サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

海外在住者が欲しいもの

2005-01-17 14:48:48 | Weblog
アサヒコムのAICの読者フォーラムにアメリカ在住の人の投稿があり、その中で海外在住者が欲しいもののBIG3は、「家族、日本食の食材、活字」とあった。筆者の場合家族4人で暮らしているので、最初の家族は問題なし。

次の日本食であるが、シドニーには日本人が経営する食材のスーパーのようなものがあり、大体日本の2倍くらいの値段さえ払えばなんでも手に入る。日本食を食べなくても死なないので特にはこだわらない。たまにうどんを買うくらいである。醤油、味噌などの類は近くの中国系スーパーで安く売っているので特に困らない。でもときどきトコロテンが食べたくなる。これだけはどこでも売っていない。あとホタルイカも食べられない。

最後の活字であるが、シドニーの都心に紀伊国屋書店があり、そこで日本の書籍、雑誌などを売っている。でも恐ろしく高い。日本の3倍と考えて間違いない。あれば読みたいが、350円くらいの雑誌を1000円出して買おうとは思わない。昔と比べればインターネットで何でも読めるようになったし。

つまり多分アメリカでもそうだと思うけど、大都市に住んでいれば日本の食材や書籍はお金さえ払えば手に入る。これが日本に距離的に近い香港あたりだとそれらの値段がぐっと安くなる。輸送費も安いだろうし、需要も多いからだ。書籍もせいぜい20-50%増しで手に入る。

どの国に住んでも手に入らないものは日本のテレビ番組である。NHKは比較的見やすいかも知れないが(オーストラリアでは見れないのだ)、民放の連ドラやサッカー番組などは不可能である。筆者にとってはこれが一番痛い。

パソコンで遠隔操作録画して、DVDに落とすという裏技を提供していた会社が日本のTV局から訴えられて、その業務差し止めの仮処分が認められてしまったので、友人にビデオを郵送してもらうという昔ながらの方法に頼るしかない。


コメントを投稿