古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでござんす。
でも、どこに買えるものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題。今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃぁござんせんか。
「 傷 だ ら け の 人 生 」
ふむふむ。変わったのはアタシのカラダだけ。確かに世の中、ちっとも変っちゃいませんなぁ。
と尻と頭を抱え今日も歌ってます。
(じじぃが歌うと、こうなっちゃいますがね、ふんっ)
140530
古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでござんす。
でも、どこに買えるものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題。今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃぁござんせんか。
「 傷 だ ら け の 人 生 」
ふむふむ。変わったのはアタシのカラダだけ。確かに世の中、ちっとも変っちゃいませんなぁ。
と尻と頭を抱え今日も歌ってます。
(じじぃが歌うと、こうなっちゃいますがね、ふんっ)
140530
AKB48による握手会なるものが、如何様(イカサマではなくイカヨウです)なものかをよく理解できた。
今回の事件についても、会場と負傷したメンバーやスタッフの配置と、犯人の位置と動きなどもよく分かった。
これは毎朝、正義のために燃え上がるテリー・伊藤さんのお蔭で、テリーさんに拍手。
ただ一つ、腑に落ちないことがある。それはその場に居合わせたファンの行動である。
彼等はメンバーを熱烈に応援していたのに、犯人が鋸を振り回し始めたら、集団的自衛権を放棄し、真っ先に逃げ出したんだろうか。
誰一人として憧れのヒトを庇わなかったのなら、実に嘆かわしいことで、ニッポンはお終いである。ねっ、そうでしょ? 晋三クン。
テリー・伊藤さんには、そこんところもツマビラカにして欲しかった。
余計なことですが、たまには綺麗な日替わり帽子の中身もね。冠りっぱなしは、毛根によくないと思うよ。
ところで、負傷したメンバー2人が退院する時、入山杏奈さんが記者団に言った、
ご心配をおかけしました。もう、東京に帰ります。
そりゃぁ怖い目に遭って、こんな町は「もう」懲り懲りだろうけど、そこはまだうら若くても芸能人のはしくれ。
ご心配をおかけしました。これから、東京へ帰ります。また来ますからね。
くらいのリップサービスをして欲しかった。
しかしながら、一方の川栄李奈さんは、
ありがとうございました。もう、大丈夫です。
これは正しい「もう」ですね。よくできた!
因みに杏奈さんはオバカキャラが売りで、李奈さんは優等生キャラだとか。な~るほど。それならしょうがないや。
えっ? 逆? 違ったかな? 明日も日テレ見て、勉強します。
家に閉じ篭っていると、だんだん性格が悪くなり、重箱の隅をツツキたくなる。反省。
負傷した2人の早期回復を祈ります。えっ、もう1人いたんですか?
140529
家に篭り、尻と頭を抱えて横になっていると、ますます悲観的になってくる。
気分を変えるために、転地療養が必要だ。
たまたま某じぃからマンドリンコンサートを誘われていたので、乾坤一擲、所沢ミューズ内アークホールへ出かけた。
演奏は所沢在住のセレブなご婦人たち。紳士もほんの少し混じっていた。
楽器はマンドリン30人。マンドラ10人。マンドセロ4人。後の二つは知らなかった楽器だ。
他に引き立て役として、ギター8人、コントラバス2人、パーカッション2人、フルート1人。指揮者2人。
合計69人にもなる大編成の楽団である。
演奏曲目は、知ってたものだけを書きますね。
第1部
ハチャトリアン「仮面舞踏会」からワルツ
ヘンデル「水上の音楽」から例の華々しいあれ。
以下2曲は割愛。
第2部・ギターアンサンブル”アルペジオ”
いずみたく「見上げてごらん夜の星を」
リッチナーかな?「勿忘草」
以下ロシア民謡1曲割愛。
休憩
第3部
かのジュリオラ・チンクエッティ嬢の持ち歌「雨」
ロシア民謡「アムール河の漣」
朝鮮歌謡「イムジン河」
