STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

北小野地区星空観察会

2013年02月23日 | 星仲間
北小野公民館と子ども会育成会による、北小野地区星空観察会が、北小野地区センターで行われました。
2月後半になっても寒い気候が続いていますが、キリッと寒いなか、好天に恵まれ星空観察ができました。

前半は室内で、今夜見られる星空の予習と、3月に接近するパンスターズ彗星の話を聞きました。


引き続き屋外へ出て、天体望遠鏡による星空観察。当夜は月齢13の月が輝き明るい夜空でしたが、何台か用意された望遠鏡に分かれ、月や木星、すばる星団、冬の星座にある二重星など観察されました。
熱心な小学生が多く、時間が経つの忘れ見入っていました。


エル・グレコ展

2013年02月21日 | 絵画・芸術




 2月20日、東京都美術館でエル・グレコ展を見てきました。
到着は11時過ぎだったが、既に20分待ちの表示。以前行ったダ・ヴィンチ展では90分待ちを経験したので、それほどではないが、雑踏の中での絵画鑑賞というのは気がめいるので、比較的空いていると思われる平日を狙っていました。そして、仕事の都合がつくこの日に行くと決めていました。しかし、行ってみると、実は当日はシルバーデーで、65歳以上は無料の日でした。そのせいで混雑していたようです。
 さて入場。音声ガイドを借用し、会場をまわりました。
 エル・グレコというと、宗教画や祭壇画が主な作品なのですが、まずは、グレコによる肖像画でした。今回の展示は、4つの系統に分けて、エル・グレコの作品を総合的に紹介する狙いがあったようです。
 メイン展示は、最後にあった「無原罪のお宿り」という作品。縦3m47cmという大きいもの。聞いた話では、会場の東京都美術館は改修され、そのリニューアルに合わせ企画されたそうです。その改修のひとつには、展示室の天井高を上げることがあり、改修前では、「無原罪のお宿り」は展示できなかったことになります。この作品、ほんとうに見上げるような作品で、描かれている人物も10頭身くらい細長く伸び、まさに天へ昇っていくような錯覚を覚えます。ほかいくつかの作品もそうです。
 26年前のエル・グレコ展。圧倒される感銘を受けたことを今でも覚えていますが、この時は今回より展示数こそ少なかったかもしれませんが、大型の作品ばかり展示され、インパクトの強さとしては、以前の方が大きかったように思えます。
 それでも、じっくり見ることができた。良かった。良かった・・・。


丘中学校連携教養講座「日食から広がるサイエンス」

2013年02月16日 | 星仲間
 昨年5月21日の金環日食では、塩尻が金環として見られる北限界線に位置し、金環帯の限界を測ろうとした日食グラスによる観測が行われました。
 その成果のひとつとして、塩尻市立丘中学校科学部による観測報告と、2012金環日食日本委員会副委員長として活躍された大西浩次さんによる講演会という2本立てです。
 丘中学校科学部による発表は、全校生徒の約8割にあたる約500人の生徒による金環時にリングに見えたかどうかの報告を元に、科学部の皆さんによる独自の検証によって、北限界線の位置を導き出したという発表でした。その結果は、いくつかあった限界線予報のうち、最も確からしいと言われた「相馬‐早水予報」に一致していたものです。倍率1倍による日食グラスを使って、事前講習はあったとは言うものの、天体観測をしたこともない全校生徒のほとんどが参加したデータを使っての研究は、まさに”素晴らしい”の一言でした。
 大西先生の講演は、昨年の金環日食でどこまで正確な太陽直径が求められたか、全国の観測、特に北限界線が通った、神戸ー京都ー塩尻ー上田ー南相馬の観測成果について言及されていました。また今年の2大彗星のお話しも・・・。
 終了後、塩尻星の会主催による懇親会が、大西先生と丘中学校科学部特別顧問の宮下和久先生を交えて行われ、今回の日食観測の成果をさらに広げようと話に花が咲きました。

○大西先生の講演会


○終了後、丘中学校科学部の皆さんを激励する大西先生


○懇親会の様子


月齢1の月

2013年02月11日 | 星空


月齢1の月を見ました。
水星の東方最大離角と火星も近くにいて、3天体の接近の様子を楽しめると思っていたのですが、雲がかかり、水星と火星は望めませんでした。
月を見つける直前に水星は見えたのですが・・・。
山の端に沈むまでわずかな時間でした。

日食から広がるサイエンス~講演会&発表会のお知らせ~

2013年02月07日 | 星空


塩尻市では、昨年5月21日の金環日食にさしては、公民館から呼びかけたところ、多くの市民の皆様に観測をしていただきました。この日食は、天体ショーとして眺めて「楽しみ」「感動」できただけでなく、私たちの「日食めがねで見る」という観測からも、宇宙の不思議を研究するための貴重な成果を得られることができました。

その成果のお話しを大西浩次先生から講演を、丘中学校科学部からは、全校生徒による日食めがねの観測から、金環帯の北限界線を求めることができた研究発表をお聞きします。

日時 2月16日(土)13時30分から
場所 吉田地区センター


どなたでも参加できるそうなので、お近くの方は聴きにきてみてください。


小惑星2012DA14の接近

2013年02月07日 | 星空


2月16日早朝、地球に接近する小惑星2012DA14。
地球から約3万4000kmを通過します。静止衛星の軌道より地球に近づきます。
最接近時、日本時間朝4時24分頃には約7等星の明るさ。双眼鏡でも見える明るさになります。
図は、塩尻における夜空の通過経路です。
さて実際見えるでしょうか。

郷福寺の節分会

2013年02月03日 | 地域社会


郷福寺の節分会。

郷福寺の成田不動尊は明治18年8月上総の国成田山新勝寺よりご分尊を慣習申し上げ、爾来、信州松本平の成田不動尊として、遍く私たちにご利益をお授け下さっています・・・

2月3日の節分の日に毎年行われています。
曜日に関係なく行われているので、今年のように日曜日という機会はなかなかありません。

裃を着た年男や関係者が不動堂から、豆や抽選券の入った袋を「福は内」の掛け声に合わせて一斉にまきました。

大勢の人で賑わっていました。