怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

こちらのやり方に屈しなければならないサツマイモの味

2018年06月08日 | 頑張って食べる
ここ数年、普通のスーパーにも普通に出回るようになったサツマイモ。
交際のある各国東洋人たちや在独日本人仲間からは「ビミョー」という意見を聞いていたので今まで食べなかった。
義両親たちにとっては見知らぬ食材。「30歳を超えたら新しい食べ物に挑戦するのは止めておけ」という論理の持ち主たちだ。私にとってサツマイモは子供の頃から慣れ親しんでいるものなのに、自分たちにとって新しいものはヨメにも新しいもの、という勝手な解釈をしてくれるところが恐ろしい。
そういうわけで、ウチの台所で料理するのは勇気が要るので、出来合いの品を手に入れた。

調理済みのサツマイモが真空パックされ、冷蔵で売られていた。

義両親が庭仕事に夢中になっている時間帯に、電子レンジで温めた。このオレンジ色の断面は非常においしそうだ。

・・・残念なことに、やはり、評判どおりだった。食べられないことはないが、日本で栽培されているサツマイモとはかなり違う風味だ。
300グラムをこのまま食べるのは苦しい。
そうだ、添付のクリームチーズと食べたほうがいいのかな?

残りの半分は、箱に入っていたこのソースと一緒に食べた。
サツマイモにチーズを添えてナイフとフォークで食べるって・・・

ああ、こちらのやり方に屈しなければならかったことが非常に悔しい。
でも、そうしなければ、このサツマイモ、食べられないんだ、ああ、泣けてくるっ。

おいしい食べ方を知りたい。
だが、ウチの台所で調理するのは無理かもしれない。義両親たちが長時間外出のときを狙うか、友人宅で料理するか。
うう、食べることにいまだに苦労するドイツ生活。