映画主題曲「クワイ河のマーチ」
南こうせつ他「神田川」~「千曲川」~「天城越え」メドレー
有名な「コロラドの月」
アニメ主題歌「銀河鉄道999」
アマディ「海の組曲」
割愛したものも含め、旋律は極めて美しく、全てが、どこかで聞いたことがある親しみやすい曲ばかりだった。
所沢セレブたちは、音を外すこともなく、粛々と、ひたすら上品に、平らに曲を進め、...... ハッキリ言うとメリハリが無く退屈。
パーカーッションとフルートと低音で支えるコントラバスがやけに活躍した演奏だった。
なお、五木ひろしが嫌いで、始まるとTVを消してた「千曲川」が、実はいい曲だったことに気付かされた。
「天城越え」では日本の打楽器が大車輪だったけれど、揆の音だけにして、チャカポコ音や破れたような鼓の音は要らなかった。
......で、転地療養になったか、というと全然ダメでしたな。ふぅ。
なにしろ、誘ってくれたじぃがスコブル付の元気でセッカチ。あと2年で傘寿とは思えない。
セッカチじじぃの時間配分は全てにアソビがなく、ギリギリのスレスレ。
あちこち痛む下半身を抱え、汗をかきかき会場に駆け込まざるをえず、席に着いたらもぅぐったり。
狭い椅子に2時間弱も閉じ込められて、右尻を浮かせながらの音楽鑑賞になり、実は辛かったよ。
帰り道もだ。
夕方の欅並木をそぞろに歩き、コンサートの余韻を味わうなんかトンデモナイこと。セカセカと人を掻き分け航空公園駅まで一直線だ。
駅では、エスカレーターの右側を駆け上がり、上で森生をドヤ顔で待つ有様。
お蔭で体調が一層悪くなったみたいだ。参ったね。
このマンドリンクラブは、すでに定期演奏会を33回も開催し、この日は、1000席はある大会場を8~9割埋めた実力派である。
ただ、音量の小さいマンドリンは、100人程度の小会場で聴くのがいいのではなかろうか。森生の体調の所為で、採点が厳しくなったかもしれませんが。
最後にシャモじぃへ。誘ってくれてありがとう。
家にいても、良くならないものは良くならなかったんだからね。
(演奏会は5月25日に行われました)
140528
今日もまた薬局へ行った。
顔なじみの薬剤師に、
今日はどうされましたか?
と言われて、ムッとした。「こんにちわ」ならいい。「きょうは」は余計である。
それに、10数人のじじばばが聞き耳を立ててるじゃないか。尻に大痣、目が腫れたなんて言えないぜ。
確かに、このところ頻繁に通ってるよ。現役世代に対して負担をかけて、誠に申し訳ないとも思うよ。
だけどね、そのうち2回はお宅に在庫が無く取り寄せるっていうから、2回で済むところが4回になったんだぜ。
数が足りないことだってあったじゃないか。
某医大の耳鼻科の先生は、探求心が旺盛でマニアックな漢方薬を処方する。小さな薬局はお手上げになるのである。
高血圧・血流・後鼻漏・去痰・胃薬・点眼薬・軟膏などなど、浴びるほどの薬を飲んでるから、副作用でシバシバ頭が混乱する。
混乱を少しでも防ぐために、薬局は浮気しないで、お宅一つに絞り込んでいるんだ。
また、これだけ種類が多いので「一包化」をしてもらうから、森生の処方箋対応で、狭い薬局内は大わらわ。いつも1時間は待たされる。
結果、またあのじじぃが来たっ、ってわけだ。諸君らを相当悩ませてるんだろうね。ふんっ。
だけど、森生はお得意サマだぁ。
昔、八ヶ岳の某リゾートホテルの総支配人が教えてくれた。
高いお部屋に、お二人連れで泊まるお客さまには、また来て欲しいんですが、お礼状や年賀状暑中見舞いは決して出しません。
誠心誠意のおもてなしは、ホテルに滞在されている間だけにしております。
後で大騒動になりかねませんからね。
親しき仲にも礼儀あり。
善意が勝って配慮が足りない薬剤師君に教えてあげる。
見かけによらず、じじぃは傷付きやすいんだよ。挨拶を工夫したまへ。
先頭の絵は三岸節子「嵐が来る」。
140526
6日前の昼頃から痛み始めた右尻は、腫物になることもなく、2日前の夜、怖いような蒼黒い大痣が現れた。
痣は右太腿まで続き、両手を使っても隠せない大きさである。
心筋梗塞の治療をして退院するとき、主治医からは、薬の所為で痣ができ易くなる、と注意されていた。
実際、手の甲には度々小さな紫痣が、両足首の靴の縁が当たる部位には青痣が、今年の雪掻きでは右腕に大きな茶色の痣が現れた。
