怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

塩分摂取

2012年06月18日 | いろいろ
先週の週末は友人宅に招かれて食事。


亀がペットのこの夫婦・・・飼えばなんでもかわいくなるものだけど、来客としてときどき来て見る立場としては、微妙だ。
私が頭や脚を撫でたら、怒っていたぞ、亀・・・。ああ、かわいくないっ!


夫婦双方とも航空機関係の会社に勤務。


肉食を避けている私の夫と肉食が得意でない私のために、この日は鮭がメインディッシュだった。

デザートのアイスクリーム。この赤いソースはワインをふんだんに使っていたのでお酒がだめな私にはちょっと苦しかった。


お酒と言えば、日本酒も登場した。
これは1年半ほど前まで某自動車会社で東京勤務をしていたドイツ人家族からのお土産だそう。

さて、そのドイツ人家族の旦那さんの話。これが今日のテーマ。
東京に勤務が決まって、まず、彼だけ単身で東京住まいを始めた。
料理ができない人だったのか、あるいは単に好奇心からなのか、家族が来るまでの3ヶ月間、食事はすべて日本食を食べていた。
一般的に、日本食は外国人一般にとって非常に味付けが薄く感じる。「日本食は味が無い」といろいろな国の人たちから言われたものだ。
彼はその3ヶ月間で「舌が敏感になってきた」と感じたのだそう。母国の料理の味が非常に濃い(主に塩分)ことを東京生活で知ったのだ。
西洋人は東洋人より味覚が発達していない、というのは正しくないのでは、と思った一瞬だ。
また、確かにドイツ料理は日本料理より味が濃い、とドイツ人の証言を得て満足した。
やはり、トレーニング次第で身体は変わってくるのだっ。
ドイツ人、塩分を抑えることができるのではないか、とかすかな希望を抱いた。

統計によると、日本人の平均塩分摂取量は世界的に高い。
が、ここに住むと、ここのしょっぱい味付けにほとんどの在住日本人は悩むのである。
ドイツでハムやソーセージの製造を学んだ日本人によると、日本で「ドイツソーセージ」として作るときには本場の塩分量より減らすとか。
義両親と食事をしているとよくわかるのだが彼らの食事の量そのものが日本人平均の1.5倍以上に感じる。
レストランでの料理の量なども、平均日本人が平らげるには難しいことが多い。
その食事の塩分量が日本のものと同じだとしても(いや、実際は日本より塩辛いものばかり!)1.5倍の塩分を摂取しているはずである。
塩分摂取量の統計ってどのように調査するのか知りたいものである。

塩分摂取量だけでなく、他の公にされている「統計」なるものも、一度は疑ってみたほうがいい、とも思うこの頃なのだ。
何かの圧力で情報が操作されているのかしら、と感じてしまうことがしばしばである。
塩分摂取量をもっともっと抑えたい日本、塩を節約したいのか?あはは・・・
こちらの塩分摂取量のほうが深刻だと、真剣に自分の健康について心配している。(義母の料理を食べなければ一気に問題解決さ!)