今日は夜勤明けで、自宅に戻って、昨日やっていたテレビ高知のイブニング高知という番組でやっている特集、「候補者に聞く」を録画で見たんですが、私は唖然としてしまいました。
22日(水)の告示される参院選挙の特番ですけど、自公党や民共党の候補者に関する情報は、ふんだんに時間枠が設けられていたにもかかわらず、幸福実現党の立候補予定者の福山まさとしに関しては、番組の最後の場面で、「なお、諸派からは、福山まさとし氏が立候補の予定です。」のフレーズと、福山まさとし氏の写真画像が一枚あるだけ、時間にすれば、ほんの数秒しか扱われていなかったからです。
これはどういうことでしょうか?
意味がわからないです。
これは、これまで幸福実現党がマスコミ各位に扱われてきたことと同じではあります。しかし今回の参院選からは、四国の新聞各社は、おしなべて、「自民・民進・幸福」の3つの勢力の戦いという、平等かつ公平な扱いをしております。
また同じ高知地方テレビ局である高知放送は、先日の候補者討論会の放送に関しても、三候補を同様の扱いで放送しておりました。
テレビ高知は、放送法第4条に違反しているのではないでしょうか?
放送法第四条によれば、
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
とあり、そして、
地元高知・徳島合区選挙区からは、3人の立候補者が出ております。
3人がいる中で、福山氏だけが特集からはずれるならば、この番組だけを見た視聴者からは、福山候補が出馬していることがわからない人がいるかも知れないし、それでなくても、バッタモン的印象を持たれかねないです。
そして、きちんと党名を論じていただかないと、「諸派」ならば、まだ「無所属」の方が印象がいいので、「諸派」扱いは、完全な選挙妨害です。
テレビ高知はきっとこの報道姿勢を、幸福実現党が政党要件を満たしていないからと言うでしょう。
しかし福山氏は、公職選挙法に則って出馬する、れっきとした地元候補者予定者です。党派に関わりなく、個人としては報道していただかないと、国民の被選挙権そのものが危ういです。
また、政党要件が記事の基準だとすれば、既存の政党に属していない無所属議員が当選できる見込みなど、日本からは永遠に出て来ないことになります。
それが果たして、有権者の利益になることなのでしょうか?
自民VS民進だけの構図ならば、自民だと、もれなく増税が付いてきますし、民進だと、もれなく共産党が付いてきます。
それが、国民の利益になるとは、素直な心で言えば、とてもそうは思えません。
いずれも、神も仏もない選択に思えます。
有権者が地元選出議員を選択するのですから、公平な情報が必要です。
情報こそが、民主主義の基盤です。
であるからこそ、メディアは民主主義の砦なのです。
情報を得なければ、選択しようがないからです。
それとも一地方のテレビ局に過ぎない、また一企業にしか過ぎないテレビ高知は、公職選挙法を無視しても構わない特権でもお持ちなのでしょうか?
それは自ら、民主主義の砦である使命の放棄となります。
判断は有権者がします。
テレビ局には、「幸福党を出してはいけないと判断した」などという権利はありません。あると思っているなら、それは傲慢極まりない判断です。
そもそも、政党要件と言っても、それは、政党助成金を受ける対象に過ぎません。
政党であるかどうかは、自らが「○○党」と名乗ればそれで終わりです。
それは、日本国憲法21条「集会・結社・表現の自由」で、日本国民に保障されていることです。
政党要件を、政党助成金を支給するための「政党助成法」に求めるならば、政党助成法自体が憲法違反です。
憲法違反の法律は無効です。
テレビ高知が成している判断が正しいのであるならば、テレビ局が憲法違反の法律に準じているとなります。
それはさて置き、堂々と公職選挙法に則った候補者を平等に扱わないのであれば、テレビ高知は、民主主義の民主主義たる骨幹、政治選択の自由を保障した第15条参政権の、事実上の違反です。
なぜなら民主主義下では、情報供与がなければ、選択のしようがないからです。
もしも、福山氏の所属する幸福実現党の支持基盤が、幸福の科学という宗教法人であることが、偏向報道の原因であるならば、高知新聞は、19条思想信条の自由と、20条信教の自由に違反しています。
主な支援団体が宗教法人という理由であるならば、創価学会を母体とする公明党も、公明党の選挙協力下にある自民党も、マルクス・レーニン主義を奉ずる共産党や社民党なども、同一視されなければ公平ではありません。
マルクス・レーニン主義は、「無神論」という、言わば神仏を否定する宗教です。
神様仏様を信じ、奉ずるだけが宗教ではありません。
無神仏も、科学的には証明できないのに信じているのですから、マルクス・レーニン主義も同様に宗教であり、それらを思想的バックボーンに持つ、共産党・社民党も無神論宗教政党です。
そういう、政治組織のバックボーンにあるものは、マスメディアならば全て公開し、その選択は選挙民に任せるのが、マスコミ人の使命ではないのですか!