ただ、今までの痣は大きくても痛みは無く、右腕の痣以外は思い当たる原因があった。
しかし今度は違う。
尻の痛みは治まらず、痣を見てしまったら、じっとしていても痛くなった。
更に、痛みを庇うために不自然な姿勢になるためか、首筋、右脇腹、左太腿の後ろ側の筋肉が痛み始めたのである。
しかも、昨日から右目の上瞼が赤く腫れ始めた。
一晩経つと、瞼が下がり目玉が小さくなってきた。泣きっ面に蜂ですねぇ。医者嫌いのじじぃも、もはやこれまで、と覚悟しましたよ。
団地内の病院に、今日は運よく眼科医が来ている。眼科は午前中に済ませ、午後は痣治療をするつもりになった。
受付で事情を話すと、眼科の診察の後直ぐに、整形外科で午前中に痣を診察、ということにしてくれた。
週1回の眼科。若いけれど感じのいい先生に当たったと思う。
瞼の腫れは、虫刺されではなく、黴菌か体質によるものかは分からないけれど、軟膏と目薬で治るでしょう。
黄班変性症の診察は来週にしましょうね。
次、整形外科。働き盛りの明るい先生。
当然、先生とナースの前であられもない姿を晒すことになった。でも、既に世俗を超越してるので恥ずかしくはないのね。
そしてこれまでの痣の症例と、常用薬をルル訴えた。先生も蒼黒大痣には感心してくれ、
ぶつけた記憶が無いのにこれだけの痣になるのは、内因性であり、血管の欠陥かも。
多分、血液サラサラ薬の効き過ぎですね。
(っていうことは、昨年夏に突然、黄班変性症が悪化したのも、サラサラ薬の効き過ぎじゃないだろうか.........。)
更に先生は、
怪我の痣なら今ここで治療するけれど、そうじゃないから、先ず心臓の薬を出した先生に相談してください。
痛み止めは血流を促進するので痣・内出血には禁忌薬品になってます、ガマンガマン。
楊枝を束ね、痣をチクチクし血行促進=痣早期解消は嘘です。ネットなんかを信用しちゃいけません。
(でもねぇ、じじぃにはネットしか相談するところが無いんだよ。)
仕方がない。常用薬を出してくれる先生の診療所に寄ることにした。
最後に会計で。
今日は処方箋は出ておりません。会計は120円です。
随分安くついたな、しめしめ早く帰ろう、と思いながら玄関に向かうと、会計君が追いかけてきた。
あのう、お支払がまだ済んでないんですけど。
うへっ、慌てて会計に戻り、
すんません、随分安いなぁと思ったら、支払いをコロッと忘れました。
あっ、そうだっ! 眼科から処方箋が出てるはずですけど。だって、先生は軟膏の付け方、詳しく教えてくれたんですよ。
ばたばたして、結局、会計君が眼科の伝票を見落としていたことが判明した。
眼科ではいろいろやってくれたけど、整形外科ではじじぃの醜いお尻をご開帳しただけだからな。
で、何がどうなってるのか分からないまま、結局840円を支払った。
帰りに立ち寄った診療所は、院長先生が学会に出席するので、「臨時休院」の張り紙が出ていた。
今日は、損をしたような助かったような、微妙な気分だ。
人生にはそういうこともある、のである。
140523
鎌倉市にある3か所の海水浴場の、名前が決まった。
由比ヶ浜海水浴場
材木座海水浴場
腰越海水浴場
です。
なに? ちっとも変わってないじゃないか、ですって?
はい、以前の名前をそのまま使うことにしてくれました。良かった、よかった。
これは、3海水浴場の命名権を取得した「鳩サブレーの豊島屋」さんの英断です。エライッ、拍手喝采します。
数年前から、NHKも「海水浴場」を「ビーチ」と言い換えている。
半世紀前、由比ヶ浜だったか片瀬・江の島だったか忘れたけれど、「東洋のマイアミ・ビーチ」と自称していたはずである。
近頃、何かとカタカナ名前にすることが多い中で、さすが、豊島屋さんは粋です。洒落てます。
鳩サブレーは、東京・横浜の百貨店でも売ってますから、どんどん買ってあげて下さいね。
なお、「七里ヶ浜がないじゃないか」という方がおられるかと思いますが、あちらは海水浴場ではありません。
急に深くなり、波も荒いので、海水浴場には向いていません。波乗り用のトッポい海岸です。
それから、由比ガ浜と材木座を分ける滑川の河口付近も、避けた方がいい。
潮流が複雑で、だいいち生活排水が流れ込み、海水が汚いじゃありませんか。あんな場所で遊ぶ東京者の気がしれません。
(昼間は河口手前で川を堰き止め、夜間、大腸菌を殺菌してから海に流すようにしたけれど、今はどうしてるのかな?)
