中で、人々の生活・人々の交差点の真ん中で

  「スカパン」のような演劇を演じた意義、観ることができたことの有意義を、

  今、振り返って感じてる。”

 

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遡っての9月(1)

2016-04-29 14:17:47 | 音楽

2015年9月

1日

 OMF マエストロ・オザワ80歳・バースデー・コンサート

  小澤征爾さんのお誕生日を心からお祝いします。

  小澤さんのおかげで良い経験をたくさんさせてもらっていると感じています。

  このコンサートはチケットが取れず、行けなかったけど。

  それにしてもケネディ駐日大使が会場にいらっしゃったのだから、驚き。

  そして、某所で、遠くに、とぎれとぎれに、それでもリアルタイムで聴いた

  マエストロに向けて演奏された、

  ベルリン・フィル・オケ(ビデオ出演)「ハッピー・バースディ」中のティンパニの音。 

  あの音の感激は忘れられない思い出。  

  

6日

 OMF オーケストラコンサートBプログラム

  ・・の、スクリーンコサンート@上土ピカデリーホール

 この日は強い雨が降り、気温は肌寒さを感じる18度。

 生中継の演奏前には、今年のOMFの様子がVTRでざっと振り返られた。

 プログラム

  バルトーク:管弦楽のための協奏曲(指揮:ロバート・スパーノ)

  ベートーヴェン:交響曲第2番(指揮:小澤征爾)

 当初はベートーヴェンでなくブラームスの第4番を予定していたのだけど、

 小澤さんの8月の骨折のため、身体への負担が軽い曲目に変更された。

 その日の自身のツイートから以下5行。

 ”小澤さんって私の見た限りでは、いつも奏者の皆さんの中で一緒にお辞儀する。

  この仲間と演奏を、音楽をつくりあげました、と言う感じで。

  自分も奏者の一人として此処にいますと言う感じで。

  その居方がとても素敵だなと思う。

  SKOの一員、と言う意識でいらっしゃるから、かな?”

 スクリーンコンサート会場も終演後、拍手で大いに盛り上がった。

 

 余談だが、11月15日に

 2015セイジ・オザワ松本フェスティバル アフター・イベント 

 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/news/2015/11/69366.html

 が、松本市で開催されたようだ。

 私はそのチラシをもらっただけで当日は参加していない。 

 某イベントのために14,15と京都へ行くことを既に決めていたので。

 けれども、そのことがなかったら参加したかったな。

 内容は「みんなで考える”セイジ・オザワ松本(後略)”の明日」

 という主旨のもので、SKF・OMFの映像、関係者による対談、

 そして、ラウンドテーブルとあるので、

 座談会形式で参加者が意見交換をしたのだろうか。

 新聞等で当日の様子が報道がされたのかもしれないが、私にはわからない。

 知りたいと思う。

 

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遡っての8月(4)

2016-04-17 18:37:55 | 音楽

2015年8月

・・と年を入れないと、”遡っての”が、いつに遡ってなのか、わからない。

前回からそれほど間が空いてしまった。

ふと気付いたら2016年の8月は、もうすぐそこまで来てしまっている。

マズイマズイ。

そして半年以上も前のことの記憶は、さすがに朧気になっている。

なので、出来事の記録のみになりそうな気はするけれど、

遡って日記。

今度のGWが終わるまでには現時点まで追いつこう。

 

改めて2015年8月

28日

 セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)

 オーケストラコンサートAプログラム

  ハイドン 交響曲第82番

   マーラー 交響曲第5番

  ファビオ・ルイージさんの指揮でOMFを聴きたくてチケットを購入した。

 前年のオペラで引き出した音が素敵だったので。

 この日、マーラーが終わった後の会場の拍手やブラボーが凄かった。

 熱く、長く、続いた。

 私の隣の席の方は圧倒され全身の力が抜けてしまったようになって、

 しばらく動けずにいる感じだった。

 後で見たネットでの感想もマーラー大絶賛だったな。

 私の友人とそのお連れの方は

 ハイドンの”熊”の演奏の方が良かったと言ってはいたが、いづれにせよとても喜んでいた。

 私の感想?

