ブラジルの監督が日本は守備的でブラジルのほうが勝つにふさわしいとコメントしていたが、あれだけボールをキープしてチャンスを作ったのだから当然だろう。しかしブラジルの敗因は「点を取れるときに取れなければ後で罰を受ける」ということだ。どんなに攻めてボールポゼッションが９０％だとしても得点できなくて１発のカウンターで失点すればそれで負けだ。
日本は勝つには勝ったがどうしてもっとマイボールを大切にしてつないで行かないのか。ブラジルにボールをキープされるのは仕方がない。ＤＦラインでボールを奪ってそこから丁寧につなぐべきところを両サイドにロングフィードしてしまう場面が多かった。あれは実にもったいない。しかもそれがほとんどだめでブラジルを楽にしていた。
ブラジルはチャンスを多く作ったがＦＷの決定力がなく、マルタが空回りしていた。あのＦＷはワンバックのようなスーパーな選手だったら日本は確実に失点していただろう。
スピード、クロスの精度、スーパーなＦＷとアメリカのほうがブラジルよりももっと上だから、日本が決勝でアメリカと対戦すれば守っているだけになるだろう。その時にどこまでＤＦラインを上げていられるかが鍵だ。ブラジル戦を見ていても日本のＤＦラインがずるずると下がった場面は危険だった。
ＳＦでフランスを蹴散らしてアメリカとの決勝を早く見たい。
失点してもあわてずに向かってこられたらやられてたのかも知れませんね。
もしなでしこが先に失点してもあわてずに反撃できるかどうか。もちろんそうならないに越したことはないですが。
それでも守備陣はよく守ったなと思います。
できれば猛攻を軽くいなせるようになるといいんですが。