STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

GLOBE at Night

2011年02月21日 | 星空
GLOBE at Nightは市民参加型、世界規模の“夜空の明るさ同時観察キャンペーン”です。
数年前から国際的な取り組みとして始まりましたが、日本ではあまり注目されていませんでした。
今年、鳥取県米子市在住のIDA会員の方が日本語サイトを立ち上げ、ようやく国内でも本格的な取り組みが始まったところです。
http://hikarigai.net/gan/

本日からキャンペーンの開始になります。
サイトには参加方法など詳しく載っています。

好天に恵まれたので、早速観察してみました…。

♪ アンドレアス・シュタイアー チェンバロリサイタル

2011年02月11日 | 音楽(コンサート)
不眠症解消どころか、眼の覚めるような・・・

○ 日時 2011年2月11日15時40分~17時05分
○ 会場 松本市音楽文化ホール
○ 演奏 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)
○ プログラム
    J・S・バッハ ゴルトベルク変奏曲BWV988

今年初めての大雪。
リサイタル前にバッハ研究の大家、磯山雅氏による講演会があった。以前も磯山氏が来られた時も大雪だったような・・・
 それはさておき。ゴルトベルク変奏曲(自分的には、ゴールドベルグ変奏曲と呼びたいのだが。スペルは、Goldbergですし・・・)は、グレン・グールドによる伝説的なピアノ演奏が有名で、実はこれしか聴いたことがないのだが(グールドは1955年と1985年のふたつの録音がある)、オリジナルであるチェンバロによる演奏だし、それもかなり個性的に掘り下げられた解釈による演奏だと聞いていたので楽しみにしていました。
 前説の磯山氏の話は大変興味深く、知らなかったことも多くあったので、引き続き聴いたシュタイアーの演奏にも参考になった。話しも演奏も聴く(聞く)ことができてとても良かった。講演のタイトルは「躍動する数の理論」というもので、何だろうと思っていたのだが、30あるバリエーションは、3つごと同じスタイルの繰り返しであること。前半(1~15バリエーションと16~30バリエーションははっきりと前半後半を分けるスタイルであること。そのほかいくつもあったが、発展してきたバリエーションが30番目におはクォドリベットという違うスタイルにして、冒頭のアリアを最後に繰り返す時のつなぎになっているという話しも「なるほど!」でしたし、演奏もそのことを念頭に入れて聴き、この曲の知らなかった魅力に触れることができました。
 グールドの演奏は、一切の反復を省略したものでしたが、シュタイアーは反復をし、演奏時間80分に及ぶ大曲になりましたが、長くはなりますが反復があった方が面白く聴けます。
終演後にはサインをいただいてきました。



2月の平らな三日月

2011年02月05日 | 星空
立春を過ぎて、一時的かもしれませんが、暖かくなってきました。
実際は、三寒四温を繰り返すのでしょうけど…。
夕方、月齢2の月が見えました。
2月から4月頃までの三日月は、日没後の西空に輝いている面を真下に向けて、お皿が空に浮かんでいるような形に見えます。
別名「平らな三日月」と呼ばれることもあります。
これは、この時期の白道(天球上の月の通り道)が、西に沈む頃は地平線に立っているような大きな角度で接しているからです。そのため、三日月としては薄明終了時頃を基準に観察してみると、ほかの季節より地平高度が高く見え、見やすい条件になっています。見つけやすい三日月の季節ということですね。
当夜は、みずがめ座の三ツ矢にあたる4つの星々と並んで見えました。
ちょっと変わったランデブー。

小学4年生の星学習

2011年02月04日 | 星仲間
 小学4年生になる姪が、学校の授業で「冬の星座を探す」ことを家庭に帰ってやってみようという勉強があるとというのでやってきました。
 オリオン座を中心にその周辺の星、北極星とカシオペヤ、北斗七星、さらに土星について見えたかどうか確認して、見えた星座のスケッチをとるというものです。
 家ではオリオン座しか分からなかったので、南の空に見えるシリウス、プロキオン、さらにオリオン座のベテルギウスをつなげた冬の大三角。オリオン座に対してその反対側にあるアルデバラン、すばる・・・。北の空に見える北極星、カシオペヤ、北斗七星・・・。それぞれ順番に見つけてみました。土星は、まだこの時間には昇っていません・・・。
 観察中に飛行機の通過があって、意外と大きな飛行機だったらしく、点滅する光点の集まりで飛行機の形がわかるものでした。むしろ、こちらの方が楽しめたようです。
 最近にしては少し寒さも緩んだ夜でした。