 ハイドンには楽しく優雅な響き。

 マーラーはディープ&ホット(スチーム感のある熱さって言うのかな、

 低温火傷から始まって、ヤカンや鍋の蓋を開けたときに、ぎゃ!火傷するって

 危険を感じるようなグラグラの熱さ)な感じを持った。

 曲調としてはハイドンの曲の方が好きだけど、

 マーラーの演奏に度肝抜かれたのは確か。

 ファビオさんにもオケの皆さんにも、一流アスリートと同等の体力さえも感じ、敬服した。

 

30日

 OMF ふれあいコンサート

  この日は楽しかったな。

  やはり特筆しておくことは

  「スター・ウォーズ」などの映画音楽で有名なジョン・ウィリアムズの曲の数々を、

  世界最高峰と呼ばれるクラシック音楽奏者の面々が

  力一杯演奏してくれたこと。

   スーパーマンのテーマ/ダース・ベイダーのテーマ/

   レイダーズ・マーチ/JFK〜プロローグ/スター・ウォーズ組曲

  奏者の皆さんの表情は演奏中は真剣そのもの。

  でも演奏後の笑顔や握手はとても楽しそうだった。

  もしかして、会場に奏者の小さなお子さんたちが来ていたら、

  この夜のパパ(の演奏)が一番好き!パパ、格好良かったよ!とか言われちゃったかもしれない。

  と、勝手に想像したりして。

  このプログラムはふれあいコンサート兇慮緘症最後のもの。

  前半はバッハとショパンをフルート、チェロ、ハープ、ピアノで。

  後半がコープランド、R・シュトラウス、ヴェルディ、アイルランド民謡、

  J・ウィリアムズと言った比較的よく知られている親しみやすい曲の数々をパーカッションと金管で。

  アンコールは、金管の面々が、

  これまた嬉しい エルガーの威風堂々、ウィリアムズのレイダース・マーチ(再)を。

  前半、後半ともに、世界で活躍する演奏家の皆さんが、

  この夜、日本の小さな地方都市である松本に終結している。 

  彼らは、マエストロ・セイジ・オザワの呼びかけに応えて来てくれているのだ、と

  小澤さんの大きさを改めて思った。

  そして同時に、もし、今、戦争が起こったら? もし、今、天変地異が起こったら?  

  もし、この人々が、時間が、ここで一瞬に失われてしまったら?

  と、ネガティヴなことまでも考えてしまった。

  なんという奇跡のような幸せが目の前で起こっていることか、

  自分がこの場に居合わせていることの幸せを噛み締めた。

 

31日

  OMF セイジオザワの2つの室内楽アカデミー スイスと奥志賀

  2012年4月から私もツイッターを始めた。

  以下、そこでのツイートを頼りに。

  6つのカルテットがそれぞれが選んだ曲から一楽章ずつ的な感じで、

  それぞれ聴かせてくれた。

  良かったぁ。心が浮き立った。

  特に、お、これは!と感じたカルテット、曲が3つあった。

  アンコール曲は、

  モーツァルトのディヴェルティメントK136から第1楽章。

  この曲は確か、斉藤秀雄さんがサイトウ・キネン・オーケストラの母体となる

  当時の桐朋学園の学生たちを相手に繰り返し練習させ、

  最後の指導もこの曲だったというもの。

  夏の骨折でフェスへの参加が危ぶまれた小澤総監督も

  教え子たちの演奏会後ということがあってだろう、

  チェリスト原田禎夫さんと共にステージに登場し、少しお話し。

  会場中がハッピーになった夜だった。

 

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遡っての8月(3)

2016-03-06 17:30:37 | 音楽

 

