STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

冴えわたった夜空

2012年02月27日 | 星空
西空に見えた木星と月のランデブー。
その下に明るく輝く金星。
すっきりと冴えわたった透明度。
月齢5の太めの三日月にも関わらず、肉眼で地球照が見える!

明日の朝も寒そう・・・。

CAFE VALOの週末ミニミニ講座(2月25日)

2012年02月26日 | 2012金環日食


松本市梓川にある喫茶店、CAFE VALOさんが企画された「週末ミニミニ講座」でお話しをしてきました。
この講座は昨年から始まり、主に店の常連客らが講師となって、蝶、火の見櫓、方言などをテーマとして行われてきたそうです。今回は星の話ということで、縁あってお呼びいただきました。募集のなかでは「MISSION VALO 天空に輝く星達と語らうドラマチックな夜」(店主が作成)という多少誇張感がある表題で行われました。
観察会前に話をするときは、パワーポイントによるスライド上映が多いのですが、大人数ではないので、写真をA4にプリントしてそれを見せながら、また星ナビの星座早見盤キットを作成し、写真の天体の位置を見つけながらの説明となりました。写真も四季折々の天体を網羅しているわけではないので、とびとびの要点をお話することになりましたが、それでも時間は結構過ぎてしまいました。
もちろん、5月21日の金環日食にも触れました。ここ(梓川)では金環にならないですが、大きな円弧状の太陽が欠けた方向が最大食中心に「くるりっ」と回転してみえることを紹介、結構楽しめますという紹介をさせていただきました。
結構年代幅広く12名の参加者熱心に聴いていただき、やりがいがありました。

CAFE VALO・・・
おいしいコーヒーをいただけるので、普段行かれるのもお勧めですよ。

♪ 松本バッハ祝祭アンサンブルⅢ

2012年02月12日 | 音楽(コンサート)

○日時 2012年2月11日(日)12時30分~13時30分(講演)
               14時~15時45分(演奏)
○会場 松本市音楽文化ホール小ホール
○演奏 松本バッハ祝祭アンサンブル
    指揮・チェンバロ 小林道夫
    講演 磯山雅
○講演 わかれば楽しいフーガの技法
○曲目 J.S.バッハ フーガの技法BWV1080
    自筆譜にもとづく松本バッハ祝祭アンサンブル版
○編成 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダカッチャ、ファゴット、チェンバロ

 ここ音文で行われたブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲に続き、今回は第3弾としてフーガの技法が取り上げられた。フーガの技法・・・ちょっと難解な曲です。
 冒頭行われた、磯山先生によるレクチャーから・・・
 バッハ晩年の曲。作曲にフーガを多用したバッハの曲の集大成で、これを出版し、次代に伝えようという曲として作曲された。楽器の指定はない。コンサート用に書かれた曲ではない。最後の三重フーガは未完成に終わった。この最後の曲は、フーガの技法の主題を使っていない。3つ目のフーガは“b-a-c-h”。未完の部分のあとに、さらに元のフーガを重ねて四重フーガに発展させ曲を終結させることを見込んでいたのでは?という推測がある。(バッハすべての曲にあてはなるが)人間の耳を超えたところに照準を合わせているようだ。声楽曲の集大成は、ロ短調ミサ曲で、フーガの技法は器楽曲の集大成といえよう・・・
(講演のメモより)

 曲ごと編成が変わり、変化があって面白かったです。オーボエ・ダカッチャは、楽器が湾曲した形で初めて間近でみました。オーボエとの音色の違いもハッキリ!
 小ホールのデッドな響きが残念でしたが、講演を聴いて、演奏を聴いて、バッハの偉大さを改めて感じました。
やはり最後、3つ目のフーガが重なったあと曲が途切れ、バッハ晩年に口述で付け加えられたというコラール曲で感動的な場面となりました。


最後に、磯山先生、小林先生、コンサートマスターの桐山さんからサインをいただきました。(CDは、小林先生のチェンバロですが)







北小野公民館の星座観察会(2月11日)

2012年02月11日 | 星仲間
北小野公民館の星座観察会に行ってきました。
親子づれの方中心に、申込みのあった12人ほどが参加されました。
はじめに、北小野地区センターの会議室で、今夜見える星空についてと、5月の金環日食の予習をしました。


そのあと屋外に出て、用意した4台の天体望遠鏡により、金星、木星、すばる、オリオン大星雲などを観察しました。同じ対象でも、望遠鏡が違うとまたそれぞれの天体の表情があるようです。木星なら木星を、かわるがわる見比べていました。

観察会場は北小野地区センター前の芝生スペースで、駐車場内の外灯は、公民館の計らいで消灯していただきましたが、国道向かい側にあるスタンドの照明は少し気になりました。それでも、空自体は暗くて透明度良く、望遠鏡での観察だけでなく、肉眼で眺めて冬の星座を探しまわる人が多かったです。しばし冴えわたった星空を堪能するひと時をつくることができました。

諏訪湖に御神渡りが・・・

2012年02月04日 | 自然
諏訪湖に御神渡りが出現しました。
御神渡りは寒暖の差で、湖の氷の割れ目がせり上がってできる現象です。
昔から、諏訪大社の神様が湖を渡った跡だと言い伝えられてきました。

暖かい冬が多い最近はなかなか見られなくなり、今年の出現も2008年以来4年ぶりとのことです。
見に行ったところ、一見小規模な氷のせり上がりと思われます。今後成長するのでしょうか。
諏訪湖周囲2、3箇所巡ってみましたが、、氷が割れて再結氷したと思われる、ほかでは見られない氷の表情をいくつか観察できました。