怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

おいしくて食べすぎたパン

2017年11月14日 | カテゴリー分けするのに飽き
週末ケーキは、いつもとちょいと趣向を変えて甘いパンになった。

一つはシナモンシュガーを巻き込んだもの、もう一方は芥子の実のペースト状になったもの(市販品を購入)だ。

これらの甘いパンは食事のときに添えられるものではなく、おやつに食べるもののようだ。
呼び方もパンに相当するドイツ語(ブロートとか、ゼンメルとか)ではない。もしかしてこの辺りの方言なのかもしれないが義母は「麺」に当たる語を使う。英語の「ヌードル」に近い「ヌーデル」だ。最初のうちは混乱していたな、パンを麺と呼ぶところに。

お菓子のように甘すぎることも無く、日本の菓子パンのような感覚だ。
私の味覚にかなりヒットしたようで、日曜日の午後中、二階でテレビを観ながら15分ごとに台所に下りてきて数センチづつ切って食べ続けた。
その結果、夜には気分が悪くなって大変だった。おいしくて食べすぎ注意という、珍しい義母料理。

製作中の最終段階を録画。


そういえばコメントにパン作りを記事にして欲しいとあったな。
ひと月に1,2度義母はパンを焼く。いつもそれを取材(!?)するタイミングを逃すので記事にできない。
代わりにたくさんあるドイツ人が撮影した自作パン動画の一つを紹介。言葉がわからなくても、なんとなくわかるだろう!



おまけ画像。

一週間ほどの北京出張だった近所の知人からのおみやげ。
以前にも北京のお菓子をいただいたことがある。どれも非常においしいものばかりだ。
一般的に地理的に近い食べ物のほうが合うのだろうなぁ。
まあ、義母甘いパンもおいしく感じることだし、めでたしめでたし。

痴漢遭遇

2017年11月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
図書館で見つけたポスター。
女性への暴力について認知を広めるのと相談窓口の記載だ。
各国語で「どこに相談したらいいの?」と書かれている。
もしかしたら、在住外国人女性が描かれているイラストのような被害にあうことが多いからか?
幸か不幸か日本語の記載は無い。

右上のこれはもしかして、痴漢行為?

ぎゅうぎゅうに混雑した電車がここにあるのだろうか、とちょいと考えてしまった。
お。思い出した。痴漢らしき行為にあったことが。
それは地元の屋内プールに設置されているミストサウナだった。
本格的なサウナではないので、水着着用だ。ただし、男女混浴。水着着ているから、全く抵抗はない。
何年か前のことだが、座っていた隣の男が私の臀部に手を当てていたんだ。
「?、これって、痴漢?」とびっくりした。
あなた、触る相手を間違えていますよ、と同時に思った。
痴漢の被害にあう女性って、私のイメージでは女子高校生だ。制服大好きな日本のおじさんたち。
水着という制服よりも刺激的な格好でいるわけだけど、東洋人のオバサンって、一般的には欧州人男にはまったく魅力的に見えないはずだ!少なくとも私は!扁平な尻と胸、全く魅惑しない自信あり!
そんなことを一瞬のうちに考えて、でも、触られているのは気持ち悪いので飛び上がって立ち上がった。
今でも思う、あの男、可愛そうに、間違えちゃって・・・
また遭遇したら、そいつの手を掴んで「警察を呼んでくれ」と叫ぶことができるだろうか。
いや、遭遇する可能性、ますます低くなっていっている私、余計なことに悩むべきではない。