かなり時間が経ってしまい、本当に記憶が朧ろ。

なので、当時の自分のツィートを頼りに

思い出したことを付け足して2015年8月の記録(3)。

−−−−−−−−−−−−−−−−− 

サイトウ・キネン・フェスティバル松本が

セイジ・オザワ松本フェスティバルと名称変更して、

今年は8月9日から9月15日の日程で開催された。

http://www.ozawa-festival.com/

 

今年は23日を個人的初日に5公演鑑賞。

23日

 室内楽「ふれあいコンサート機

 今年はちょっと変わった雰囲気のプログラムだった。

 前半は打楽器を主軸とした3曲。

 私は特にフェルドハウス「ゴールドラッシュ」という曲が面白かったな。

 後半はサイトウ・キネン・オーケストラ弦楽アンサンブルによる

 シューベルト「八重奏曲ヘ長調」。

 近年、若いメンバーの活躍も目立ってきている。

 実力を伴う若い方が前に出るように、少しずつ押し出してもいるのだろう。

 あ、この人の音、好きだな。また聴きたいな。

 そんな風に思えることも幸せだ。

 

27日

 オペラ ベルリオーズ「ベアトリスとベネディクト」

 ツィートは

 ”字幕が楽しくて振りも曲も演じる方たちもみ〜んな魅力的だった。

 行って良かった。3日だけなんてもったいない。” としてあった。

 そうそう、楽しかった。

 一昨年の「子どもと魔法」も、とても楽しくてきれいだったし、良かったけど、

 今回のは筋書きがラヴコメだったので、やっぱり大人向けでしっくりきたかな。

 特に総督の娘エローと女官のウルスルの二重唱の場面は

 曲も歌唱も演奏も背景(ガラス天井越しの夜空の景色)も照明も、

 何もかもが素晴らしく、うっとりした。

 曲中の時間の移り変わりによって雲が動いていく様は美しかったなぁ

 オペラは苦手な私が、まさかうっとりするとは。

 思いもしなかった。

 また、オペラには珍しく、

 途中にギターが演奏する曲が2つ(だったと思う)入ったのだけど、

 ギターの音が好きな私には、これがとても嬉しかった。

 しかも楽しい曲調で、音は明快に美しく響いたものだから

 奏者の姿が見えなかった分、お客さんたちの興味を引いたのだろう、

 終演後、「あの場面の曲、良かったよね。楽器は何だったの?」とか、

 「ギターの音、良かったね」とか「演奏者は誰?」などと

 退場する周囲の方々の口から聞こえてきたのは、ニンマリ。

 今回は、指揮を予定していた小澤さんが8月始めの骨折のため降板したため、

 入場口で料金の一部が返金された。

 でも、返金しなくても良かったのではなかったのかしら。

 と、思えたくらい、この夜のオペラを私は楽しんだ。

  そしてこの後、某所で、

  さっきまで板に乗っていた某さんに偶然にも遭遇できたことは

  この先も思い出す大変嬉しい出来事だった。

 

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2016-01-23 20:28:44 | こんなこと

 

このところ遡ってばかり。

リアルタイムの信州の四季を散りばめていないので、

近況を。

 

週初め1月18日(月曜日)。

未明から、この辺りに30儖幣紊寮兩磴△蝓

40儷瓩積もった。との話しも聞いたけど、私は実測してないので不明。

 

事前に雪が降ることは気象情報で知ってはいたものの、

雪の大変さというのは

いざ、実際に降って、除雪をしてみないとわからない。

今回降った雪は、湿って重〜い。

除雪の際は、30僂覆蕕修稜椶

60冓を除雪するくらいの労力を要するよなぁ、と。

 

