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飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

れいわ新選組と小沢一郎を応援しております。密かに共産党にも親近感を持ち自民党からの政権奪取を夢見ています(苦笑)。

◆藤井市長無罪主張に水を差す中日新聞ネット記事-転載

2014年09月18日 20時21分20秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

転載
藤井市長無罪主張に水を差す中日新聞ネット記事
投稿日: 2014年9月18日 投稿者: nobuogohara


9月17日、藤井浩人美濃加茂市長事件の第1回公判が名古屋地裁で開かれた。

検察官の主張に対する弁護人冒頭陳述は、既にブログ【藤井浩人美濃加茂市長事件 弁護人冒頭陳述】で公開している。
今回の事件については、警察、検察の捜査・処分や対応に重大な問題がある。

冒頭陳述でも述べているように、本件が「警察・検察に作り上げられた犯罪」であることは、今後の公判での弁護側の立証で明らかにしていくことになる。

それに加えて、もう一つの重大な問題は、ほとんど問題意識を持たず、警察、検察側から情報を鵜呑みにして垂れ流してきたマスコミの報道姿勢である。

藤井市長逮捕後、警察、検察側の情報或いは根拠のない憶測に基づくと思える夥しい「有罪視報道」が行われ、世の中に誤った認識を与え、公人たる藤井市長の名誉を著しく傷つけてきたことを踏まえ、事件報道、公判報道の在り方について、主任弁護人として、報道機関に度重なる要請を行ってきた。

今回の藤井市長の第一回公判についても、新聞、テレビの報道機関には、公正かつ中立的な報道を行うよう要請文を送付した【「公正かつ中立的な報道を」 美濃加茂市長・初公判をむかえ弁護人が要請(全文)】。
こうした弁護人側からの要請を受けて、第一回公判を、マスコミ各社がどのように報道するのかに注目していた。

17日の夜から、第一回公判の模様は、テレビのニュースで報じられ、新聞のネット記事も次々とアップされた。その中に、目を疑うほど酷い記事があった。

この事件での警察、検察情報にもたれかかった「有罪視報道」の中心になってきた中日新聞の【判決は年明けも 美濃加茂汚職で初公判】と題するネット記事だ。この記事には「岐阜」と表示されており、岐阜支局で書かれたと思われる署名記事だが、ネット記事として配信され全国で読まれている。

上記のように、主任弁護人の私からの要請文で、今回の藤井市長の第1回公判の報道に関して、検察主張及び「有罪視報道」への具体的反論となる弁護側冒頭陳述の具体的内容を、可能な限り詳細に報じることを強く求めているにもかかわらず、この記事は、弁護側の冒頭陳述について、


弁護側は「警察と司法に作り上げられた犯罪」とまで言い切った。

と紹介しただけで、その主張の内容は全く書いていない。

しかも、弁護側冒頭陳述で、「本件は警察・検察に作り上げられた犯罪である」と述べているのを、「警察と司法に作り上げられた犯罪」と誤って引用している。

「司法」というのは裁判所を意味する。検察は準司法作用を担うものではあるが、司法機関ではなく行政機関である。「司法」である裁判所は、警察、検察の捜査や起訴を容認することはあっても、自ら事件を作り上げることはあり得ない。

理由もなく「司法が作り上げた犯罪と言い切っている」と書かれた記事を読んだ読者は、「弁護人が荒唐無稽で的外れな主張をしている」としか思わないだろう。

この記事の問題は、それだけにとどまらない、全体として、藤井市長側がいくら無罪を主張しても、最終的には、有罪判決が確定することは避けられないかのように思わせる内容となっている。

まず、初公判の模様について、


争点となった現金の授受をめぐって検察側と弁護側は対立した。

とした後、いきなりQ&Aとなる。刑事裁判に詳しい記者が素人の質問に答えているかのような構成で、


判決で仮に無罪になっても、検察が控訴する可能性が高く、控訴審は名古屋高裁の裁判官が一審判決に誤りがないかを、判断の根拠となった全証拠を再検討する。有罪になれば市長は公民権停止で失職する

というようなことが書かれている。

そして、Q&Aに続く本文では、


初公判で、藤井市長が、「現金を受け取ったとされる事実は一切ありません」と言い切り、浄水プラントの導入が「美濃加茂市にとって有意義な事業」と力説した

などと藤井市長側の言い分について書いているが、その後、


だが、裁判は必ずしも市長側に有利に進んでいるわけではない。贈賄側の中林正善被告は、自身の裁判で金を渡したことを全面的に認めた。このまま、藤井市長の判決を待たずに有罪判決が確定しかねない流れだ。

としている。

要するに、「藤井市長は、現金の授受を全面的に否認して争っているが、被告人自身が裁判で言い分を述べる機会は当分ないし、贈賄を認めている中林の裁判が早期に確定するので、藤井市長の事件でも無罪判決は出にくくなる。仮に、中林供述の信用性が崩れて一審で無罪判決が出ても、検察が控訴する。」だから、「藤井市長が、現金授受を否認しても潔白を訴えても、どうせ、最終的には有罪となって失職するのだから、早く諦めた方がよい」というのが、藤井市長を支持する市民へのこの記者の「忠告」ということなのだろう。

