STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

本日の太陽

2011年11月26日 | 星空
来年の金環日食に向けて、太陽を試し撮りです。


太陽の全体像がある程度の大きさで写せる機材を…と、以前あったボーグ76EDを用意。しかし、減光用に対物キャップにφ52mm径のD5フィルター(10万分の1に減光)を付けるため、専用の対物キャップをようやく探し出して、本日いざらためし撮りとなりました。
一列に並んだ黒点群が4つありました。

構図の東西南北はめちゃくちゃです。
トリミングして、太陽像いっぱいに大きくしてあります。
ピントはもっと追い込みが必要!(なので見せるほどの写真ではありません)

サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました(その4)

2011年11月23日 | 2012金環日食
日食観察会の企画についてのアドバイスをいただきました。

・発砲トレーを使ってピンホールをつくろう
 手軽につくれますし、たくさん用意して一人ひとつづつ渡すこともできるかも。


・日食中の太陽の輝きの変化で太陽光発電量の変化をみる

 最近は太陽光発電パネルをつけた公共施設も多くなってきました。そうした施設では、一目で発電量がわかる発電量の表示するパネルなどがあるところが多いです。その数値を記録しグラフ化。そうでなくても、太陽が欠けていくうちに、だんだんと発電量が低下してくるでしょうから、そうした数値を見ているだけでも実感できるのではないでしょうか。


・日食めがね
 眼視観察用の遮光シートが販売しています。それを切って日食めがねを工作し、当日持ってきてもらったり、作り溜めしておいて、観察会の貸し出し用に使うのも良いかもしれません。


・自作の日食早見盤
 観察会の企画ではないですが…。ちょっとびっくりしたのはこれ!
 今回の日食の次の日食は何時起こるのか?そうした疑問を星座早見盤のようにいくつかの盤を回して調べることができるもの。地球の公転や朔望月の周期など、小数点以下あるので長い期間では使えないようですが、数年間の日食についてはわかるそうです。これを自作したのはたいしたもの!


いろいろと学ばせていただきました。
まだまだ紹介していないものもありますが、当日への準備の参考にしたいと思います。

♪ ウィーン室内合奏団

2011年11月23日 | 音楽(コンサート)

○ 日時 2011年11月23日(祝)14時分~16時
○ 会場 松本市音楽文化ホール小ホール
○ 演奏 ウィーン室内合奏団
○ プログラム
     ドヴィエンヌ ファゴット四重奏曲第3番ト短調作品73-3
     モーツアルト ディヴェルティメント第7番ニ長調K205
     シューベルト 八重奏曲ヘ長調D803
  アンコール
     J・シュトラウス ポルカ・シュネル「大急ぎで」作品230
     J・シュトラウス ポルカ・シュネル「スポーツ・ポルカ」

ここ音楽文化ホールが去る6月30日の地震により被害があったため、主ホールが当分の間使えません。当初主ホールでの開催だったのですが、被害のなかった小ホールに会場を変更しての開催となりました。席数190席に限られるため、昼夜の2回公演でそれぞれ違うプログラムというちょっと贅沢な企画となっていました。
 自身も久しぶりの生演奏。都合により昼の部しか聴きに行けませんでしたが、心身ともリフレッシュできました。
 小ホールということで、音響面が心配でしたが、主ホールのような透明感のある残響はないですが、容積が小さいためか、音が大きくはっきりと聴こえます。残響より直接音が主だと思いますが、思っていたより良い音で聴けました。ステージも近く、臨場感もあります。安曇野のホールで聴くような感じか?
 演奏もすばらしくウィーンの音楽を堪能できました。モーツアルトの第2楽章、シューベルトの第3楽章のアダージョは実に味わい深い演奏でした。またシューベルトの両端(第1、第6)楽章は、起伏に富んだ表現で曲の全体像にメリハリをつけていました。
 本日日本公演の初日だったようです。


サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました(その3)

2011年11月23日 | 2012金環日食
太陽を直接観察しなくても、日食の観察ができます。

ピンホールカメラの原理から・・・。

・木漏れ日を観察してみよう
 木漏れ日の光を観察すると、日食中は欠けた太陽を反映した形になります。
 金環中は、木漏れ日がリング状になります!
 ただし今回の金環日食は早朝に起こるため、太陽高度が30度ほどで、地面に見える木漏れ日は観察しにくいと思われます。垂直から30度ほど傾けた面に映すときれいなリングの木漏れ日が観察できるでしょう。