18日当日は早起きして出勤前に2時間、

帰宅してから3時間、

3日ほど後、少し早く帰れた日に1時間、

それぞれ除雪をして今日に至っている。

幸い、18日に多く降り積もっただけで、

その後は大雪が続くということはなかったので大変有り難い。

と、言うのは、

国道のような幹線道路や市街地中央部は

さすがにかなり除雪は進んでいるけれど、

生活道路にはまだまだ雪がたっぷり残っているから。

朝の気温がマイナス10度前後、

日中もマイナスの真冬日があるような、文字通りの寒中。

 

降雪後、数日は道路渋滞が酷くて

職場の同僚の中には

出勤に2時間以上、大変な人は4時間もかかる人もいた。

幸いJR運行にはあまり影響がなかったので、

電車通勤に切り替えた人もいたようだ。

週末近くなってようやく道路状況は、少し落ち着いてきたかな。

私も自家用車の使用は止めて、膝下まである長靴を履いて移動。

生活道路は先にも記したとおり、

人一人しか歩けないような幅しか除雪されていないところもあるのだ。

いちいち道を譲り合っている時間がもったいない、

気が短い私はザックザックと膝下まである雪の中に踏み込んで行く。

それにしても、一週間は歩ける範囲で用事が足りて助かった。

 

昨年だったか、一昨年だったかは

一日おいた程度でまた大雪が降り積もって

(このあたりで一週間以内に75僂寮兩磴和臉磧

除いた雪を片付けるのに場所がなく、大変苦慮した。

それを思えば今回は楽と言えば楽なのだけど。

 

長野県は広い。

この週末は北部を中心にまた大雪とのこと。

少子高齢化も進んでいる今の時代だ。

除雪は大変だろう。

いくら昔から雪の多い北信(北信濃)が、

道路や住宅の作りに豪雪対応がされて

除雪器具や重機や、経験や地域の助け合いの絆が備わっていると言っても。

 

これまで気温が高く、雪が降らず、暖冬と言われて始まった今冬だけど、

11月末に見つけた我が家の庭木にカマキリが産み付けた卵は

地表から180僂曚匹旅發気砲△辰拭

気象異常が言われている中、

3月、いやもしかしたら4月まで、気が抜けないかもしれない。

さすがにその頃には太陽が強く照って、

溶けるのは早いと思うけれど。

 

実は23日午後に、10劼曚瀕イ譴燭箸海蹐惺圓必要があって車を使った。

夕方は、早い時間帯から幹線道路の渋滞が始まっていた。

まだ当分は低温が続いて、融雪は進まなそうに思える。

用事がある場合は時間に余裕を持って、

可能なら、JR+徒歩での移動が良さそうだ。

 

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遡っての8月(2)

2016-01-11 17:18:30 | 映画・演劇・ドラマ・美術

22日

 CONDORS「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ2015」公演。

 

 草間彌生ラッピングの高速バスで松本市を出発。

 インパクトのある車体柄には好き不好きがあろうが、

 双葉サービスエリアで他のバスのお客さんから羨ましがられたのも事実。

 私は好きである。楽しい。

 この日のバスはヘッドレストカバーも水玉模様だった。

 

 東京グローヴ座へ行くのは初めて。

 新大久保の駅で大きな地図看板を観るも位置感覚が掴めず、

 人に聞いてしまったが、比較的駅から近くて助かった。

 それにしても、この日もモノ凄い暑さ。

 日傘をさし扇子を使いながら歩き着いて、

 建物の中に入っても、なかなか汗が止まらない。

 恥ずかしいので物影に隠れようにも隠れる場所が無いくらい

 エントランスホールは開演を今や遅しと待ちわび顔のお客さんでいっぱいだった。

 

 開場。舞台に向かって右前方の席に着く。

 音楽が流れて開演。いいなぁ。選曲。

 コンドルズの舞台を見るのは3月の「沈黙の春」に続いてまだわずか2回目なのに、

 メンバーが出てくるまでのこの音楽の時間に、

 そうそう、これこれ、と 「コンドルズの舞台」が始まるゾ の ワクワク感で高まる。

 そんな自分がなんか嬉しい。

 

