怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

包丁、東西対決

2012年06月14日 | ここの品々
マレーシア在住の友人に包丁を贈った。
刃渡り9センチ程度の小さい野菜きり包丁だ。義母は好んでこれを使う。
「ウチではこれでほぼすべてを切ります」と書き添えておいた。
到着の報告の電話で、友人は「こんな小さいのを使うの?」と驚いていた。
「ここじゃあ、馬鹿でかい包丁で骨付き肉を切るのよ」と言ってたので、私はすぐさまこちらのアジア食材店に売られているその品を思い出した。

数日後、近所の中国人友人宅を訪問すると、偶然にもその包丁で鶏肉料理。早速撮影して、マレーシアの友人に送った。
     
包丁の大きさは許せるが、まな板の丸いのが馴染めない。まあ、なんでも慣れかな。

らくらくと骨まで切ることができる。骨付きの肉を台所でこうして切る料理が日本やドイツであまりないのだろう。
重量のある包丁は食文化の違いで存在する場所を選ぶのだろうな。


切った肉は炒めて、ねぎや醤油、ごま油などで調味。シンプルでおいしい中華料理の出来上がり。
ごちゃごちゃと煮込むドイツ料理よりよっぽど簡単でおいしいと思うのだけど。義母は食べないだろうなぁ・・・