入歯が出来上がった。完成品は総入れ歯に近い。
新しい歯は、少年の歯のように小さく綺麗に揃っている
逆に人工歯茎は分厚く、口蓋を覆い隠す大きさだ。
若先生は話し方は優しいのに、仕事は荒っぽい。
残した歯が折れるか抜けるか、顎が外れるか。
冷や汗が出たほど痛かった。
小一時間、あちこちを調整し、入歯はカチッと収まりました。
薄紙カチカチで試したので嚙み合わせもできるはず。
だけど拳骨を口に含まされた気分です。
慣れるまで時間がかかります。頑張って下さい。
あと、何度か調整しますから、来週またね。
と励まされて帰宅。
この夏、桃も蒲萄も西瓜もまだ、だった。
そうだ、入歯完成祝いは西瓜にしよう、と思った。
帰宅途中、スーパーでカット西瓜を購入。
ところが、楽に噛めると思った西瓜が噛めないのね。
入歯の分厚い土台が、痩せた歯茎に食い込みます。
病院では噛み合わせられたのに・・・・・・。
結局、半分は残し、明日、細切れにして再挑戦します。
まだ当分は流動食や介護食です。
なお食後、直ちに入歯は外しポリデント液に入れました。
いま、入歯から解放されて、ホッとしています。
210831