 メンバー登場。

 ダンス(複数、単数)、動きと映像、動きと音、コント、人形劇・・。

 希望観測的「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」の世界。

 やっぱり楽しいわぁ。来て良かったな。

 好みとしてはもう少し舞台から離れた席が良かったのだけど、

 前だったので、

 おお、とか、あら、とか、へぇ、というところも見えたり感じたりして

 それはそれで違うお得感もあった。

  

 そして、ラスト。

 会場中が歓喜するスゴイニュース発表が!! 

 え?え?ホントに?ホントに? え−っ、ホントに?

 映像でのお知らせだったので、

 画面がすべてが切り替わり終わるまで、

 手に汗握るドキドキが、脳内に胸中にエンドレス。

 今回の「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」の打ち上げ花火は、

 これであったか。

 会場中から、おぉ!ともギャー!と取れる声とともに大拍手。

  

  遡り日記なので、これ記してる今日にはもう発表になっている、

  NHKホールでの公演開催決定のお知らせ。

  

 コンドルズの挑戦の場に私も是非、居合わせたい。 

 

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遡っての8月(1)

2016-01-06 18:32:17 | こんなこと

1日

 今年も親戚が週末と夏休みを利用して2泊3日で泊まりに来た。

 こっちも8月中に飛び飛びだが休みを取れるので

 後片付けを含めて2日利用。

 35度を超える猛暑日が続くなど、この夏は暑かった。

 これまで 「信州は夜涼しいから、扇風機が無くても平気。

 窓を締めて寝ないと朝方寒いくらい」 などと言っていた親戚もさすがに辛いだろう

 と、扇風機を用意した。

 やはり大活躍したようだった。

 

5日

 飛び飛び休みの3日目。

 映画3本 「ひつじのショーン」 「ジュラシックワールド」 「バケモノの子」

 3本はさすかに疲れるかなと思ったけど、大丈夫だった。

 平日で空いていたのも私には幸い。

 「ジュラシック・・」は音楽を聴くだけで高揚した。

 そしてやっぱり映画館の大画面で観なくては。

 「バケモノの子」は大泉洋さんがいい味を出していたな。

 

10日

 お休み4日目。

 松本市美術館。

 企画展「篠山紀信」、 常設展の「草間彌生」を楽しんだ。

 お昼は千歳橋付近にある定食屋さんへ。

 カウンターが空いていたので座り、扇子を使いながらふと横の壁を見ると、

 なんと、そこには坂東三津五郎さんのサイン色紙が飾られていた。

 城が好きだった三津五郎さんは松本城を観にもお越しになっていたのだ。

 まるで、三津五郎さんの横に並ばせていただいているような

 嬉しくも少し恥ずかしいような、でも温かい心持ちでご飯をいただいた。

 昨年の八月大歌舞伎で、

 三津五郎さんが勤められた舞台を拝見したのにな・・。

 その後TVで、「田螺と烏」の舞や

 静かに微笑みつつお話しされるお姿も拝見したのにな・・。

 お店の方と三津五郎さんを偲んで、少しだけ言葉を交わさせてもらった。

 

11日

 お休み5日目。

 諏訪方面へドライヴ。

 諏訪南ICから八ヶ岳ズームライン、八ヶ岳エコーライン。

 空いているし、素晴らしいランドスケープを楽しめて快適。

 途中、休憩を兼ねて蓼科バラクライングリッシュガーデンに立ち寄った。

 暑かったけれど過ぎゆく盛夏。

 季節を見送るとき、何故人はセンチメンタルになるんだろう。

 

今年はいわゆるお盆休みという形でなく、同僚の多くが休んでいるときに出勤。

静かだし、サクサク仕事が進んで予想通り大変に快適。

来年も家庭事情が許すなら、是非そうしたい。

 

