林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

住めば都

2021-10-28 | 高麗便り

47都道府県の「魅力度ランキング」なんてものがある。
森生が住む埼玉県は、去年は38位だったけど、今年は45位だ。
北隣の群馬県は40位が44位に落ち、山本県知事が憤慨し、

  法的措置を検討する。

だとさ。子供じみていて馬鹿馬鹿しいね。

7段階も落ちた埼玉県は、特段の反応がなく、いかにも埼玉です。
住民である森生は、44位でも一向に差し支えないですね。

  ランキングはブランド総合研究所が、89項目についてネットで質問。
  質問項目は、認知度・訪問経験・観光意欲など89項目だった。
  35000人から回答があり、年齢や人口分布を考慮し点数化した由。インチキ臭いね。
   

森生は神奈川県で生まれ育ち、埼玉県に流れ着いて50年経った。
全国に誇れることは思い浮かばないけれど、気に入っている。
県の東部を殆ど知らないので、歩いてみたい。

埼玉県に落ち着く前は、静岡県と栃木県に住んだことがある。
栃木は去年最下位だったが、今年は41位。ま、下位は変わらない。
両県ではいろいろあったけれど、いまは懐かしい。

あの頃あった人たちは、どう思っているだろうか。
森生のことなぞ、多分、忘れてしまっているだろうな。

  一覧表は10月10日朝日新聞朝刊から。

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かたえくぼ

2021-10-27 | 重箱の隅

朝日新聞は、アベ・アホウに繋がるキシダに、点がカライようだ。
ただ、批判し解説する記事が長過ぎ、草臥れて、寝てしまう。

選挙戦中は公平中立を装うので、一層回りくどい記事になる。
その点、声欄にあるかたえくぼの投稿者さんは、簡潔でイイネ。
(但し、直近のものは、選考で落とすのか、切れ味が良くないです)

例えばこういうの▼見習いたいものです。

諸先輩のブログを拝見しても、同じことが言えます。
細かい字で、ぎっしり画面を埋めた記事は、読む前に腰がひける。
世のためになる、立派な内容でありましょうが........。

ブログは、人に読まれてなんぼ、です。
何の変哲もない私事を、長々と書き連ねるのも困りもの。
自分用の備忘録ならブログでなく、一太郎かワードで済む。
読者ファースト、でお願いしますね。

  

  はいはい、以上は自分の欠点を棚に上げての言い分です。
  ご訪問下さったご同輩のことでは決してありませんよ。
  誤解を与えたとしたら、遺憾でございますです。

  これ、先生たちの口癖です。

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悶えるショパン

2021-10-25 | 歌の翼に

今秋、久し振りにショパンコンクールが開催されましたね。
そして、反田恭平氏と小林愛実嬢が2位と4位に入選した。
おめでとうございます。

二人とも、最終ラウンドのピアノ協奏曲が素晴らしかったそうだ。
ようつべで視聴できそうなので、早速ポチってみた。

  ♫ ピアノ協奏曲第1番 反田恭平演奏

う~む、やっぱりショパンはいなぁ。(この曲は誰が弾いても感動します)
特に、都はるみ嬢が歌う北の宿に似ている、さわりが好きだ。
目を閉じて聴くと、うっとりとさせられますよね。

ところがだ。画面をつい見てしまった。
氏がそこを弾くときの表情が、残念なのね。

ご当人は恍惚としてたのかもしれない。
しかしじじぃには、苦悶しているように見えてしまう。
出したいものが出ない時の表情です。(注・情感のこと)

この表情は、ピアニスト全般に定着している悪い癖です。
他の楽器を扱う演奏家は、ピアニストほどではない。
チェロ弾きが、やや近いかな?