それこそ、日本が民主主義国家(思想信条の自由のある国家)であることの証明ではないですか!
それでも、自由発祥の地、誇り高き自由の地高知の、主要マスメディアなのですか!
それとも、福山氏が所属する幸福実現党の方針が、テレビ高知の社の信条に合わないから、福山氏だけがはずされたのですか?
ならばテレビ高知は、マスメディアという権力を母体として、自分たちの意にそぐわない政治組織を、自由に投票前に峻別する、既得権益を持っていることとなります。
テレビ高知がもし、「21条表現の自由」、つまり、記事を載せない自由があるならば、それはもっと大きな、国民の知る権利(同21条)を奪うこととなります。
これは、独裁です。
マスメディアが、事実上の政治権力を握る、一種のマスメディアによる独裁です。
民主主義下では、情報が判断基準ですから、国民の政治選択の基準を握るマスメディアはいくらでも投票操作ができます。
教えてもらえない限り、選挙に出馬しても、判断してもらえないですし、出馬していることすら伝わらないです。
これでは、氏姓が良くなければ政治に参画できなかった聖徳太子以前の政治、天皇から官位を与えられた貴族以外政治に参画できなかった平安時代以前と、現代日本は全く変わりはありません。
かつての朝廷が、マスメディアに変わっただけです!!
これは拡大解釈すれば、日本国憲法第14条、貴族制度の禁止事項に違反しています。
テレビ高知の仕事は、誇り高き自由の民の仕事ではありません。
そもそも、自公党や民共党は、政党助成金という税金を使って、政治活動ができるし、その中から、選挙に出馬する際の供託金も出せるんです。
つまり、裏を返せば、政党要件を満たしていると言われている、名の知れた既存の政治組織は、税金を使って選挙をしているのです。
彼らは税金を使って選挙をしているにもかかわらず、その上、圧倒的影響力を持つテレビが宣伝までするならば、これ以上の不公平はありません。
幸福実現党は、自前で供託金を捻出しているのですから、これを不当に扱われることは、財産権(29条)違反と言っても差し支えないとも思います。
しかし一方、政党要件を満たしていないと言われる、福山氏が所属する幸福実現党は、自分たちだけで資金を集め、自分たちだけで広報し、自分たちだけで選挙活動から何から何までやってています。
このような不公平が、果たして許されて良いのでしょうか!
福山氏が所属する幸福実現党は、選挙公報の分野で、完全なハンディ戦を立党以来続けているのです。
政治活動だけではありません。
ここは、映画も作り、学校も造り、世界へ布教もし続けています。
自民党が、国防に関する映画を作りましたか!
民進党が、学校を設立しましたか!
公明党が、彼らが行ずる法華経の聖地、霊鷲山(りょうじゅせん)で、4万人集めて公演できますか!
共産党や社民党党首が、フィリピンの大会場で、スタンディングオベーションで迎えられることがありますか!
幸福実現党は、独自で資金を集め、これらの活動をやり続けているのです。
既存の、税金を使ってのうのうと選挙をしている政治組織が、一体社会に何をしたというのですか?
国民不在の政争に、明け暮れていただけではないですか!
宗教法人が非課税だということで、不公平を言う人がいます。
しかしそれは当たり前です。
宗教に本来、利益など無いからです。
本気で布教し活動している宗教は、入ってきたお金は、全て活動費です。
宗教と金銭トラブルの話は、巷(ちまた)から消えたことはありません。
しかし、宗教と詐欺くらいは、見分けがつかないとダメです。
その違いを教えることこそ教育であり、その違いを伝えることが、マスメディアの仕事ではないですか!
福山まさとし 高知・徳島合区候補 http://ameblo.jp/ma-fukuyama/
幸福実現党は、自由で公平な扱いを求めます。
それが、有権者の方々の利益になり、将来に希望の光りを点すと信ずるからです。
そしてマスメディア各位は、日本の繁栄と平和と、国民の自由拡大という崇高な理念を、幸福実現党と共有していることを、私たちは信じて疑いません。
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