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遡っての7月(4)

2015-11-08 18:46:35 | 映画・演劇・ドラマ・美術

26日

 「空中キャバレー」@まつもと市民芸術館、千秋楽

 

 公演年には毎回行って毎回耳目にするのに、

 毎回ちょっと涙ぐみそうになる

 空中ブランコ乗りの女の子と兵士の物語の場面の空間と語りと音楽が大好きだ。

 これがなきゃ始まらないと思う。

 

 今回のキャバレーで特にとっても気に入ったのは

 サボテンのお話し。

 音楽と歌、キャラクターが楽しかったぁ。

 後半には、密かに、私も一緒に歌って踊ってた。

 また、是非!!

 

 キャバレーには初登場の高泉淳子さんは、

 ピノキオを騙したキツネと猫、そして老女の出てくるお話しの中で

 あ、以前、「ティンゲル・グリム」に出演された方だ!と思い出した。

 「グリム」独特の空気感。あれも面白かったな。

 また観たくなった。

 

 8年前に「ティンゲル・グリム」を観た時の感想

 http://blog.goo.ne.jp/kaorinishina/e/5123c7da5bbf0fa70b0996232b19f267

 

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遡っての7月(3)

2015-09-26 17:38:37 | 映画・演劇・ドラマ・美術

 

11日

 松本CINEMAセレクト上映会@松本市公民館Mウィング

 「ダライ・ラマ14世」 を鑑賞。

  TVで観てきたダライ・ラマさんの笑顔にいつも癒やされてきた。 

  ファンがアイドル映画を観に行くような感覚で出かけた。

  アイドル=偶像。

  例えは悪いかもしれないけれど、

  善光寺のご本尊の前立本尊を拝みに行くようなもの、と。

  ダライ・ラマ14世自身も、映画の中で、 「私は・・」と仰っていた。 

  ((予告編)の中でそれは確かめられる。これから上映されるところもあるようだ。)

  http://www.d14.jp/ 

 

  神仏(と信じるもの)は、

  人々の心の中に宿っている、と 思っている。

  私の心の中にも。

  そして、心が弱ったり、頼りないとき、疲れたときに

  この日のように、

  自分の存在を肯定してくれる人、言葉に、勇気をもらう。

 

12日

 まつもと街なか大道芸4th

  ここ数年、6月、7月が暑すぎ!

  この日も暑かった。

  パフォーマーさんたちも命がけでは?と心配になるほど。 

  あまり暑いと警戒して人も外出しなくなっちゃいます。

  けれども、この日を楽しみしていた私のような人間はもちろん大勢居て、

  公式発表では57,000人の人出があったとのこと。

  お客さんはやはりと言うべきか、お子さん連れ、ご家族連れも多数。

  街なかを回遊してパフォーマーさんたちの妙技を楽しむばかりでなく、

  フェイスペイントや赤鼻付けや、

  ちょっと変わった服(ドレスコードはパジャマ)で小さな変身をして

  非日常を楽しむ人たちの笑顔で街がいっぱい の 幸せな一日になってました。

  私も自分で細工を施した特製Tシャツを着て、楽しみましたよん。

 

16日

 シネマ歌舞伎「三人吉三」@i-ctyCINEMA

  昨年、まつもと市民芸術館でも上演された

  コクーン歌舞伎「三人吉三」を

  演出の串田和美さんが映画用に編集したもの。

  面白かったぁ。

  舞台の、生身の役者さんたちの息づかい、間合い、情感などは

  もちろんとても迫力のある素晴らしいものだった。

  映画はその舞台の見所がぎゅっと圧縮された感じ。

  役者さんたちのアップはあるし、音楽も効いてたな。

  御竹蔵の場面は、映画の方が良かったかも。

  まぁ、これは、舞台を観た回とか、席の位置にもよるのかもしれないけど。

 