ピアニストらは、聴衆を感動させるためにああしてるのか。
だとしたら、見当違いも甚だしいですな。

大きな音を出す時、腕を振り上げるのは合理性がある。
最弱音の場合、鍵盤の前に縮こまるのも理解できる。
だけど、あのさわりの、あの表情は止めてほしい。

絶世の美男美女なら、まだいい。
だけど二人の場合は、減点になったのであるまいか。

  

  ピアノ演奏を鑑賞するのにいい場所は2か所です。
  横顔しか見えない客席か、自宅でのCD鑑賞に限ります。

  わが猫額亭には、ショパンのCDが複数枚あります。
  お耳直しに、暫くぶりに聴いてみますね。

  小林愛実嬢はピアノ協奏曲第2番を弾いた、と聞いております。

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スリッパを考えた

2021-10-22 | 重箱の隅

直前の過去記事スリッパは、意外に閲覧数がありました
有難うございます。

長年探し求めていたこのスリッパ▼ お薦めできます。

ただ、ホームセンターでの売り方には、不満がある。
そこで消費者として、生産者と販売店に提案します。

1.色数を増やす。
  店頭では、写真のスリッパが1フックに5~6足のみ。
  人気はこの色だろうが、1色だけではあまり売れないはず。
  この色を引き立てるため、あと数色揃えてもらいたい。
  例えば赤色。売れなくても、客の目をひくために。

2.他のスリッパに混じり、1フックだけで棚に吊るしてある。
  だが横1列は確保し、色別に吊り売りすべきである。
  メーカーの営業マンは店と交渉し、横1列を確保すること。

3.貼札の文字を大きくする。
  文言と大きさは現状のままで、文字を1.5倍にする。

4.改良スリッパも製造する。
  すなわち、スリッパの底を2重にする。
  床に接する底は、汚れたら新しい底と交換できるようにする。
  接着剤は1カ月で剥がれる程度の、弱い粘着力がいい。
  交換用の底は、5枚1組300円程度で別売すること。

  

  外は年末のような、氷雨が降っております。
  することが無いじじぃは、いろいろ考察しているうちに、

    最近、巣ごもり需要が増えているそうだ。
    そうだ! スリッパで一旗、揚げられるかも。

  と幸せで豊かな気分になりました。
  過去にも書いたように、出資に使える定額貯金もある。
  うふふふふ。

  これ、白昼夢でしょうかね。妄想だな。

  この記事をご覧になったメーカーまたは販売店の方へ。
  ご一報くださいませ。もっと詳しくご提案できます。えへへ。  

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スリッパ

2021-10-22 | 遊行期

ホームセンターは楽しい。
ただ何となく、商品を品定めしながら、広い店内をぶらぶらする。
と、歩数が稼げる、時間を潰せる、生活の知恵が増える。
安上がりなじじぃです。

ホームセンターで、いいものを見つけた。
こどもの頃から、あったらいいなぁ、と思ってた商品です▼
もちろん買いました。

猫額亭に持ち帰り、早速履いてみた。

ふわふわと軽く、音をたてず、暖かく、大変よろしい。
安普請が、絨毯を敷き詰めた豪邸に変わった気分になる。

だが待てよ。
汚れたら捨てるのか。それとも洗うのか。
598円もしたので、捨てるわけにはゆかない。
かといって、洗濯も面倒くさいなぁ。

それに、この先2年、このスリッパは使えるか。

などと案じているセコイじじぃです。

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冬が来る前に

2021-10-20 | 歌の翼に

秋を味わう暇もなく、冬が来た。

夏服はまだ出したまま。冬の準備はこれから。

まだ10月なのに、暖房を点けた。
休む間もない逆指令。それでもエアコンは羽を回してる。

今日はどんより曇り空。
家に引き籠ってたじじぃは、古い歌を思い出しました。

  ♫ 冬が来る前に

  

  幼稚園からの帰り道。

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命名

2021-10-18 | 重箱の隅

現在、親は子の名前を、めいめいがめいめいに、命名していい。
その結果、

  、ひと文字でマリンと読ませたり、
  七音、はドレミ

等々とんでもないことになっている。
人間社会はメーメー山羊さんの社会ではない。
戸籍法で、使う漢字に制限はあるが、読み方は自由らしい。
でも、緩い制限が必要ですよね。

我が子の名前は、親のものではなく、子供のものである。
また、赤の他人のものでもある。
他人が読めなかったり、難字で書けないのは迷惑だ。

立候補するなら、太郎花子がいいね。あの麻河太郎たちも得をした。
郷ひろみ氏も、若い頃は似合ってた。
いいおじさんになった現在は、どうもね。

可愛さ余った親が、勝手に命名したヘンな名前。
成人を機に、子が自ら変えられるようにしたらどうか。
夫婦別姓が問題のいま、改名も議論してほしい。

これは勝手で構わないが、還暦改名、傘寿改名もあり、と思う。

  