子供の頃、親からも、近所のお兄ちゃんたちからも、河口に近付くな、と厳重に注意されておりました。
三浦・湘南海岸は、すっかり変わってしまい、もう行く気はありません。
時々、鳩サブレーを大切に大切に、一日一枚ずつ味わいながら、昔を思い出すだけです。
この報道は東京新聞でどうぞ。
写真は1950年刊・岩波写真文庫「鎌倉」から。場所は滑川河口の仮橋です。
挿絵は森生。
140522
・・ 生き疲れ痛みからだをかけ巡る ・・
....... 猫額亭森生
解説します
朝から頭痛がする。目がガサガサしてくる。気温が上がるにつれ頭がぼんやりし、体がふわふわよろよろする。
三日前からルル3錠を復活したけど、全然効きません。つまり絶不調ということ。
そして突然、右尻(お尻の右山ですよ)が痛くなった。
腫物ではないようだ。何故ならズキンズキンではなく、骨が尻の肉に食い込む痛さだ。お肉とラードはたっぷりあるのにね。
パソコンを操作するには、右尻を浮かせて、椅子に腰かける。本当に、つくずく、ぐったり疲れるんですよね。
何より辛いのは、思庵で、毎日、出すべきものを出そうと努力しても、こんな姿勢では出やしない。
それで、この三日間で2k近く重くなり、片尻座りが更に辛くなった。
ああ今日もまた憂鬱な一日が始まる、と思いながら、今朝、寝床から起き上がるとき、あれれっ、首筋が、いてててて。
ん、もう........
そういうわけで、平日の記事の、原則毎日更新が無理になりました。
ネタはあっても(?)纏める気力が湧きません。一昨日の「職場放棄」と昨日の「落としもの」は、在庫写真を使いました。
かのポール・マッカートニー君は、エエ恰好してキャンセルする。豚コレラだってウィルス性感染症だわぃ。
ブログ界のあぶくじじぃがブログを休んだからって、どうせ、だ~れも迷惑しないもんね。
だから暫くの間、いやこれからはずっと、かな? 記事の更新は不定期にさせていただきます。
南無阿弥陀仏.................。
なお、両膝や左足の甲と中指薬指の関節は、もう何年も前から時々痛み、記事にしていたようですので、触れませんでした。
明日はどうなるか分からないから、イエスタデイをどうぞ
140521
エムズの片割れさんが「昔聞いたシャンソン」を聴き比べている。
本場のシャンソンのつもりで岸洋子の歌を聴いた。
意外にも作詞作曲はさとう宗幸だった。印象に残っていなかったさとうの歌も、改めて聴くといいものだ、
というご感想です。
エムズの片割れさんのブログは、時々、知らないいい歌を紹介して下さるので、毎日覗いている。
森生は、さとう宗幸のこの歌が、昔から好きだった。
初めて聴いた岸洋子もなかなかいいが、少し貫録があり過ぎるのではないかと思う。
新しいパソコンは、以前使っていた古いノートブック型に較べ、youtubeの音質が格段にいい。
それで、林住記を書くよりも、ナツメロを聴き比べている時間が長くなった。
別れの歌・歌手が故人・名前がようこ、で思い浮かぶのが「前野燿子」ですね。
前野燿子は高橋真利子以前のペドロ&カブリシャスの元ヴォーカルで、ウド・ユルゲンス作詞作曲「別れの朝」を歌った歌手です。
真梨子も巧いけれど、哀切さでは燿子が勝りますな。あなたはどちらが胸を打ちますか?
