STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ サロンコンサート 67th

2012年01月29日 | 音楽(コンサート)
市民タイムス塩尻ホールで行われているサロンコンサート。今回で67回目という。
久しぶりに聴きに行ってきました。

ヴィヴァルディの「四季」全曲をヴァイオリン2本とピアノで演奏するというプログラム。
曲の構造がよく分かり楽しめました。
ヴァイオリンの平波姉妹。以前に増して大きな演奏を奏でていたようです。

休憩時間の、豆工房のコーヒーとケーキ工房「リュミエール」のおいしいケーキも堪能しました。

次回はヴィオラによるフランクのソナタ。これも楽しみ。


○日時 2012年1月29日(日)14時00分~16時10分

○会場 市民タイムス塩尻ホール

○演奏 ヴァイオリン:平波華映、平波智映、ピアノ:木内栄

○プログラム
    スカルラッティ作曲 ピアノソナタト長調 Kk.146
ヴィヴァルディ作曲 2本のヴァイオリンとピアノのためのコンチェルト作品3‐5 RV.519
    ヴィヴァルディ作曲 協奏曲「四季」(春、夏、秋、冬)
    モーツァルト作曲 ピアノのためのロンドKV.485
    J.S.バッハ作曲 2本のヴァイオリンのためのコンチェルトニ短調 BWV.1060
 アンコール:J.S.バッハ「主よ人の望みの喜びよ」


金環日食に向けて(長野県は北限界線が通っています)

2012年01月22日 | 2012金環日食
1月22日付け信濃毎日新聞の、NIE新聞で学ぼうの欄に「5月楽しみな金環日食」という記事があった。
5月21日に観測できる金環日食。今年に入ってから、ほかのマスコミ誌やテレビ等で紹介され始めている。また天文業界においても、いかに観測するか論議が始まっている。

今回の金環日食。多くの人が自宅にいながら金環日食を観測でき、リング状になった太陽が観察できるという大変貴重な機会である。ことに長野県では金環が見られる地域、金環帯の北側の限界線が通過している。この北限界線、もっと具体的に言うと塩尻市~東御市付近を通過している。この線より北側では金環にならず、部分日食にとどまる。
中信地区で言うなら、塩尻市は全域が金環帯に入っているが、隣りの松本市は村井~寿~中山地籍は金環帯に入るが、それより北側は部分日食にとどまることになる。さらに北の安曇野市も部分日食。
北限界線付近では、欠けた太陽がリング状につながるかつながらないか…という状態が比較的長く続き、スリリングな観測が期待できるであろう。そうした特殊な観測条件がそろっているのである。

地方紙においては、そうした地域性を紹介してほしい。
信毎の記事。内容においては全国一般的な内容で残念であったが、近くなってくれば、長野県ではどう観測できるのか具体的な情報提供がなされることを期待したい。

1月17日、GLOBE at NIGHTへの参加

2012年01月17日 | 星仲間
おだやかな夜でした。
14日よりも透明度が良くきれいな星空でした。

観測星図5(極限等級5.5等)は変わらず。
でも星図5と6の中間位見えそうな気がします。
スカイクオリティメータによる測定は19.53等/平方秒。
14日の測定より向上しました。

北には直立して昇ってきた北斗七星。東にはしし座。足元には火星が輝いていました。

GLOBE at Night

2012年01月14日 | 星仲間

GLOBE at Night(グローブ・アット・ナイト)は市民参加型、
世界規模の【夜空の明るさ同時観察キャンペーン】です

1月14日から23日まで、オリオン座の観察キャンペーンが始まります。
観察方法は簡単。
オリオン座の星の配列が肉眼でいくつ見えたか観察します。
観察ノートが用意され、見えた星の配列がどのシートにあたるか選ぶだけです。

あなたも参加してみませんか!
GLOBE at NIGHT

〔追記〕
1月14日、参加してみました。
観察星図5まで見えました。(極限等級5.5等)
スカイクオリティメータ(SQM)による測定も求められていますので測定してみました。
18.90等級/平方秒
多少雲が残った空でしたが、測定中次第に雲も少なくなってきて、SQMによる値も測定するたびに向上してきました。
この時期としてはやや白んだ空でしたので、条件が良ければもっと見えると思います。

塩尻星の会の新年会

2012年01月08日 | 全般
2012年は天文現象の当たり年です。
5月21日の金環日食をはじめ、金星の太陽面通過、金星食、木星食、12月のふたご座流星群も月明かりがなく好条件です。
塩尻星の会の今年の事業計画打ち合わせと、新年会が行われました。
主に金環日食に向けての事前学習会として行う日食メガネの工作教室について。シート状の日食フィルターからどんな日食メガネを作るのかという段取りを決めることができました。そのほか、四季の星空観察会の日程など。
引き続き、新年会が行われました。
今年もまとまっていけそうです。

1月7日の太陽

2012年01月07日 | 星空

昨夜から積雪がありました。数センチ程度でしたが。
日が昇るとすっきりと晴れわたり、木々の枝に積もった雪が輝いています。


今年初めての太陽観測。
新たな黒点群が現れており、活発な太陽面です。
いろんな形の黒点があるものですね。

♪ 立川叔男&筒井一貴 ニューイヤー・バロックコンサート

2012年01月04日 | 音楽(コンサート)



○ 日時 2012年1月3日(火)14時~16時15分
○ 会場 あづみ野コンサートホール
○ 演奏 立川叔男(バロックギター、18世紀ギター、中世フィデル、ハンディングフェレ、ハーディーガーディー、バロックリュート)
筒井一貴(クラヴィコード)
○ プログラム
サンス作曲「ハカラス」
チマローザ作曲「ソナタ」
スペイン王アルフォンソ10世作曲「聖母マリア頌歌」
ルロワ作曲「ブランル」
オットテール作曲「行進曲」
ヴァイス作曲「チャコーナ」

ハイドン作曲「皇帝賛歌の主題による変奏曲」
モーツアルト作曲「グラーフのオランダか歌曲による8つの変奏曲」K24
J.S.バッハ作曲「コラール集」より
モーツアルト作曲「ウィーンソナチネ」第6番

  筒井さんのクラヴィコードは昨年に引き続き聴く機会となりました。立川さんは初めて。6種類の弦楽器(發弦楽器)を使い分け、中世からルネサンス期の音楽を当時の楽器で聴くことができました。実に珍しい貴重な機会でした。
 おふたりとも、演奏された楽器のこと、冬至の演奏方法のこと、作曲者や曲のことなど、トークを織り交ぜて分かりやすいお話しを交えて、演奏時間だけを考えれば結構長いコンサートになりました。そうした時間もあっという間。ホールの空調も止め、40人ほどのお客さんもとても静かに聴き入っていました。素晴らしい音楽空間を教諭できました…。