しかし、9月8日に開かれた中林の公判で、次回期日は、約2か月先の11月7日と指定されている。

通常は、自白事件で勾留中の事件であれば、早期に結審して有罪判決が出るはずであり、我々藤井弁護団の側も、中林の自白事件の有罪判決が早期に確定し、藤井事件の公判に与える影響を懸念していたが、実際には、中林公判の結審・判決は大きくずれ込む見通しだ。11月7日の中林の次回公判までには、藤井公判のほうでも中林の証人尋問、他の関係者の証人尋問、被告人質問が終了し、結審が近づいている可能性が高い。

藤井市長の公判の見通しは、昨日の第1回公判後の記者会見で、弁護人からも大まかに説明し、それは、別の中日新聞のネット記事でも書かれているのに、この記事を書いた記者は、それを確認すらしなかったのか、中林公判で早期に有罪判決が確定するなどという見通しを根拠に「裁判は必ずしも市長側に有利に進んでいるわけではない。」などと述べているのである。

この記者は、岐阜支局で、5か月間も、藤井市長事件の取材をしてきたとも書き、


愛知県警担当記者から伝え聞く賄賂授受の情報。美濃加茂市の取材で得た「藤井君が現金を受け取るはずがない」という、市長の誠実さを信じる市民たちの声。「いったい真実はどちらなのか」。五カ月間、捜査当局と地元との温度差を肌で感じてきた私自身にとっても、この裁判には特別な意味がある。

と述べている。

しかし、「真実」に関心があるのであれば、なぜ、「地元の声」と「愛知県警側の情報」だけではなく、弁護人側の主張を知ろうとしないのだろうか。

この記事は、少なくとも、弁護人主張の「警察・検察が作り上げた犯罪」を「警察や司法が作り上げた犯罪」と誤って記載した点において明らかに誤報であり、主張の内容が引用されていないため、読者に重大な誤解を与えるものだ。

削除或いは訂正するのは当然だが、それで済むような単純な話では決してない。中日新聞の記事としてネットで公開されるにあたって、記事の作成及び掲載について社内でどのようなチェックが行われたのか、十分な検証が必要であろう。
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◆政界人事情報を外しておわび…全国紙で始まった“自主規制”

2014年09月18日 20時02分19秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153466

政界人事情報を外しておわび…全国紙で始まった“自主規制”
17日付の日経新聞朝刊にこんなおわび記事が掲載された
<13日付政治面で民主党の選挙対策委員長に岡田克也元代表、14日付総合・政治面で政調会長に大塚耕平参院議員を起用すると報じたのは誤りでした。おわびして訂正します>

 民主党の党人事に絡み、同紙は「内定」「見通し」などの表現で両議員の人事情報を掲載。これが結果的にハズレてしまったため、今回の訂正記事掲載となった。

 しかし、“不可解”なのは、誤報を流された両議員は別に怒っておらず、日経に抗議や訂正も求めていないこと。両議員の事務所に聞くと、「こちらから日経新聞社に抗議した事実はない」と、むしろ訂正が掲載されたのを知ってキョトンとしていた。

■朝日新聞への当て付けか

 そもそも政界の人事情報など一寸先は闇。新聞に情報が漏れただけで、人事がひっくり返ることだってある。それをいちいち謝っていたのではキリがないが、人事情報が外れて“律義”に頭を下げたのは日経だけではない。
読売新聞も安倍内閣の改造が行われた翌日(今月4日)、小渕優子の幹事長起用を誤報と認め、「今後とも正確で迅速な報道に努める」と紙面を割いて謝った。これには立大教授の服部孝章氏(メディア論)も驚いていた。

「朝日新聞による慰安婦強制の誤報があったばかりで、今後は人事の予測記事すら書けない状況になったということ。これまでであれば、“内定”や“見込み”と断った上の記事を訂正するのは、あり得なかったことです」

 これだけ物分かりがよすぎると、何か別の思惑でもあるのかと勘繰りたくもなる。慰安婦の“強制”でハッキリ謝罪しなかった朝日に対する当て付けだ。自分たちはアッサリというか、素直に非を認めることで、「健全な新聞」を読者にアピールしたいのだろう。

 こうした風潮が現場の記者を息苦しくさせ、報道の萎縮、自主規制を生んでいくのは間違いなかろう。

朝日誤報以後、日本の新聞はあらぬ方向に向かっている。
安倍の取り巻き与太記者
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◆ハルペリン氏来沖 辺野古新基地「良くない」

