STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

霰(あられ)

2008年02月23日 | 気象
暖かい陽気から、天候下り坂。
昼間は一瞬の雨から、霰(あられ)に変わった。
降り積もった霰を見ると、なんと粒ぞろいなのだろう・・・!
(発泡スチロールの粉々になったよう)

次第に雪と変わり、夜には真冬に戻った厳しい寒さとなった。

講座終了

2008年02月20日 | 星仲間
20日の講座も無事終了!

この時期の催し物は、天候(特に寒さ)の影響が大なのだが、昼間は久しぶりの暖かさで、期待大の予感が、夜には雪降りに逆戻り。
案の定、それほどの聴講者ではなかったが、終了後すぐに帰られずに、ねぎらいの声をかけていただいた方が何人もいらしたのは嬉しかった。
とりあえずやった甲斐があったのかな・・・?
少し安堵しているところ・・・

「オリオン座の星を数えよう」という観察用紙を配ったけれど、やってもらえるかな?


国際宇宙ステーションの通過(2月18日)

2008年02月18日 | 星空
予報は載せませんでしたが、18日も好条件の通過が見られました。
通過場所は16日とほぼ同じコース。
しかし、絶好の良い空でまばゆく輝く光点が動いていく様子が分かりました。
明るさはマイナス3等程度だったでしょうか?
出現は18時07分頃で西の空。高度が上がってきた頃気づきましたが、見えなくなるのは18時09分頃で南東の空。山際低くなるまで長い時間見えてました。



国際宇宙ステーションの通過(2月16日)

2008年02月16日 | 星空
昼間は真っ青な青空の好天。
でも20日の資料づくりで、家の中に引きこもっていた。

夕方から雪雲(雪は降らなかったけど)が覆い始め、国際宇宙ステーションの通過が見られるか危うかったのですが・・・。
紹介しました予報により、何とか見ることができました。

中央付近の光跡がそれです。
ご覧のとおり、雲を通しての通過でした。

すばると月の接近

2008年02月14日 | 星空
昨日書いた国際宇宙ステーションの通過。
星図が15日と16日のが逆になっていました。
現在は訂正してあります。


さて今夜は、すばる(プレアデス星団)と月が接近。
月の背後に星団の星が隠れる時は、「蝕」と呼ばれる。
すばるの時は、「すばる蝕」
今回は蝕にはならず通過のみ。
こうした通過・・・というか、接近した場合に「犯」と呼ぶこともある。

冬型が強まり、西山から雲がちぎれ流れてくる天候だったが、月の周囲は雲の影響は無く、透明度良好で双眼鏡でも強い月光の中、すばるの星群が見えた。

写真もアップします。
(※今回からできるだけ撮影データもアップします)
2008年2月14日 20時34分
フジフィルム ファインピクスS5Pro
AF-Sニッコール 70-300mm (300mm F=5.6)
ISO400
露出2秒

ここ数日の星空は

2008年02月13日 | 星空
寒気が入って、再び寒い陽気の逆戻り。
ちょっと手軽に見られる星空現象を紹介・・・。

■すばる星団と月の接近
この日上弦の月とおうし座のすばる(プレアデス)星団が並んで見えます。
双眼鏡で月を見てみると、すばるの星群が近くにあるのがわかるでしょう。
日没から夜半が見やすいです。

14日訂正・・・通過図が逆になっていました
■国際宇宙ステーションの通過
現在はスペースシャトル「アトランティス」とドッキング中ですが・・・。
こうした人工衛星の類は、日没後か日の出前の数時間にうちに、日本上空を通過すると、地上は夜でも、人工衛星の軌道上ではまだ太陽の光が当たっているため、輝いて見えることがあります。
そうした通過予報のサイトから、塩尻で見える通過予報を引用します。

○2月15日
18時38分から18時41分の間
北の空(北西から北東へ通過。北極星近くを通ります)



○2月16日
18時59分から19時02分
西の空(西から東へ。オリオン座の右下で地球の影に入り見えなくなります)



ただし、予報は変わることがあり、数分ずれることがあります。

来週は・・・

2008年02月12日 | 星空
最近としては暖かい陽気だったが、昼間一時雪が舞っていた。
夕方には好天に向かい、天空には、太い三日月が見えた。
ベランダから望遠レンズで撮影。

来週2月20日には、某講座で話をしなければならない。
ここしばらく、その資料づくり。
いわゆるパワーポイントというものに、説明書きと画像を貼りつけている。
話術がない分、視覚的に見て分かってもらうものを作らなければならないが、それがなかなか難しい。
全体の構成は決めてあるのだが、遅々として進まない。
もうすぐ1週間前になってしまう。
まだ焦りはないのだけれど・・・。

手前味噌の内容ですが、星の話に興味がある方はどうぞ!