この歌はこの二人のほかに、藤圭子・世良公則なども歌っている。サバサバと歌う秋元順子も良かったが、削除されました。
いいおっさん二人が嘆きあって可笑しいんですが、ウドとホセ・カレーラスのデュエットも素晴らしい。
なお、ウド・ユルゲンスの場合は歌の題名は「夕映えの二人」です。
意訳したなかにし礼の腕が冴えてますね。
絵は松本俊介「並木道」。
140516
河原で大きな旗が振られていた。
確かめに近付いてみると、ヤンキー兄ちゃんたちだ。
バーべキューで溜めたエネルギーを放出しているようだった。
一見怖そうだけれど、けっこうあどけない顔つきなので、思い切って声をかけた。
旗を振る人を、仲間内では旗師(はたし)というそうだ。庭師・医師・牧師・指物師・調理師.......。
手品師・寝技師・詐欺師もあるな。
夏、朝霞市で、土佐よさこい祭りから派生した「彩夏祭」があり、そこで旗振りの優劣を競うとか。
今日は、高麗川の河原へ来たので、その練習をしてるんだそうだ。
へーっ、旗振りにもウマヘタがあるんだ。
旗には達筆で、ペテン師・安倍晋三が好みそうな文言が書いてあったようだが、色褪せてよく読めなかった。
聞いとけばよかったけど、聞き忘れた。
姐さんも混じった兄ちゃんたちは、ざっくばらんで親切な若者だった。
重大なことを蔭でコソコソ決める晋三より、たとえ稚い思想でも、大きな旗で大向うに訴えかけるヤンキー兄ちゃんの方が恰好いい。
ふ~ん、8月か。.....暑い最中だけど、ネタを拾いに行ってみようかなぁ。近頃、渇水で、本当に困ってますぅ。
念のため「旗師」を調べてみました。
①旗作りを職業とするひと。
②米相場・銭相場などで、現物を持たずに思惑で売買をしてさやを稼ぐ商人。
③画廊を持たない美術商。
140515
白蔵主さんのお宅を訪ねたのは、およそ半年ぶりだった。
家族に、新しくミルクが加わっていた。おっとりとして、人懐っこい猫だ。
足元にすり寄ってきて、そっと下げた指先を舐められたら、犬派であっても、俄か猫派になるというもの。売り物ではない売り物。
狭山茶を頂いているときに、宅急便で静岡茶が届いた。
白蔵主さんは、惜しげもなく包装を開き、静岡茶を淹れてくださった。
一日に、狭山の味と静岡の色を味わう幸せ。
なんたって「色は静岡香りは宇治よ味は狭山でとどめさす」だからね。(サイタマ以外の方々、すいませんね)
帰りに鹿台橋から下流を遠望。河原にはまだ大勢の人が遊んでいた。
140513
わが猫額亭の庭園にある白樫が、2年前に枯れた。
枝透かしと刈込を年中してたので、流石の白樫も疲れ果て、生きる希望を無くしたのだろう。可哀想なことをした。
枯れた木からキノコがにょきにょき生えてきて見苦しい。
今日こそ切り倒そうとしたら、地面が黄な粉をこぼしたようになっている。コゲラ夫妻が巣を穿った時の木屑である。
そういえば庭で時々、トトトトトトと音がしていたし、小鳥がズィズィズイと鳴き交わす声がしていた。
コゲラ夫妻が住み着いたのなら、子作りに協力しなければならない。
そもそもわが一族には結婚や出産など慶事がまるで無く、葬式だけが続いている。たとえコゲラでも目出度いことではないか。
大雪で傷んだ躑躅や椿を、花後の大幅刈込と枝透かしで仕立て直す作業は、来年に先延ばしだ。
だけど写真くらい撮ってもいいだろ、と近付きカメラを向けると、気配を察し直ちに飛び去ってしまった。全く用心深い連中だ。
亭主の配慮を全く理解しないのは、小さな頭で激しく木をつつくので、きっと脳障害を起こしてるんだろうさ。
花咲爺さんは、ようやくやる気になった庭仕事を諦めたんだ。
(コゲラの絵は「サントリーの愛鳥運動」のHPから)
140512
ふぅ、暑いなぁ。
で、熊谷名物(....いやごめん、九州名物だった、写真を見たら箱にそう書いてあった)白くまを食った。
こんなに早いアイスは、初めてのことだ。
白くまは、去年の秋、夏のまんまの暑さが続いたので、セブンイレブンで買った。
ところが突然寒くなったので食べ残してしまい、冷凍庫で半年あまり冬眠させていたのである。
味? なんら問題なし。腹具合もね。
と書いてこの記事を終わりにしようとしたら、遠くで雷が鳴り、物凄い北風が吹きまくり、あの暑さがこの寒さになった。
参ったねぇ、この目まぐるしい温度変化。ぶるっ。
(熊谷名物は「雪くま」でした)
140510