怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

家の中はテキトーなドイツ人も多い

2018年06月04日 | ここの生活
先週だったか、文章の成り行き上「ドイツ人はきれい好き」と書いた記憶がある。家の中がすっきりきれい、ってことに憧れる日本の人たちも多いので、また、そういう家庭が多いのは事実なので否定できない。
でも、私の交際範囲のドイツ人の住まいは凄まじいことが多かった。
おととしインゴルシュタットから引っ越してしまったドイツ人E子さんはその見た目も激しく不潔だったので義母に「汚女」と名付けられてしまったものだ。彼女の容貌も、彼女の住まいもすごかった。台所にはいつも片付けられていない鍋釜茶碗が山になっていて、ショウジョウバエがたかっていた。ドイツ人旦那さんにはいつも叱られていたそうで、私にもこぼしていた。片付けられないドイツ人、たくさんいるんだ。

ジャンキーB子さん宅も微妙なところだ。台所のショウジョウバエはないが、部屋のいたるところが壊れている。
特に嫌なのはこれ。

もう、何年もこの状態で使っている様子。
義両親たちは一日だってこんな風でいられないだろう。彼らが喧々諤々やりながら修理する様子が目に浮かぶ。

きっと義両親たちはドイツ人らしいドイツ人の最後の世代なのだろうなぁ、と思いながらそのトイレの窓から外を見た。カーテンも何もないので、下手をすると、トイレの最中の様子が向こうから観察されてしまう。
見られても構わないのだろうな。
彼女、よく全裸で私を迎え入れるんだ。「今日は暑くてね、お風呂に入ったところなの」
隠すこともなく堂々としていてる様子で、欧州人は肉体が服、というのが本当によくわかる。
身体の土台がちがうから、その上に何を着せても欧州人の方が映えるって具合だ。

玄関先に飾られている置物はどう見ても東洋のイメージのもの。ドイツ人も好きな布袋様。うん、ビール腹が親近感?