ブログ界には、矢鱈に長い英字名前がある。
見つめると、目眩がしますな。

森生の場合、始めは短く、

  森男

を名乗っておりました。
しかしながら、次第に男ではなくなっている事を自覚し、

  森生

  に改めました。
  情けない。

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始める時

2021-10-15 | 色めがね

この絵▲はセツばぁさん90歳の新聞ちぎり絵です。
大したもんですねぇ。智恵子抄の高村智恵子を超えている。

  90歳セツの新聞ちぎり絵 

という本に載っているそうです。
朝日の読書欄で知りました。9月25日朝日新聞朝刊読書欄

現在92歳の木村セツさん。
若い頃から畑仕事、家事育児、喫茶店手伝い、と働き詰め。
89歳で、介護していた夫と死別。何もすることがなくなった。
娘さんに勧められ、趣味など無縁だったがちぎり絵を始め、才能爆発。

野菜、野の花、するめ、しめ飾り・・・・。
奈良の田舎の四季折々のものをちぎり絵にしている。
作品は丁寧に描いた下絵に、新聞紙から探し出した色を貼り重ねた由。

ちぎり絵に没頭しているうちに、

  お父さん(夫)のことは全く思わんようになりました。

   里山社刊1980円 20年2月刊6刷15000部

ふむふむ、なるほどなぁ。
で、作品はどんなものか、本は買わず、グーグルで検索しました。

  グーグル画像検索・木村セツちぎり絵  

うへっ、これは凄いですねぇ。降参です。

絵には、セツさんの日常や思い出と重ねた解説が付いている、とか。
毎日「することがない」とぼやくじじばばは、見習うべきですね。
物事を始めるのに遅いことはない。思い立ったが吉日です。

  

  さはさりながら、セツさんは特別です。
  森生の場合、ウクレレは、80過ぎてから。
  何度も泣き言を書いたように、始めるのが遅かった。

  多くのご同輩の場合も、失礼ながら隠れた才能はない、のでは。
  だから始める時は今直ぐ、ですよ。

  べべべ~ん

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降る雨に

2021-10-13 | 遊行期

雨がしとしと降る寒い一日だった。

お昼になっても、いつものばばカフェに、行く気になれない。
かといって、何かを口にしないとへばってしまう。

結局お昼は簡単に、買っておいた焼き栗にしました。
焼き栗は皮付き。指先がべとべと。



おとといまでの暑さが、嘘のような昨日と今日。

暑ければ、ぐったりとだらけてしまう。
寒ければ、小さく固まってしまうじじぃです。

天高く、爽やかな秋は何処にある?

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吾亦紅

2021-10-13 | 歌の翼に

秋も深くなりました。.......そういうことにして下さいね。

秋は、何かこう、しみじみとする季節です。
また、これまでの自分を見つめ直す時、でもあります。

吾亦紅(われもこう)は秋の名歌です。
ご同輩も、聴けばきっと痺れると思いますよ。

この歌は詞がいい。
離婚は威張れることではありません。
だけど、他の情景と状況描写が、胸に刺さります。

醤油の味がするメロディは、直ぐ覚えました。

この歌は、順風満帆でなかったご同輩への、鎮魂歌です。

  吾 亦 紅

  歌は研ナオコさんの方が上手いようですね。

  われもこうの写真はグーグルから拝借しました。

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待っていても

2021-10-11 | 遊行期

  待っていても、ブログネタはやってこない。

とつくずく思う今日この頃ですが........。

あれっ、11日は祝日じゃなかったんですね。夕刊が入ってる。
なのに値上げした朝日新聞の朝刊はまた休刊日だった。
このごろ休刊日が多くないかい?

