市会議員の選挙が近いのか、やたらに顔写真のポスターが増えた。
みんなにこにこと、県知事や国会議員と握手していて、こっちが笑ってしまう。
もっと別の手、考えられないの?。
石頭、化石のような狸議員なら仕方が無いが、若手まで同じだから困ったものだ。
顔写真ポスターの中で、特に幼い顔が出てきた。
特に若い「候補者」は、あまりにも頼りない顔で、オイオイ頼むぜ、ダイジョウブかい?、と思ってしまう。
森男は頭から馬鹿にしていたら、なんと近所のお兄さんだ。大学を出たばかりのようである。この子の抱負や「プロフィール」を書いたちらしが郵便受けに入った。家族に囲まれて、滑り台の上でお手々をふっている記念写真付きである。流行の仕事も少し体験している。
ご他聞に漏れず、この子も「福祉」を掲げている。この福祉や環境や人権が曲者である。
誰もが反対出来ない。しかし候補者にとってのこれらの言葉は、ほとんど中身が無い。「美しい国」と同じである。
近所の子だから、市会議員程度に出るなら、露店の骨董品市長の家来になってしまった近所の古狸に変えて、応援してやりたい。
しかし、これまでの市の仕事で何を止め、何を始め、財政状況は良いのか悪いのか、等々について、幼いなりに考えを示して貰いたいものだ。
本当は、もしやる気があるなら、もう少し実社会を体験してから出てきて欲しい。議員になってから、実際の政治や行政を勉強するなら、給料を返上してくれ。
幼い人が、今の市議会議員の仲間に入れば、簡単に狸顔に染まってしまいそうである。
もっと、苦労をして、頼れそうな顔になってから、立候補して貰いたい。
そのためには、家族から自立しようよ。
そのまんま東が東国原知事になって、いい顔になった。
TVで見る限り、発言はまともで、好感が持てる。態度や風采は田中ヤッシーよりずっといい。案外上手くやるのではないか。
昔から 「男の顔は履歴書で、女の顔は請求書」 という。
これ、柳沢伯夫の「箴言」です。