サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

天皇杯決勝

2011-01-01 18:43:34 | Weblog
元日の天皇杯決勝は日程がおかしいとか何とか言われるが、見ているほうとしては毎年楽しみにしている。移籍する選手、引退する選手などがあり、どの選手も気持ちが入っていて好ゲームが期待できるからだ。そして天皇杯を勝ったほうが持ち上げる瞬間にいつものようにもらい泣きしてしまう。

さて今日の鹿島vs清水もいい試合だったが、中二日という条件ではやはりキレがない選手が多かった。せめて準決勝から中四日くらいにしたほうがいい。鹿島の勝負強さが光ったという表現になるのかも知れないが、やっぱり無冠では終わりたくないという鹿島の選手の勝ちたいという気持ちが清水の選手よりも強かったということにつきる。

清水の小野、鹿島の小笠原、中田、本山のいわゆる黄金世代は30才をすぎてせいぜいあと2-3年だろう。あるいは年俸カットのためにリストラされてJ2のクラブに移籍していくのかどちらかだろう。

鹿島はこの3人がシーズン通じてフルに出ていないかも知れないが、まだ主力だ。あと3年したらみんな33-34才でこの3人に変わる若手が必要だ。しかし小笠原や本山のようにいわゆるタメを作れる選手が出てくるのだろうか。

今日の試合も本山は後半途中からだったが、攻撃の速攻、遅攻をうまく調整していい仕事をしていた。来季は清水に高原が加入する。Jクラブの黄金世代依存はまだまだ変わりそうにないね。

コメントを投稿