2014年09月18日 14時39分02秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

ハルペリン氏来沖 辺野古新基地「良くない」
沖縄返還に関する米政府の交渉担当者を務めたモートン・ハルペリン氏が17日、47年ぶりに来沖し、宜野湾市の米軍普天間飛行場、糸満市の平和祈念資料館や平和の礎、轟の壕を視察した。名護市辺野古への新基地建設については「他国への基地建設は良くないことだ」と強調。「(新基地建設には)その土地に住む人々の意見を考慮すべきだ」と建設に反対する県民の声に沿って解決策を見いだすべきだと指摘した。沖縄国際大学の校舎屋上から普天間飛行場を見渡したハルペリン氏は「人口が集中する地域に広大な基地が残っていることに、非常に驚いた」と強調。沖縄返還後、米軍基地の整理縮小が進まなかったことに「日米二つの民主主義国家の連携を継続する上で不幸なことだ」と述べた。平和の礎では米軍司令官バックナー中将などの名が刻まれた刻銘板を訪れた。視察後、「戦争の悲惨さを感じた。苦しみを与える戦争は避けるべきだ」と話した。ハルペリン氏は18日午後7時、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれるシンポジウム「基地の島・沖縄の今を考える 返還交渉当事者 ハルペリン氏を囲んで」(主催・琉球新報社、新外交イニシアチブ)で基調講演、パネル討論を行う。当日券は800円。
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基地集中に驚き ハルペリン氏、名護市長と会談


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◎国正武重 元朝日新聞編集委員 著者と語る『伊東正義 総理のイスを蹴飛ばした男』 2014.9.17

2014年09月18日 12時12分25秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳
国正武重 元朝日新聞編集委員 著者と語る『伊東正義 総理のイスを蹴飛ばした男』2014.9.17

2014/09/17 に公開
Takeshige Kunimasa, Journalist
著者の国正武重さん(元朝日新聞編集委員)は、同書は自身の取材メモを基に、これまで­オフレコで出せなかったものを明らかにして構築したものだ、と述べた。伊東正義氏の生­き様を通じ、日本政治の現在の在り様について考えてもらうために出版したとも。
司会 川村晃司 日本記者クラブ企画委員(テレビ朝日)
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news...
小沢一郎・小泉・細川も原発反対!
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◆2014/09/17 変節した長谷川幸洋?(ザ・ボイス 長谷川幸洋 ニュース解説)

2014年09月18日 10時08分15秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳
2014/09/17 ザ・ボイス 長谷川幸洋 ニュース解説「9月の景気判断 引き下げへ」「菅官房長官が沖縄を訪問 仲井真知事と会談」など

2014/09/17 に公開
AM1242ニッポン放送「ザ・ボイス そこまで言うか!」から、その日のニュースを分析・解説していく­「ニュースピックア­­­ップセブン」を配信しています。
2014年9月17日(水)コメンテーター長谷川幸洋(ジャーナリスト)
≪取り上げたニュース一覧≫
9月の景気判断 引き下げへ
菅官房長官が沖縄を訪問 仲井真知事と会談
政府が次世代型原子炉の研究開発を再開へ
韓国、慰安婦問題で日本に"勇気ある決断"を要求
ニューヨークで国連総会が開幕
みんなの党 再び分裂危機
長崎の教会群 世界遺産に推薦決定

☆長谷川氏の沖縄普天間問題って蛸壺観から脱却していないね。普天間の固定化を相変わらず論点の基点においてるがもっと奥にある安保の段階的廃棄や駐留無き安保論が沖縄県民の本音であることを斟酌していない。伝統的保守派や安倍政権の操り人形になってしまったようだ。残念である(^^)。
菅官房長官 沖縄を訪問
辺野古上空から視察に怒り
住民「基地つくらせぬ」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-18/2014091801_01_1.html

 「辺野古(へのこ)の埋め立てを粛々と進める」―。こう公言してはばからない菅義偉官房長官は17日、第2次安倍改造内閣発足後、初めて沖縄県を訪問しました。菅長官は米軍新基地建設が狙われている名護市辺野古など県内の米軍基地をヘリコプターで上空から視察。「新基地建設反対」を訴えている住民らは辺野古沿岸の砂浜や海上から「工事の強行は許さない」「美(ちゅ)ら海を守るぞ」と拳を上げて抗議しました。
辺野古の浜と米海兵隊キャンプ・シュワブゲート前のテントで、連日座り込みを続けている市民が浜辺に勢ぞろいし、浜辺に「NO BASE!(基地いらない)」と、流れ着いた海草や流木で描きアピールしました。
ヘリコプターは辺野古上空を数分間飛行して去っていきました。
ヘリ基地反対協議会の安次富(あしとみ)浩共同代表は「“視察”は一瞬だった。パフォーマンスでしかない」と安倍政権の姿勢を批判し、「新たな基地はつくらせない。翁長雄志(おながたけし)県知事を誕生させ勝利しましょう」と呼びかけました。辺野古に住んでいる女性(20)は「日本政府は県民の声を聞かない。沖縄の基地は本当に必要なのか疑問です」と憤りました。
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