STARLIGHT NIGHTS

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♪ 教会で聴くヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの調べ  品川聖プロデュース・南信州阿智村コンサートⅣ

2013年12月21日 | 音楽(コンサート)






○日時 2013年12月21日(土)14時10分~16時00分
○会場 南信州チャペル
○演奏 ヴィオラ・ダ・ガンバ:品川聖
チェンバロ:曽根麻矢子
○プログラム
J・S・バッハ/グノー:アヴェ・マリア
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV988より「アリア」
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバのための27の小品より2曲
ヘンデル:組曲第5番ホ長調HWV430より「エアと変奏“調子のよい鍛冶屋”
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調BWV1028
スカルラッティ:ソナタK9、K10
ラモー:新クラヴザン組曲より2曲
F・クープラン:クラヴザン曲集第4巻第27オルドルロ短調より3曲
マレ:ヴィオル曲集第2巻よりスペインのフォリアニ短調
アンコール
 J・S・バッハ:G線上のアリア
 きよしこの夜

品川さんと曽根麻矢子さんとの夢の競演です。品川さんの弟さんが阿智村在住ということで、この地で企画され4回目。
会場は、南信州チャペル。アマチュア天文家が牧師さんをされているチャペルなのです。
早めに到着したので、教会周辺を散策。建物の裏にスライディングルーフが…。ちょうど、本人にもお行き会いでき、開会前のお忙しい中、スライディングルーフの鍵を持ってきてくれ、中を見せていただきました。最近は、この地も空が明るくなり、30分ほど車で出かけると良い観測地があるので、スライディングルーフの望遠鏡で自動撮影をしている間、観測地に出かけてそれぞれで撮影されているとの話もお聞きしました。撮影されている天体写真は以前から拝見しているのですが、日ごろの努力の賜物ですね。
さて・・・。
曽根さんのチェンバロ、生演奏は初めてですが、木のぬくもりのある教会の心地良い音響もあって、素晴らしい演奏会でした。
なかなか聴く機会のない、F・クープランとラモーのクラヴザン曲が聴けたのが良かったです。
最後は、アンコールの「きよしこの夜」(クリスマスも近いし、教会ですし・・・)で、参加者皆の合唱でお開き。
受付で販売されていた曽根さんのCDのうち、2枚購入し、サインもいただいてきました。



♪ ミッシャ・マイスキー、チェロリサイタル

2013年12月05日 | 音楽(コンサート)




○日時 2013年12月5日(木)19時00分~21時25分
○会場 松本市音楽文化ホール
○演奏 チェロ:ミッシャ・マイスキー
ピアノ:リリー・マイスキー
○プログラム
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D821
シューマン:民謡風の5つの小品集作品102
ブリテン:チェロソナタハ長調作品65
アンコール
 カタロニア民謡(カザルス編曲)鳥の歌
 シチュドリン:アルベニス風のスタイルで
 R・シュトラウス:朝に
 ファリャ:火祭りの踊り
ラフマニノフ:ヴォカリース

マイスキーが松本に来たのは、2001年以来とのこと。確か、前回も聴いています。今回は、娘さんがピアノ伴奏者としてご同行です。
以前より、懐の広い演奏になっていました。結構個性的な表情をつける弾き方です。その分、無伴奏は、ちょっと自分の趣味には合わない気がしましたが、ルペジョーネ・ソナタは絶品でした。休憩後のシューマンも同様。
ブリテンのソナタは、なかなか聴く機会のない曲です。曲自体も個性的で面白く聴くことができました。フィナーレの情熱あふれる演奏に、私たち観衆も湧き上がり、アンコールは5曲も弾いてくれました。