下半身は五枚重ねて寒さに対応するドイツ生活

2017年11月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
最高気温が10度を下回るようになった。来週は最低気温が氷点下という予報が出ている。
北海道もそうらしいが、冬の寒さが厳しい地域では家の中の暖房に恵まれている傾向にある。
子供の頃読んだ書籍には「ドイツの冬の室温は30度あって、半そでシャツでビールを飲み、暑くなると窓を開け放った」とあった記憶がある。
北海道出身の知人の実家も冬場の室温設定は25度で、半袖で過ごしていたと最近書いていた。
ただ、それは、どこの家もそうであるわけではない。
5,6年前までブログで親しくしていた北海道の女性の家は、冬には風呂の水が凍り、玄関が凍り付いて開かなくなる、と書いていた。古い建築物はいまだに暖房設備が関東並みらしい。
ウチはさすがに関東並みの家ではないが、冬場の室内は寒い。温度計を見ると20度はあるのだけれど、体感室温が低い。
これを書いている現在も外出できそうな分厚いジャケットを着込んでいる。
ここで生まれ育った義母も寒いようで、私と同様に厚着している。
彼女の目の前でうっかり寒そうにしていた。早速腕を触られ「この下に何枚着ていますか?」と尋ねられた。
上着に気合を入れず、下に充分に重ね着をすることが重要だ、というのが彼女のやり方だ。
「私なんて、ズボンは5枚重ねですよ!」
と義母は言った。
ご、五枚??シャツ類はともかく、下半身の衣類を五枚も重ね着できるのだろうか?
「リータおばさん(親族の一人で欧州流の超肥満体型)はそんなにたくさん着込めないだろうけど」
と義母は笑いながら言ったので、細身の人にしか五枚重ねはできないと彼女も納得しているのだろう。
その、五枚重ね姿を盗撮。
 
今流のぴったりとしたズボンを義母は持っていないので、ちょいと余裕あるデザインだ。もう、何十年も使っているのだろう。
これだけゆとりあるズボンだったら、下に何枚も穿けるかも。
 
ウエスト周りが苦しくならないのだろうか。
その点を義母に尋ねると・・・・
「ストッキングや、りすが日本で買ってきてくれたレギンスとか、それらは股上の長さが数センチ違うので意外と苦しくないのよ」
ですって。
トイレに行くとき、大変じゃあないかい?
膀胱満タン感100パーセントのときなど、優雅に「いちま~い、にまぁ~い・・・」などと下げていられない。
一度にばっ、ど下げるのだろうな。
下げるのは簡単でも、上げるとききちんと着用しないと気持ち悪いし。
ああ、やっぱ、5枚重ねは面倒じゃあないか。私はできない。
日本の優秀なあったかいレギンスが欲しいものだ。義母も欲しいかも・・・




広さだけは贅沢なトイレ

2017年11月11日 | カテゴリー分けするのに飽き
博物館で入場無料の特別展示があったので行ってみた。
テーマはジプシー差別についてだ。
欧州にはいたるところに昔からジプシーが生活しているようで、ここでも簡単に「そうかしら」と思われる人々を観察できる。

特徴的な顔立ちや肌色の人もいるが、言われなければ普通に欧州人とも見える人もいる。
7,80年前の欧州の大虐殺では、コーカソイド種の特徴をもたない人々を徹底的に排除したようで、その様子を撮影した写真が多く展示されていた。

これは普通に日本で教育されている人たちには一目で何だかわかるだろう。

さて、展示物を見終えた後、この博物館の新築された部分を見つけた。
トイレが以前の場所とは違っていたんだ。特にトイレに行きたくもなかったけれど、どんな風になっているか見に行ってみた。

天井や壁は古いまま、塗りなおしてあった。
 大きなロッカールーム。昔のままの窓や天井。
窓から覗くと、修繕中の様子が見えた。


先週だったか、日本ではおむつ替えができる場所が女子トイレにしかないのが差別的だとテーマになっていたニュースを読んだ。
ここであまりそうしたことに気をつけていなかった。親しくしていたドイツ人E子さんなどはトイレじゃあなくてどこでも赤ん坊のおむつを替えていたものだ。
適当な場所がなければ、アスファルトの地面に上着敷いて替えていたぞ。大雑把な性格のE子さんだったからそれができたのかもしれない。
在独日本人仲間のA子さんは「公衆トイレのフタを下ろして、その上で替えました」と言っていた。
ここの図書館のトイレにはおむつ替え用の設備があった記憶アリ。でも、そのトイレは男女兼用。
そういえば、男女兼用の公衆トイレって、日本にあったかしら?