18日

 篠山紀信展「写真力」オープニングトーク@まつもと市民芸術館

  松本市美術館 http://matsumoto-artmuse.jp/

  企画展の初日イベントへ。

  申し込み抽選100組に当選したので、同僚と共に参加。

  紀信さん、気むずかしい方かと思っていたら、

  スライドで作品紹介しながら、たっくさんその時のエピソードを語ってくださる  

  楽しい気さくなオジサマって感じの方だった。

  その道の一流と呼ばれる方々は、

  イメージするものが明確なので、お仕事が早いのですね。

  トークショー終了後、

  紀信さんの、ちゃんとした写真集ならきっと高額で手が出ないけど、

  美術館で販売する「図録」は、一般市民に嬉しい金額だったので、

  記念のサインもいただき(あぁ、ミーハー(死語か))、退出。

  初日の今日は美術館は混雑するだろう。

  企画展鑑賞は、また、日を改めて。

   (そして、8月に行ってきたその記録は、いづれの「遡り日記」に。)

 

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遡っての7月(2)

2015-09-23 22:45:03 | 音楽

 

4日

 LUPIN JAZZ LIVE 2nd night

 Ohno Yuji & Lupintic Five with Fujikochan's@レザンホール(塩尻市)

 

  この秋から新しいTVシリーズが放送される「ルパン契ぁ廚硫山擇これまで手がけてきた

  ジャズピアニストにして作曲家・編曲家の大野雄二さん率いる5人のプレイヤーが

  昨年に引き続いて塩尻市へ来る!ので2nd。

  今回は女声コーラスの皆さんも同伴。

  ってことは、”愛のテーマ”も聴けるわけですね。

  しかも、3名のコーラス隊の一人は、

  山下達郎さんのライヴでずっとコーラスを勤めてきた佐々木久美さん!

  これは行くしかないでしょう、と言うことで、行ってきました。

  〜tic、なので、がっつりルパンばかり、ということではなかったけれど、

  や〜、盛り上がりましたね。

  大野さん、おいくつですか?と聞きたくなるほどの熱いプレイもあり〜の、でした。

  そしてギターが、もちろんバンマスお許しの下、だと思いますが、

  ロックっぽいニュアンスで、ギンギン、バリバリ行ってくれる。

  と、ピアノが、トランペットが、サックスが絡んで、ベースとドラムががっちり支えて、ぐるぐるグルーヴ。

  終盤は、ここはロックのライヴ会場か!と、言うくらいの総立ち。タオル振り回しそうな勢い。

  松本のお客さん、熱いなと思ってたけど、塩尻もすっごく熱い。負けてない。

  って、何かを松本市で開催すると松本の住民、塩尻市で開催すると塩尻の住民、ばかりが

  集まるわけでは決して無いということは、わかっていますけど。

  終了後、3枚も買っちゃいました。CD。

  EGO-WRAPPIN’の中納良恵さんがボーカルのものは、もちろん。 

  CDの1枚に、大野さんのサインをいただいて、帰宅。

 

  なお、佐々木久美さんは、今回の達郎さんのライヴには出演しないことが

  後日わかりました。

  え〜!!

  久美さんのパワフルな声、笑顔、ダンス、大好きだったのに。

  久美さんにつられて、一緒に楽しく踊ってたのに。

  とってもとっても残念です。

  でも、事情があってのことでしょう。

  久美さん、この日の夜も、素敵なステージをありがとうございました。

  

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遡っての7月(1)

2015-09-23 17:24:14 | こんなこと

 

7月はたくさん。なので、何回かに分けて。

1日

 敦−山月記・名人伝−@まつもと市民芸術館

 野村萬斎さん演出の、

 野村万作さん、萬斎さんを中心にした、

 中島敦の小説を基にした現代劇、と言って良いのかな?