・木漏れ日のかわりに

 木がなくても、ブラインドウの隙間、カードのパンチ穴、また自分指で隙間をつくって木漏れ日状態を作り出すことで、欠けた(金環中はリング状の)太陽の形を観察できます。これなら映し出す場所も自分で工夫できますね。


・鏡ピンホールを使ってみよう
 アクリル製などの鏡を小さな切れはしに切って、日食中に光を反射させ、遠くの面に映してみよう。
 これも日食中では欠けた(金環中はリング状の)太陽の形になります。大きな鏡ほどより遠くに映し出す必要があります。無理のない距離に映すためには、アクリル製の鏡を小さく切ります。鏡を支える支持金具に取り付けて、映し出してみると良いでしょう。


サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました(その2)

2011年11月20日 | 2012金環日食
サイエンス・アゴラで学んだこと。
今回の金環日食は大変貴重な観察機会です。

・今回の金環日食では、日本の人口の約7割が住んでいる所に居ながら金環日食を見ることができる。そうしたチャンスは極めて稀なこと。東京では、前回居ながら見られたのは170年前であった。


・私が住む長野県中部では。金環が見られる区域(金環帯))の北限界線が通っている。そこでは、月縁のでこぼこにより、太陽の光がちぎれて見えるベイリービーズが長めに見られる(らしい)。


・日食は宇宙の広がりを実感できる。
 太陽は月より遠い。日食では太陽の手前を月が横切る。
 金環日食では、皆既日食より、そのことがより実感できる!


サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました。

2011年11月19日 | 2012金環日食
来年5月の金環日食に向けて、たくさん学んできました。

 金環日食観察の安全性確保の大切さ・・・

・上の写真、金環中の風景写真だそうです。金環中とは気づかない明るさです!


・下の写真、天体望遠鏡で安全に観察できる投影法。しかし小さな子どもをはじめ、不特定多数の人が来る観察会では危険が伴います。でもその危険を少しでも回避する秘術を教えていただきました。



満月翌日の月面

2011年11月12日 | 星空
山形村ミラフード館にある天体観測室。
40センチ反射に搭載されている15センチ屈折で、満月翌日の月面を撮りました。

追記
ミラフード館天体協力者の会による、毎週土曜日天文台公開の当番の日です。
開会19時に遅れ、別の当番の方が空けて、お客さん(2家族8人)へのガイドをされていました。その方のお知り合いで、早い時間から見たいとのことで、連れてこられたようです。
東の空に昇った月齢16の月と木星を観察していただきました。
お客さんが帰られた後、望遠鏡直焦点による撮影です。
カメラはオリンパス ペンE-PL1。
フォーサーズ規格で、フォーマットサイズが小さいので直焦点でも前景がはみ出してしまいます。
シーインクはいまひとつ。写り具合もまだまだ・・・です。



グリーンエネルギー?

2011年11月05日 | 科学・技術
太陽光など自然エネルギーで発電した電力を、グリーンエネルギー(グリーン電力)というらしい。
グリーンエネルギーを使って、環境に配慮したイルミネーションやライトアップを…という動きがある。

そこまでしてイルミネーションを点けたり、ライトアップしたい?

夜は暗いままにしておくのが、自然への配慮ではないだろうか…。

四季の星空観察会(11月5日)

2011年11月05日 | 星仲間
いこいの森公園の天体観測ドームで行われている「四季の星空観察会」。
今年最後の観察会でしたが、あいにくの雨模様の天候で観察できず。
今年は7回実施。晴れた日は常時20~30人ほど参加。
来年の計画はまだ決まっていませんが、さらに盛り上げていきたい。

ミニボーグによる月面

2011年11月03日 | 星空
来年5月の金環日食の撮影機材はどうしようか?と、とりあえずありあわせの機材で月面を撮影してみました。
トミーテックのミニボーグ45EDに、オリンパス ペンE-PL1ボディを装着してみました、

トリミングなしとトリミングしてレベル調整したものを掲載します。




ミニボーグ45EDは焦点距離325mmではありますが、フォーサーズ規格のフォーマットでどの程度の大きさに写るか?を確認したかったのです。

意外と小さいです。
このくらいトリミングして全体像が分かりやすく写ってくれる感じです。
もう少し長い焦点距離の機材が必要ですね。