♪ 安江佐和子・マリンバ・リサイタル

2008年02月11日 | 音楽(コンサート)
大勢のお客さんが来ていて、ホール前の駐車場も満杯でした。

○日時 2008年2月11日(日) 14時05分~15時50分
○会場 あづみ野コンサートホール
○出演 安江佐和子(マリンバ)
    竹花千景(ピアノ)
○プログラム
   シュミット ガーナイア
   アイルランド民謡 ロンドンデリーのうた
   ショパン 黒鍵のエチュード
   ハチャトゥーリアン ヴァイオリン協奏曲第2・第3楽章
   バッハ メヌエット
   バッハ ヴァイオリンソナタ第4番より“ラルゴ”
   法倉雅紀 ソロマリンバのための“わらべうたによる即興曲”
   ブルガリア民謡 Jzpoved告白
   エドワーズ マリンバダンス
   (アメージング・グレイス)
   モンティ チャルダッシュ
アンコール
   サン・サーンス 白鳥
   ?


マリンバって、こんなメロディックな楽器だっけ?
柔らかく、時に力強く・・・。多彩な響きに魅了された。
もともとマリンバ用の曲は少ないので、プログラムに用意された曲はほとんど編曲物だが、それにしても、まさにマリンバのために作られた曲としか思えないような素晴らしい音楽でした。
安江さんのトークはとても楽しく聞かせてくれた。もともと自分のマリンバを自家用車で運んでコンサートに臨まれているそうだが、積雪がある時期で距離が遠い安曇野まで・・・というリスクをさけて、今回は、遠藤さんという諏訪の方のマリンバをお借りしての演奏だったそう。
トークの中でも、サイトウキネンのメンバーで先日亡くなられた、女性コントラバス奏者の都筑さんにまつわる話には、思わず目頭が潤み、アメージング・グレイスを演奏された。

※アメージンググレイスは、プログラムにはなかったし、アンコールでもないので、カッコ書きで載せました。
※都筑さんのことは、このコンサートを主宰したDivertimentoさんのサイトにも紹介されています。改めて、ご冥福をお祈りします。

それにしても、この響きの良い小さなホールでマリンバの響きを堪能できたのは、とても充実した時間を過ごせた気がしました。


♪ 松本バッハ祝祭アンサンブル

2008年02月03日 | 音楽(コンサート)
この冬一番の大雪。
15cm以上積もっただろうか。


松本市政100周年を記念したイベントのひとつとして、オリジナル楽器の優秀な若手奏者を集めて結成されたアンサンブルが、バッハの管弦楽組曲の全曲に取り組む・・・行ってきました。



○日時 2008年2月3日(日) 14時05分~16時40分
○会場 松本市音楽文化ホール
○出演 松本バッハ祝祭アンサンブル
    指揮とチェンバロ 小林道夫
○プログラム
    J・S・バッハ 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066
           管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
           管弦楽組曲第3番二長調BWV1068
           管弦楽組曲第4番二長調BWV1069
 アンコール
    J・S・バッハ 管弦楽組曲第3番から“アリア”
           管弦楽組曲第3番から“ガボット”

当初解説で出演される予定だった、磯山雅先生が、帯状疱疹で出演できなくなり、解説の方は、小林道夫氏から行なわれた。

この組曲を全曲ナマで聴くのは初めて。各曲全く編成が違うのだ。
第3番第4番は、編成も近く、調性も同じこともあって、似たような曲に感じたが・・・。第1番では、管楽器はオーボエとファゴットで、弦は中編成。第2番はフルートが独奏楽器として加わり、弦楽器は各一人。第3番第4番はフル編成と多彩だった。
オリジナル楽器のまろやかな音色を堪能できた。
管楽器も弦楽器に近いような音色で、美しくブレンドされていた。

磯山先生の解説も聴きたかったが、この4曲で2時間を越えていたし、雪降りの中帰りの気にしながらだったので、またの機会に是非・・・と思う。