 上手く書けそうもないので、チラシから引用

 「古典芸能の〈語リ〉の技法や発想、そして〈謡〉や〈囃子〉とい った

 能狂言にある音楽劇の構造を取り入れ、舞台芸能へと変換」 されたもの。

 「山月記」

 あまりにも深い、闇のような、ブラックホールのような

 「アイデンティ」についてへの問い。

 鋭く、冷え冷えと切り立った氷の刃のような峰を思った。

 切ない。

 そこまで厳しく生きないとならないものなのか。

 何も考えていない自分には、近寄れない険しい世界。

 「名人伝」

 ひらりと軽妙。に見えて、これも道。

 

 萬斎さんへのインタビュー記事を見つけたので記しておく。

 『敦〜山月記・名人伝〜』が待望の再演!野村萬斎「生きた証しを作品として残したい」

 http://www.sanspo.com/geino/news/20150529/geo15052911300001-n1.html

 

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「白川夜船」(6月中旬)

2015-09-23 17:12:46 | 映画・演劇・ドラマ・美術

6月21日に書きかけていたものが「下書き」フォルダにあった。

「6月中下旬」に入れるつもりだったのだろう。

書き足して、上げる。

 

12日

 映画「白川夜船」@まつもと市民芸術館

 松本シネマセレクト主催

  

 映画化され、公開されることをネットで知った。

 よしもとばななさんの本は、出版されると当時は端から読んでいた。

 「白河夜船」もその1冊。

 読後の感想は、「う〜ん。よくわからない・・。」だった。

 全体的に陰鬱な感じで気分が落ちた。

 だから、映画化を知って、ちょっと驚いた。

 そして、あれを映画化って、どんな風に?とも興味が湧いた。

 松本でも上映されるんだろうか。

 調べたら、松本でも1日だけだけど、上映されることがわかった。

 本を読んだ頃は若くて理解できなかったけれど、

 今ならわかるかもしれない。

 本は、もう手元になかったので、古本屋さんで文庫本を手に入れた。

 (下書きはここまで。以下付記)

 

 あるコトをきっかけに、落ちて、眠って、眠って、眠って。

 自分でもだんだん怖くなる。

 このままじゃいけないんだとも思う。

 だけど、どうやって起き上がったら良いかわからない。

 眠ってしまいながらも、意識は眼は開けようともがいている。

 誰かが目の前に表れて手招きしてくれた。

 背中に手を添えて、そっと自分が進むべき方向に向けて立たせてくれた。

 ・・あれは誰だったろう。

 ・・自分? それとも自分に繋がる大切な人?

 ・・誰?

 でも、もう大丈夫。

 ちゃんと立って、自分を信じて、生きていく。 

 

 私にもあった気がした。

 きっかけがあったかもしれないが、なかったような気もする。

 けれども、眠って、眠って、眠っていた時期があった。

 半年か1年か。

 眠っている時期、自分に言い聞かせていた。

 今は仕方ないんだ。きっとサナギの時期なんだ。

 そのうちに力が溜まったら、蝶になれるんだ。

 言い聞かせてたあの言葉は、何だったんだろう。

 本で読んだのか、誰かが言ったのを聞いたのか、まさか自分で考えたのか。

 

 映画の「白川夜船」は、本の「白川夜船」の世界をよく表現していたと思う。

 あの、白に近い、淡いグレイの色。 彼岸も此岸も混じり合う、風の強い、寒い、寂寥の砂浜。 

 二人の孤独。 

  映画は生身の役者さんが実際の世界で演じるのを映すものなので、

  イメージ的に違う部分も少しはあったけれど。

 そして、わかった。

 本のことも好きになった。

 ある知り合いに、秘密の処方箋のように、知らん振りしてそっと勧めたくなったほどだ。

 

 吉本ばななさんの本は、私にとって 「キッチン」と「ホーリー」がベストだった。

 これからは「白川夜船」も入れておく。  

 

 (付記の付記)

 付記を書いていて、わかったことがわかった。

 良かった。 

 

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