この博物館ではこうだった。
 
障がい者用とおむつ替え台が一緒になっていた。
このほかに女子トイレ、男子トイレ。広さに恵まれた古いお城を改築した博物館ならではの造りかな。
女子トイレに一応、入ってみたけれど、トイレ自体は最低限のものしかなかった。
日本のどんどん豪華で便利になる公衆トイレと対照的。男性トイレにおむつ替え台、男性にも女性にも行けない人たち用トイレも造るのだろう。物資に関しては日本は本当に恵まれている。



入国管理局、日本とドイツの違い。

2017年11月10日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫の古い物資を整理していたら、番号札がはらりと落ちた。
どうでもいいものまでこちらに持ち帰って来ているのだろうなぁ。

滞在許可の申請をしに行った時のものだろう。
「あなたの番号が表示されるまでお待ちください」と印刷されている。
そういえば、去年私の滞在許可証を更新しに行った時、前回と違って電光掲示板で番号が表示されるようになった。
あらかじめ、来所日時を指定した郵便が届く。それを持ってそこに行く。
こちらに来て初めて滞在許可をもらいにいった頃はそんなハイテクな掲示板などなく、時間になったらドアを開けて「予約の時間の私です」と言ったものだ。
ところが、私の管轄のその役所、電光掲示板ができたのはいいが、まだちゃんと作動していなかった。
同行した夫は、その作動していないことに気付かなくて真面目にじっと待っている。
後から来たネグロイド種の人々が何の躊躇もなくドアを開けて用事を済ませているので私はさすがに変だと思った。
夫は私の意見など聞かず、後から来るものたちが先に済ませていくことも全然気にならずに待ち続けることを選んだ。
めちゃくちゃなドイツだな、と思った。
作動しない掲示板。故障ならそう忠告してくれよ、後から来る人たち、どうしてそんなに何も躊躇しないで入っていける?
夫はどうしてそんなに生真面目に表示されるのを待ち続けていたのかい??
夫の日本の経験は、ここでは全く通用しないんだぞ。
この紙切れを見ながらそんなことを思い出してしまった。

古い食品が大好きな義母

2017年11月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
ずっと気になっていた食糧小部屋のフルーツジュース。
数年前の義父の誕生日の贈り物だ。おいしそうだな、飲んでみたいなと思っていたのだけれど、義父の品だ。
義父が飲むことになったら私も少しもらうことにした。

ところが数ヵ月後も飲む機全然ない様子の義父。すでにその時には私は意欲をなくしていた。
ワインのように長く保存できる品だとは思えなかったのだもの。

先日、義母が瓶を台所に持ってきた。
食事の後に「誰がこれを飲みますか」と言ったので、私は急いでその場を逃げた。
ラベルには2015年1月までの賞味期限が表示されている。ドイツにも賞味期限と消費期限の二つの表示があって、このジュースには賞味期限だ。
義母は「乾燥した製品は何年でも保存できる」と言っている。実際、彼女の孫たちに5年も前に賞味期限の切れたゼリーの素を使って食べさせていたところを目撃した。

このジュースは粉末ではないぞ・・・・。要するに、義母にとっては見かけが腐らない限り食用可能なのだろう!
恐ろしい。

色はもらった頃に比べると濃くなっている。
義両親二人でこのジュースを飲みきったようだ。まだ、生きている。具合が悪そうな気配もない。





みんな行きたい日本旅行

2017年11月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
ここ数年、日本への旅行広告が多くなった気がする。
過去記事を検索したら「フトンが欲しい」に街中の日本旅行広告の写真を掲載している。
下は大手激安スーパーの毎週発行される広告に入っていたもの。
表紙が富士山なんて、華々しい。温泉に入っているサルはなぜかここでは日本についてのテレビ放送でよく取り上げられる。
私でさえ、テレビでしか見たことがないお猿さんの入浴シーンなのにねぇ。

開くと、欧州中心に各地へのツアーが掲載されている。

日本へは10日間約二十万円。


日本在住反原発の人たちの記述にときどき「ドイツは日本旅行ツアーを止めています」という内容のものを見かける。
うーん、なかなか長期在住しないと現地の正確な情報がわからないものだ、と思ったものだ。
住んでいても、言葉の壁などで知らないで過ごす物事も多い。



