STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

四季の星空観察会(5月26日)

2012年05月26日 | 星仲間
博物館「地球の宝石箱」となりにある天体観測ドームの公開日。
今年の使い初めであり、まだ空が明るい時間に集まり、ドームと31センチ反射望遠鏡のメンテナンスと清掃作業を行いました。


引き続き夜になって、四季の星空観察会。
曇りがちの天候で、参加者は少なめでしたが、日食から5日目の月と、しし座に輝く火星を観察していただきました。
おとめ座に輝く土星は雲の中。次回の観察会までお預け!となってしましました。
次回はスッキリと晴れ渡って、たくさんの天体と出会えるように!

金環日食

2012年05月21日 | 2012金環日食
いよいよ当日を迎えました。
皆さんのところもそうだったと思いますが、好天に恵まれリングの太陽を見ることができました。
全国的に一大フィーバーとなった今回の金環日食、多くの人がこの自然の摂理ともいえる貴重な自然現象を堪能できたと思います。

さて・・・
朝早く、松本空港、信州スカイパークの南端にある駐車場に向かいました。
すでに何人かが集まり望遠鏡や写真機材を準備していました。


NHKの中継スタッフも来ていました。
ここで撮影された映像は、朝の「おはよう日本」や日食特番の中で紹介されるそうです。


日が昇ってきました。
この頃はまだ雲が多かったのですが、次第に晴れ間が多くなってくる様子がわかっていましたので、安心して迎えていました。太陽の右、彩雲も見えていました。


さて日食の始まりです。
太陽の右上から欠け始め、次第に大きく欠けてきました。


そして・・・
7時34分。いよいよ金環となる時間。
急速に二つの角がくっつき始め、繋がったかどうかという時に、明滅するベイリービーズ!
1分間以上続きました。
思わす歓声を上げながらカメラのモニタ画像を見てシャッターを切っていました。


周囲の木陰には、こんな木漏れ日が・・・


観測会場となった駐車場には、国立天文台の福島先生も来られ観測されていました。
金環後、ちょっとお邪魔し機材を見せていただきました。



充実した時間があっという間に終わってしまいました・・・。


さて、日食グラスでリングになったかどうか・・・の観測ですが。
モニター上の目視では、月の凸凹が目に映るように分かりましたので、一番深い谷の底までは繋がらなかったと見えました。その点では、ここでは金環にならなかったと言えます。
しかし、日食グラスでは繋がって見えました!
これはベイリービーズによるものだと思います。
市内各地、全国の観測で、その結果が分かってくると思われます。




金環日食まであと1日

2012年05月20日 | 2012金環日食
金環日食まであと1日!
市内公民館で行われた、これで最後となる金環日食事前学習会と日食グラスの工作教室が行われました。
日食グラスの台紙には、各自思い思いの装飾がされていました。
講座の最後に、バックのカメラマンに制作した日食グラスを向けて記念撮影!
明日は天気が良くなれば良いですね!




金環日食まで後8日~肉眼黒点出現中~

2012年05月13日 | 2012金環日食
肉眼黒点出現中!
太陽面に大きな黒点が出現しています。日食グラスで見てみました。何種類か試してみましたが、種類によっては何とか見えるグラスがありました。濃度の濃くないタイプの方が確認しやすいようです。


3倍日食オペラグラスっていうのがあったので試してみました。こちらはクッキリと黒点を確認できました。


太陽投影板でみると細部まで見えます。(写真ではつぶれていますが)


この黒点、金環日食の日までには西に没してしまいそうですが、当日は黒点がたくさん、賑やかな太陽面だったら楽しいですね。

♪ アンサンブル・セバスチャン・室内楽コンサート2012

2012年05月12日 | 音楽(コンサート)


 塩尻の「四季」に酔う。

○日時 2012年5月12日(土)13時30分~16時15分
○会場 塩尻市文化会館 レザンホール中ホール
○演奏 アンサンブル・セバスチャン
    ピアノ:木内栄  ホルン:濱一  ヴァイオリン:平波華映、平波智映
    バリトン:松島誠治  ソプラノ:倉科有紀
○曲目 ヴィヴァルディ 2本のヴァイオリンのための協奏曲イ長調
    ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四季」
    モーツアルト ホルン協奏曲第1番ニ長調
    モーツアルト オペラ「魔笛」より3曲
    モーツアルト ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」
    アンコール
    モーツアルト オペラ「魔笛」より
    モーツアルト アヴェヴェルム・コルプス

 年1回の楽しみなコンサートです。地元塩尻に根ざした音楽家が集まって、室内オーケストラを結成します。
 年々レベルも上がっていることを感じられることは、すばらしいことです。四季の独創ヴァイオリンを弾いた智映さん、なかなか表現豊かなソロを聴かせてくれました。オーケストラも熱演です。
主宰の酒井さんや小口市長のあいさつでも、塩尻の「四季」に酔う・・・と言っていました。今回のステージは、まさにそんなかんじです。
あとは、ホルン協奏曲も良かったですね。
 最近聴きに行く機会が少なくなりました。久しぶりの生演奏でした。


金環日食限界線観測プロジェクト

2012年05月12日 | 2012金環日食
金環日食まであとわずか。
長野県は金環が見られる北限界線が通過しています。
リングとして見られるかどうかきわどい地域として、全国的にも注目されています。

さて「金環日食北限界線共同観測プロジェクト」が立ち上がり、その観測メニューのうち、「日食グラスで限界線を観測しよう」という取り組みがあります。
限界線は、計算上どこを通過するかはわかっていますが、太陽の大きさが確定したいないため、予報によっては数キロの誤差があります。また月の凸凹の状況をどうみるかによっても変わってきます。
さらに、日食グラス(肉眼)でリングに見えたかどうか観測することで、日食グラスによる限界線を求めようというメニューがあります。
塩尻市の小中学校12校、公民館、平出博物館と、上田市の小中学校19校では、日食グラスによる限界線観測に参加することになりました。
計算上の限界線より南になる、いや北になるなど、専門家のなかでも見解が分かれているのです。
それでは、実際に確かめてみよう、というのはこの取り組みなのです。
塩尻市と上田市による観測・・・。参加される児童生徒、地域の皆さんと一緒に、長野県では日食グラスによる限界線がどこを通ったのか、線を描いてみたいと思います。

スーパームーン

2012年05月06日 | 星空
今年最大の満月です。
天候が回復し撮影することができました。


それにしても、昼間は荒れた天気でした。関東地方では竜巻が発生し被害もあったとか…。
そうした余波もあってか、当夜は冬のような荒れた気流のため、細部がよく写りませんでした。
同じ機材ですが、昨夜の写真と比べていただければ一目瞭然。

撮影中、月夜に飛行機雲が長くたなびき、あたかも大彗星のようでした。

えんぱーくで、金環日食おはなし会

2012年05月05日 | 2012金環日食
えんぱーくで、金環日食のおはなし会がありました。
下西条みどりの会と塩尻星の会の協力による催しです。
一見異分野の会が協力できたのは、とても良いこと。今後も交流ができれば良いですね。

下西条みどりの会、鈴木会長のあいさつ


年配の参加者から、昔日食を見た時、学校の先生から、ガラスにすすを付けた板を使うことを薦められました。その観察方法がいけない方法であると知り意外でした…。
そうした方への、正しい観察方法の周知ができたことが収穫でした。


最後に、金環日食限界線共同観測プロジェクトへの参加PR