STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

宵の明星金星と土星(9月29日)

2013年09月29日 | 星空


西の空、先日の金星と土星の接近が過ぎ、かなり離れてきました。

現在、てんびん座にいます。
黄道の傾き浅いため、地平線に対して左右に並んでいるような感じです。

よく見ると、金星と土星の中間、やや金星よりに星があります。
てんびん座アルファ星です。
金星の左上にも星があります。
てんびん座イオタ星です。

薄明が進んでくると暗い星が次第に見えてきます。

この写真撮影前、18時10分頃、東の空に明るい火球が出現したそうです。
見逃しました。

堅石三社の秋祭り(宵祭り)

2013年09月22日 | 地域社会
地元神社の秋祭り…。

宵祭りの催しに、大勢の人が来ていました。


境内では、小学6年生による浦安の舞が奉納されていました。
何度も練習されたのでしょう。見事!


宵祭りのフィナーレは打ち上げ花火…。
神社の至近距離から打ち上げるので、迫力があります。打上げ師の声も聞こえます。最後の一発「これでおしまい!」の一声が聞こえました。
身近な打ち上げ花火っていう感じでした。


分杭峠

2013年09月15日 | 旅行・文化
中央構造線沿い、伊那市長谷と大鹿村境にある分杭峠。
ゼロ磁場または、氣場と呼ばれるパワースポットとして有名です。「氣」の効用で、癒し効果があるとか、磁場が相殺することで方位磁石が正しく向かないなど・・・本当かな?という場所なのですが、行ってみました。

台風18号の影響が心配でしたが、出発時は小雨交じり程度で、到着したら晴れ間も出てきて、帰り際に少しの雨に会った程度でした。

パワースポットとして有名になったため多くの観光客が訪れるようになりました。そのため、ふもとの粟沢から、シャトルバスが運行されています。






分杭峠に到着すると、霧に覆われ幻想的な雰囲気。
100mほど歩くと、パワースポットとなる「氣場」に到着。多くの人がそこで休んでいました。






シャトルバス駐車場に戻り、交通整理の方の話。
「この付近も氣の強い場所、磁石があれば指し示す方角を場所ごと変わることを確かめてみてください」
写真、最後の3枚を比較してみてください。
駐車場の外溝に沿って3か所、方位磁石が北を示す赤い方・・・それぞれ違う方向を向いているのが分かりますか?




♪ 2013サイトウ・キネン・フェスティバル松本「オーケストラコンサート」

2013年09月03日 | 音楽(コンサート)






○日時 2013年9月3日(火)19時05分~21時10分
○会場 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
○演奏 サイトウ・キネン・オーケストラ
    フルート:ジャック・ズーン
オーボエ:フィリップ・トーンドゥル
指揮:大野和士
○プログラム
    モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K319
リゲティ:フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲(日本初演)
 アンコール:フルート、オーボエのデュオ2曲
R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30

サイトウ・キネンの新しい幕開け、2001年宇宙の旅・・・

大野和士さん、9年ぶりのサイトウ・キネンでした。
リゲティの日本初演とツァラトゥストラという意欲的なプログラムです。
何日か前の市民タイムスの記事に、大野さんのインタビューが載っていましたが、映画2001年宇宙の旅を意識したプログラムのような発言がありました。この映画には、有名なツァラトゥストラの序奏部のほか、リゲティの曲、美しく青きドナウなどが使われています。映画で使われているリゲティの曲は別の曲なのですが・・・。プログラムでは古典派の曲から、ワルツっぽい曲として、モーツァルトの33番、そしてリゲティ、ツァラトゥストラ・・・という選曲です。

ステージ入場の時、サイトウ・キネンではオケメンバーと指揮者が一緒に入るのですが、今回は、オケメンバーが入場しチューニング後指揮者が入るという通常のスタイルでした。
大げさかもしれませんが、サイトウ・キネンの新しい幕開け・・・という印象を持ちました。

演奏ですが。
モーツァルトは端正な演奏。コンサートの導入部として、これも良いかなと思いました。
リゲティは、日本初演とのこと。ヴァイオリンパートがない変則的な編成で、舞台転換にちょっと時間がかかりました。曲は違うのですが、確かに2001年に使われていた曲に似た曲想でありました。緊張感あふれる、フルートとオーボエの特殊奏法が聴かれました。聴き応え十分。予想外に、ここでソロのアンコール2曲。
後半のツァラトゥストラ。生演奏で聴く機会はあまりありません。大編成のステージもなかなか壮観です。冒頭の序奏部、しっかりと決まっていました。今年のメンバーは、昨年と比べて金管が見劣りしている印象がありましたが、そんなことは微塵も感じさせない引き締まった素晴らしいトーンを奏でていました。結構、複雑な曲想もあります。部分的に荒削りに感じられる部分もありましたが、それも演奏の勢いによるものなのでしょう。甘酸っぱく華麗なオーケストラを堪能したという印象です。

小澤征爾さんも聴きに来られたようです。