数ヶ月前から散々テレビのコマーシャルでアマゾンのアレクサを観ていたのに、それが一体なんだかわからなかったんだ。
夫にも尋ねた。「アレクサって、何の道具?」
彼の日本語能力のせいで私に正確な情報が伝わらなかった。
やっと今日、そのアレクサがどんな物なのか日本のニュースサイトで知った・・・




何でも使い切る根性、20年使っている調理器で遠距離交際を思い出す。

2017年11月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
ドイツ、または欧州の一般家庭の電気調理器には4箇所のコンロがある。
ウチのそれの一箇所は故障してしばらくになる。もちろん、義父は修理を試みたがダメだった。
三箇所あれば、週末のちょいと品数の多くなる昼食にも対応できるんだ。

ところが、先週もう一箇所が使用不能になった。義父が一度修理したが、今日再び故障したので再修理。

一枚の板状なのがなんだかがっかりする。すぐ下に天火があるのだから当然なのだが。
この天火は2009年に故障して、義父が修理している。「家の備品整備」2009年2月7日記事
その記録写真を義父が見たい、というのでブログ記事を検索してその写真を義父のメールアドレスに送った。
ブログ記事に保存したものが、ウチのことで役立った珍しい出来事だ。

義父の努力の結果、再びその箇所を使えるようになった。
しかし、またいつまで持つかわからない。何せ、この電気調理器は今年で20年使ったことになるんだ。
ドイツの一般家庭ではどのくらい使うのだろう。(ドイツにいてもそういった情報を知ることが難しい私)故障したら自分で直すことができる人たちばかりがドイツにいるわけではない。修理に業者を呼ぶたびに数万円単位で支払わなければならないことを考えると、新調した方がお徳だろう。
たぶん20年は驚異の使用年数だろう。なんとなく誇らしく思うのと、まだまだ使ってやるという根性にあきれたりもする。

この調理器を義両親たちが買ってから数年後に夫と私は知り合うことになる。
先日、結婚10周年を迎えることになった。
双方の事情で長い遠距離交際の末、私が日本を離れることに合意したことを思い出す。

遠距離当時、夫から贈られた彼自身が描いたイラスト。異様に上手なので今でも保存してある。

追記。
在独日本人仲間のドイツ人お姑さん宅では、電気調理器を30年使っているとコメントをもらった。
一部、温度調節不能だということだが、それだったらウチとほぼ条件は同じだ。
もうこうなったらやけくそだ、後10年、これを使い続けよう!
がんばろう、お義母さん。



とても危険そうな解体作業

2017年11月06日 | カテゴリー分けするのに飽き
街の中心でカフェだった建物の解体作業があった。

そのカフェは開業から1年ほどで辞める羽目になってしまったそうな。いや、どこかに移転したのかな。

ここは比較的交通量の多い中心街だ。
それでもシートで覆うとか、片側交互通行にするなどの特別なことはしていなかった。
瓦礫が飛んで通行人や走っている自動車に当たる可能性だってあったはず。

「家も造るときはとても時間がかかるに、壊すときは一瞬ね」
と、一緒に見ていた70歳代のA子さんがしみじみと言っていた。ここからそんなに遠くないところに一軒家を持っているそうだから、それを建てる時の思い出と比較しているのだろう。
こちらの家屋は完全に仕上がったところで住むのではなく、住みながらあちらこちらを完成させていく方法が一般的なようだ。
中古住宅なども住みながら直していくのを好む。
シャルルドゴール空港はいつもどこかしらが工事中だ。もっと凄いのはサグラダ・ファミリアだな。
欧州人は完成された建築物を好まないのかもしれないぞ。
義父もいつも、家や庭の壊れた部分を直している。こうした欧州人の個々の意識が集団の意識となっていつも造っている、改造している欧州なのかもしれない。まあ、それは日本人にも起こりうるだろうけれど、日本の男性たち、あまり建築というほどの大きなものを造らない?

