羽鳥慎一モーニングショーで「そもそも総研」を見た。
常識とは異なる発言が目立つ、デービット・アトキンソン氏のご意見を伺う内容だった。
外資系経済アナリストを経て、現在、日本の国宝等古美術品修理会社社長である氏曰く。
国別GDPは、米・中・日本の順なので日本はまだ凄いと思うなかれ。1人当たりでは24番目である。
これは一人当たり生産性が低いためで、生産性を上げるためには先ず最低賃金を上げるべきだ。
生産性を上げれば失業率は下がる。いい例はイギリスだ。
移民頼りより、潜在能力が高い日本女性を活用せよ。
経営者はもっと努力せよ。
と言ったと記憶している。また、少し前の同じ番組では、
日本には中小零細企業が多過ぎる。現在の半数でよい。
経営者は無能でも従業員より高給を得ている。合併を進め経営者の人数を減らせ。
そうすれば経営は効率化し生産性は上がる。無理な競争が無くなり、従業員の給料は上がり、幸せになる
と言っていたはずだ。
森生の記憶力と理解力はイカレているので、違うかもしれないがそう記憶し理解した。
ところで、森生は氏の「新・観光立国論」と「世界一訪れたい日本のつくりかた」を購入した。
前者の内容は、
人口減少を補うために、外人観光客をもっと増やせ。
日本の外人観光客吸引力はどの国にも負けないが、実情は極めてお粗末だ。
抽象的な「おもてなし」を売るより、具体的なサービスの種類と質を充実し、その対価を得るべきだ。
爆買い客より富裕層や智識層を引き寄せ、リピーターを増やせ。
といったところだろうか。
なお続編の「世界一・・・・」はこのところ忙しくまだ読んでおりません。
また、上記の纏めは間違ってるかもしれません。
宜しければ「デービッド・アトキンソン」でネット検索をしてみて下さい。
アマゾンなどで著書を何冊も販売している。内容の説明と書評を読むのが手っ取り早いです。
取り急ぎ、以下のサイトをどうぞ。
日本経済の悲しい現実
日本の企業を現在の半分に減らせ
新・観光立国論を読もう
日本よりタイ
羽鳥慎一「そもそも総研」
なお「アトキンソン? どうもなぁ.....」という批判も併せてご覧ください。
D.Aへの妄信は危険
不肖森生も、アトキンズ氏に全て賛成、というわけではありません。
でも、とにかく具体的で刺激的な提言です。
舞妓の画像はこちらさまから拝借。この映画、面白かったです。
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