怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

スーツに安全靴を買う夫のファッション感覚

2017年05月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
何か大きな会議に出席するらしく、夫は普段のボロ服ぶりに気付いたらしい。
ワイシャツは襟や袖口が擦り切れ始めているし、スラックスは10年ほど前に日本で買った品で、タックの付いただぶだぶ型。
 
ウチの経済力ではシャツにかける金額はこの程度。約3000円。

日本で同じ金額レベルの品だったら、もっと上質だろうといつも思う。
今回買った品をアイロン掛けしがなら感じるんだ。細部の縫製の丁寧さは日本の勝ち。
ドイツも日本もすでに自国内でこのレベルの価格帯の品を製造していないのにねぇ。
 
いろいろな店を見に行った。アウトレットモールには中国人旅行客がいっぱいいる。
 
中国人友人の一人がここで働いていて、私に勧めた。
「ちょいと中国語勉強して、ここで働いたらいいですよ!」
 
結局、夫はこのアウトレットモールでは何も買わなかった。

数日後。夫は通販で靴を買った。届いた箱の乱雑な梱包ぶりはいつものことなのに、やはり撮影してブログで紹介したくなる。
日本のさまざまな部分の丁寧さは、製造業のレベルの高さを表していると思う。
 
さて、夫が開けて見せたこの靴にびっくり。
これって・・・作業靴じゃあないか!?
私がそれを言うと、彼は好んでそれを選んだことを言った。へえー。ふうーん。
スーツに作業靴。凄い発想だな。
誰かに足を踏まれる可能性でもあるのだろうか。
紐の付いた靴なので、多少のエレガントさを感じないこともない。
頑丈そうなところが気に入ったので、何気に「私も欲しいな」と言ったら「じゃあ、買ってあげる」ということになった。
うわっ!女子用作業靴も存在するのか、ドイツ!するだろうな、義母の庭仕事ぶりを見ていると必要にも感じるぞ。
将来のためにも、ありがたく買っていただくことにする。