下は上の写真から数日後に撮影したもの。


日本とは違う材料を使っているのが歴然としていて面白いだろう。

マリファナを吸うのを目の前で見た人生初の体験。

2017年11月05日 | カテゴリー分けするのに飽き
半年ほど前に知り合ったドイツ人B子さんのことはまだよく知らないけれど、難民の支援を個人的にしているようだ。
先週、切羽詰った様子のアフガニスタン人Fさんが私に助けを求めてきたので、B子さんに接触してみようと思った。

携帯電話で何度かチャットを交わした後、数日後に自宅に招かれた。
おみやげに白玉団子を作って持参した。私が入れてきたプラスチック容器から、彼女は自分のこんな器を出してきて盛り付けていた。おお、まるで日本の食器ではないか。
ちなみに、味はいまひとつのようだった。砂糖の量が足りなかった。ドイツ人向けにもっと威勢よく砂糖を使わなければならない。

昼過ぎごろに訪問したのだが「今、目覚めたところなの」とかったるそうにしていた。
数ヶ月前からさまざまな痛みがあり、医者に通っているのだそう。

飼い猫は1歳の雌。長毛種は構われるのが嫌いな傾向にあるけれど、この猫は撫でることができた。
B子さんが「タバコを吸うけれど、いいかしら」と尋ねた。
「あ、いいですよ」と答えると、彼女は説明した。
痛み止めにマリファナとモルヒネが処方されているのだそう。保険適用で自己負担はなしだとか。
B子さん、一体どんな病気なのだろう。尋ねてみたい衝動に駆られたが黙っていた。
たばこの形状のそのお薬を旨そうに吸っていた。
普通のたばこと違って、全然煙くなく、臭くもなかったので楽だった。
南米在住時に注射器を持って歩いている人を見たことがあるが、実際に使用している最中を見たのは初めてだ。
いや、ちゃんと処方された麻薬、全然問題なし!

その間にも「お茶飲む?」「遅い昼食だけど、パン食べない?」とお茶や食事の準備が入ったり、電話に出て何やら長話していたり、猫を外に出したり入れたりして忙しくしていたので、私から本題を言い出すチャンスが見つからなかった。

「アフガニスタン人男性が・・・」とやっとあらかじめ伝えておいたテーマを出すと、すぐに返事が来た。
「できないわ」
もう、かったるさマックスの状態の彼女、とてもではないがそのFさんの問題解決に協力するために外出したりする体力はないのは私にも理解できた。

話していても、同じことを3度も質問されたりした。
「で、いつからドイツに住んでいるの」
三度目のときはちょいと答えるのに躊躇したくらいだ。
痛みのせいではなくて、お薬のせい?

幸いなことに、B子さんは嫌な感じのしない人だったので、これからも付き合っていくことができると感じた。
その薬、私が薬局に行って買ってくる体験をさせて欲しいなぁ、とかちらりと思ってしまった。
本人が行かないとダメかもしれないぞ、んじゃ、薬局に一緒に行きましょう~。

B子さんが撮影した猫の写真。
  


冬場の運動不足解消、りすの好きな体操

2017年11月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
これからどんどん寒くなって外出しづらくなるここの生活。
家の中で動くために愛用している動画集。

在独日本人仲間E子さんお勧め。


初心者でも楽しく踊れる、と検索した結果見つけたこれ。


もう何年もやっているこれ。


ドイツで生活しているのだからドイツのも、と検索して体力的についていけそうなこれ。
(ドイツのはついていけそうもないものが多い・・・)






新聞も休みが多いドイツ

2017年11月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチ周辺、今年は宗教改革500周年記念関係で10月31日が特別に祝日となった。
11月1日は毎年、祝日になっている。今年だけこの時期に二日続く祝日。
祝日はほとんどの商店が休業するウチ周辺(ドイツでも日曜・祝日に営業できる地域があると読んだ記憶が)、生活に不便を感じる人たちも多いだろう。
ウチが購読している新聞も休みを取った。

10月31日に配達されたこの新聞は、11月1日と2日分も含まれている、という日付の記載だ。
丸々二日も新聞が来ないなんて、日本ではほとんどないのではなかろうか。
もちろん、この新聞は日曜日には発行されていない。
実家生活で、朝刊がない日など、年に数回しかなかった記憶がある。ウチが読んでいる新聞はひと月に四度の日曜日×12=48、48日以上、新聞配達がない日があるんだ。
実家の新聞配達状況とえらい違いで、こうして比較すると改めてびっくりしてしまう。

