怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

入国管理局、日本とドイツの違い。

2017年11月10日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫の古い物資を整理していたら、番号札がはらりと落ちた。
どうでもいいものまでこちらに持ち帰って来ているのだろうなぁ。

滞在許可の申請をしに行った時のものだろう。
「あなたの番号が表示されるまでお待ちください」と印刷されている。
そういえば、去年私の滞在許可証を更新しに行った時、前回と違って電光掲示板で番号が表示されるようになった。
あらかじめ、来所日時を指定した郵便が届く。それを持ってそこに行く。
こちらに来て初めて滞在許可をもらいにいった頃はそんなハイテクな掲示板などなく、時間になったらドアを開けて「予約の時間の私です」と言ったものだ。
ところが、私の管轄のその役所、電光掲示板ができたのはいいが、まだちゃんと作動していなかった。
同行した夫は、その作動していないことに気付かなくて真面目にじっと待っている。
後から来たネグロイド種の人々が何の躊躇もなくドアを開けて用事を済ませているので私はさすがに変だと思った。
夫は私の意見など聞かず、後から来るものたちが先に済ませていくことも全然気にならずに待ち続けることを選んだ。
めちゃくちゃなドイツだな、と思った。
作動しない掲示板。故障ならそう忠告してくれよ、後から来る人たち、どうしてそんなに何も躊躇しないで入っていける?
夫はどうしてそんなに生真面目に表示されるのを待ち続けていたのかい??
夫の日本の経験は、ここでは全く通用しないんだぞ。
この紙切れを見ながらそんなことを思い出してしまった。