それに記事が詰まらなくなった。
特に夕刊は、新聞というより芸能週刊誌ですな。
コロナ禍を理由に、蜘蛛記者が増え、外回りを減らしたためだろう。

朝日も購読者が減っているらしい。
折り込むチラシが少なくなった販売店が、鰻の蒲焼通販を始めた。
新聞より好評だったらしく、2回目です。

林住記は、もともと読者数が少ない。
何を売れば、これ以上減らさず、増やせるんだろうか。
やはり、猫の手が必要かなぁ。

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2021-10-11 | 拍手

  

  目が覚めたのは8時半だった。
  秋眠、暁を覚えていて、4時頃、起きただけ。
  9時間も寝たことになる。近頃こんなことは珍しい。

目覚めの寸前まで夢を見ていた。
懐かしい顔が何人も現れ、よく覚えていないが、愉しい夢だった。

谷内六郎を特集したテレビを見ながら、簡単な朝食。
(NHK日曜美術館・来週日曜夜8時から再放送されるはずです)

週刊新潮の表紙を飾っていた頃。
谷内六郎の作品は、

  古臭く下手な絵だ。
  週刊文春の和田誠の方があか抜けてる。

と思っていた。
だけど今朝見ているとそれが、好きな絵、になっている。
和田誠とは方向性が違うだけだ。

出演者によると、谷内六郎の絵は文庫本になっているようだ。
古本でもいいから欲しくなり、ネット検索をしてみた。

  あるある。
  だけどすべてがamazonに誘導される。
  世界最大の密林には魔物が潜んでいる。   
  面倒なことになるので、諦めることにした。

  

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秋の夕暮れ

2021-10-08 | 遊行期

門扉の周りに枯葉が降り積もっている。
お隣りの桜の木の枯葉が、ぜ~んぶ集まっちゃうのね。
躑躅・椿ほか生垣は、茫々と伸び、自己主張をしている。
いままさに秋。庭仕事に精出す時だ。

だけど昨日は、今にも降り出しそうで、肌寒かった。
気分もどんよりして、一日中ぼんやりしていた。

今日はまた、真夏のように厳しい日差しになった。
あまりの暑さに、頭がぼんやりしているうちに、はや夕暮れ時。

  門前の落葉踏み分け立ちつくす
             じじぃの姿秋ぞ悲しき
                      ....... 森生大夫

点足らずで申し訳ありません。
生産性ゼロのじじぃです。

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箴言か妄言か

2021-10-08 | うわごと

旺盛な作家活動をしていた森村誠一さん。
長期間、音沙汰が無かったので、あちら側に行かれたのかと思ってた。

ところが実際は、重い老人性鬱病を患っていたんですね。
その森村さん、目出度く回復され、新著を出しました。

  老いる意味 うつ 勇気 夢

書評によると、

  鬱病と認知症との壮絶な戦い。
  老いることに勇気を与えてくれる。
  新しい箴言が沢山ある。

という内容らしい。下は箴言の一つです。

  過去に目を向ければ、いまの自分がいちばん年老いている。
  しかし未来に目を向ければ、いまの自分がいちばん若い。

なるほどなぁ。そのとおりだ。(10月2日朝刊朝日新聞読書欄)

森生だって鬱病ではないけれど、不定愁訴に悩んでいる。
挫折は何度も味わったし、四捨五入すれば百まで生きてきた。
箴言の一つくらいは公表できます。例えば、

  明日は明日になると今日になる。
  明日は永遠に来ない日だ。

どうです、深い意味がありそうでしょ。
きょとんとしているご同輩に、これを解説すると、

  今日の仕事を明日することにする。
  と、明日は今日になるから、仕事は永遠に先延ばしになる。
  今日の仕事は今日、実行しよう。

という有難い箴言です。
まだ分からないお方は、よ~く噛みしめてね。

だけど肝心の森生は、えへへ、やはり明日に先送りしていますな。
箴言は妄言かな?

  

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受賞者の国籍

2021-10-06 | 重箱の隅

真鍋叔郎氏がノーベル物理学賞を受賞した。
日本では誰もが「日本人が受賞したと」喜んでいる。

だけどそれは間違いです。
真鍋氏はアメリカ人で、細かく言えば、日本生まれのアメリカ人です。
東大を卒業したけど、大きく育ててくれた国はアメリカです。

何人目の日本人、などと自慢するのは世界のイナカモノ。
優秀な頭脳を、アメリカに流出させたことを恥じましょう。

最近、親ガチャ、が話題になっている由。
親が豊かでなければ、いい教育が受けられないそうだ。
政権党は世襲議員が幅をきかせている。

平々凡々だった森生は、イタリアかスペインに移住したかった。
もちろん、学問が目的じゃないけどね。

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