新聞社の記者たちも、新聞配達の人たちも、日本の同業者より休みが多いのだろう。
もっとも、単に休みの多さで労働の過酷さを比較することができないと、パン屋勤務の友人の報告で知る最近だ。
パン屋はドイツの職場の中でももっとも厳しいものの一つと言われている。サービス残業も普通にあって、20時に店を閉めた後、さまざまな残務処理をして23時に家に帰った、というメールをしょっちゅうもらう。
彼女、日本語を私と勉強していたのだけれど、あまりにも仕事が厳しくなってきて最近全然進んでいないんだ。
このままでは健康を害してしまう、と転職活動中だ。
日本と大きく違うのは、数ヶ月ごとに彼女の職場は1、2週間の長期休暇がある。その休暇中に彼女は面接に勤しんでいる。
そんなに頻繁に長期休暇があるのだから、充分休息できるのではないか、とも想像するけれど、実際に体験してみないとその大変さを理解するのは難しいだろう。
「次々に同僚が病気になったり辞めちゃったりしています」
とも聞いている。
ベテランのその友人はそうした欠員のために一日に二度も出勤することさえあるとか。
そ、それはもう、法律など破壊された世界だな!

そういうわけで、休暇は立派に根付いているここの様子が新聞休刊の様子でわかるけれど、そこに勤務している各関係者はきちんと休めているかどうかは疑問、ともいえるんだ。








日本の鎧

2017年11月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
街中の中世コスプレ店にこんな商品が加わった。

ちょいと怪しげな日本の鎧。でも限りなく本物みたいで好感が持てる。
もっともわたしに鎧の知識があるわけではないので、もしかしたら本物?

ガラス越しによくよく見ていると、本物とかそうじゃあないとかというものより、日本が好きな日本人でない人たちが熱心に作った、という情熱が伝わってきた。

一人でこの店に入るのは勇気が要るけれど、誰かが一緒だったら尋ねてみたい。
いったい、どういういきさつでこれがここにあるのか、と。

ああ、ずいぶん前の帰省時だったか、実家でドイツのニュースをやっていたのを思い出した。
ドイツ人が日本の鎧を着て街中を練り歩いているシーンがあった。
うん、鎧好き、がこの店を訪れて買うのだろう、うほほ。





死者の日

2017年11月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
キリスト教が普及している地域では、ここ数日は死者のための日々らしい。
在独メキシコ人から送られてきた画像は、母国の「死者の日」のものだろう。

数年前にこのお祭りを007「スペクター」で知ったものだ。あの映画の冒頭のようなシーンが、今日はメキシコで繰り広げられているのだろう。

さて、ここドイツの田舎も死者の日とは呼ばないが、お墓をきれいに飾り付けたりして死んだ祖先を弔う日のようだ。
ウチの玄関先にもろうそくとマッチが用意されていて、義母が出かけていくものと思われる。

家庭によっては遠くの家族もやって来て墓参りに行くようだが、なぜか義母はそれを嫌って一人で行動。
ま、彼女のやりたいようにやらせるのが一番だ。家のことをほとんど支配しているものね。
義父は遠くの出身だが、彼女はこの土地で生まれ育って一度も村の外で住んだことがない。
骨の髄までここの土地に根付いている。
数日前から、墓手入れに出向いていて、きっときれいになっているのだろう。
その飾りつけも日本人にはない独特なもので、撮影して公開したいものだが(数年前にやったブログ記事にした記憶あり)墓まで行くのが面倒なので断念。
この日はキリスト教徒の死者だけが生きているものに祈られるのだろうか。
地球を宇宙から見たとき、そんなせせこましい考え方を笑ってしまう。
キリスト教徒の自分の祖先だけでなく、隣人たちの、異教徒たちの祖先にも祈りを捧げて欲しいものだ。

「キリスト教は凶暴な宗教だ」
と、義父が嘆いていたことがある。彼自身もキリスト教徒なのだから始末が悪い。
歴史に残る数々の戦乱はキリスト教徒が起こしたものばかりであることを言っているのだろう。
ま、あまり小難しく考えないで、今日のケーキを楽しもう・・・

少し食べるのならおいしいぞ。

追記
墓参りの日の墓の画像入り記事を見つけた。
2014年11月1日「墓参りの日」