朝日新聞はよほど記事がないのか、朝刊に連載中の小説「春に散る」を1頁も使った特集記事で自画自賛している。
森生は毎朝この小説を読んでいる。ボクシング業界のことを知ることもでき、悪くはない。
特集頁では、作者・沢木耕太朗と仲良しの作家・角田光代がこの連載小説を褒めている。
また、沢木耕太朗は、執筆中の「揺れる胸のうち」を明かしてもいる。
更に、挿絵を担当している中田春彌は「どの絵にも悔いはない」とまで言い、自信たっぷりである。
森生は朝日新聞を購読して50年は経っているが、こんなに図々しい自画自賛特集記事は珍しい。
掲載すべき記事が足りないなら頁数を減らせばいいではないか。
小説は現在進行中である。小説の出来がいいか悪いかは、まだ分からないのではないだろうか。
仲間内の褒め合いは見苦しい。
それに挿絵だって、街角風景はいいが、登場人物全員の表情・体型ともに矢鱈にバタ臭く、日本人ではない▲
森生は、鼻筋がとおり彫りが深い8等身以上のスラリとしたヤツを好かない。
ついでに言うと、英語の発音が不必要に巧い奴、例えば、あさの前に突然現れる五代友厚という気障な若造も、嫌いですね。
挿絵は11月25日付朝日新聞朝刊から。
じじぃも記事がなく、また悪口を書きました。ごめんね。
111130