林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

品格教室

2008-04-30 | 先輩のお言葉

あの先生がかの先生の題名をパクり(品が無いね)、女性や親に2匹目3匹目の泥鰌を売っている。
新書版では効果は薄いとみえ、6回50400円の女性品格教室が繁昌しているそうだ。

ある女子大が新入生に、日本一の品格女性を聞いた結果は以下のとおりとか。

  1.皇后陛下
  2.竹島のの子さん(女優)
  3.あの、やんことない妃殿下
  4.吉永小百合さま

1位は納得。4位は森男のマドンナさま、別格官幣大社ですっ。
2番は知りません。3位は、.........おっとっと、触らぬ神さま。

ま、新入生はこの程度の認識でした。

ところが、森生が2位に推したい青木玉さんのご意見が光っている。

 ・若い女性は大変。外働き、子育てして、習い事や本で品格を高めるなんて。
 ・お金でどんなことでも学べる時代とはいえ、向上心には驚きます。
 ・作法や品格は極めようとすると、辛く厳しい。
 ・私は若い頃、途中で諦めました。
 ・無理せず楽しみながら努力されたら、宜しいのでは。

と。

▲挿絵は「小石川の家」青木玉著、講談社刊(1500円)、表紙カバーから安野光雅の絵。
用箋は著者の祖父幸田露伴愛用のものとか。
この本をちゃんと読んでいれば、「パクる」なんて書きませんね。
箪笥の中も覗いて見なくては.....。


好きな風

2008-04-29 | 先輩のお言葉

 杉良太郎先輩に緑綬褒章とか。
以前は杉先輩に、どうも「すきま風」、だったが、神戸震災の時、地下足袋を履いてご出動したのを週刊文春にからかわれた頃から、見直すようになった。

授章のお言葉が好き。お団子の方々、下の記事(朝日4/28)をお読み下さいね。

TVでは、「売名行為と貶されたけど、これで大っぴらに動ける」、と喜びのお言葉。
杉さまのお言葉でいい風が吹くといい。

お団子世代の方々。盆栽は賛成だけど、お犬さまの糞を拾うだけじゃなく、路上の吸殻ぐらいは拾って下さいね。

「すきま風」は好きな風に。

◎緑綬褒章とは◎
自ら進んで社会奉仕活動に従事し、徳行顕著な人に賜るご褒美とか

▲写真は幼稚園駐車場から。向こうの沢は団地住民の粗大ゴミ捨て場
以下、歌の翼に「すきま風」へ続きます。▼


すきま風

2008-04-29 | 歌の翼に

 というわけで「すきま風」が好きです。
小声で言うと、杉さまはちょっとだし、崩れているのが魅力と言えばそのとおりだけれど、もっと上手い人が歌ったら流行ったに違いない。

この歌は職場の忘年会で、やさぐれ社員が歌い、おやっ、と思い、なかなかいい曲なので好きになった歌です。

      「すきま風」 いではく作詞 遠藤実作曲 京輔編曲 杉良太郎歌

      人を愛して 人はこころひらき
      傷ついて すきま風 知るだろう
      いいさそれでも 生きていさえすれば
      いつか やさしさに めぐりあえる
      その朝 おまえは 小鳥のように
      胸に抱かれて 眠ればいい

      夢を追いかけ 夢にこころとられ
      つまずいて すきま風 見るだろう
      いいさそれでも 生きてさえいれば
      いつか ほほえみに めぐりあえる
      その朝 おまえは 野菊のように
      道のほとりに 咲いたらいい

      いいさそれでも 生きてさえいれば
      いつか しあわせに めぐりあえる
      その朝 おまえは すべてを忘れ
      熱い涙を 流せばいい

と彼に対して、こころをひらき、人は見かけによらぬもの、と森男の心も少しばかり広くなったものでした。

♪さて、
試聴してみましたが、折角のいい歌が二つに切られてしまっている。
「♪前」と「♪後」の両方をお聞き下さいね。
杉さまのケチ.......。


蟲のご馳走

2008-04-28 | 庭いじり

 新芽は蟲たちのご馳走だ。
金木犀は早くもぼろぼろになってしまった。
梅や桜には油虫除けにオルトラン粒剤を根本に撒いておいたので、
縮れないでいる。



殺虫剤を散布したいが、準備を始めると、今にも雨が降り出しそうになる。
今日で三日目のお待たせだ。あの駄洒落予報士メが.........。

そろそろ皐月(さつき)が危ない。


もっと笑顔を

2008-04-28 | 重箱の隅

 最近、おフランスの有名じゃらじゃら店のお姐さんたち。

「サァ来い」(意訳のつもり。姐さんたち、横文字しか使わないからね)、と大胡坐をかいて、お客さまを睨みつけている。
ヤですねぇ。はしたない。もっと品格本、読みたまへ。

森男はあんなお姐はウチに入れてやらないから構わないが、家電クンまでマネするとは如何なものか。
ましてキミは男だろ。女は度胸、男は愛嬌だす。

これじゃ毎日、命より大切な預金通帳を狙われている感じ。ウチに入れたくない。
懸命にシナを作っている誤輪服嬢ちゃんを見習ひたまへ。

わが猫額亭のTVは末期高齢者。ご主人同様にゼイゼイと喘いでいる。
贔屓の店はこのTVの特約店だ。性能に差は無いだろうし、パンフ読んでも分からない。ま、これでいいか、と考えていたが............。
同居するなら、やはり小百合さま

TV爺にはもう少し生きていて貰わにゃ。
叩いて、励ましてやらう。

▲画像は朝日新聞(4/19)広告と記事から構成しました。


出不精

2008-04-27 | 庭いじり



 下界では民族の大移動らしいけれど、ここ、仙界にその必要はまるで無し。
極楽極楽。

雑木山にかまけていたら、足元の猫額亭がジャングルになりそうだ。
緑の風に包まれて、庭師稼業に専念すべぇ。



劫火

2008-04-26 | うわごと

 「聖火リレー・イン・長野」とかいうバカ騒ぎがようやく終わった。
あの火遊びはヒットラーが始めたそうだ。
「聖火」と神聖視するのは日本だけだそうで、他の国では単なる「松明(たいまつ)」と言っているとか。
この騒動が無いにしても、たかが松明一つに滑稽なほど大袈裟な猿芝居。
機械人間の性能競争に投じる莫大な資金を、予防医療や姥捨保険に回した方がいい。

熱血監督とひょうきん監督。
年端も行かぬひよっこならともかく、いいオトナが脳天気なお言葉。
立場上、辞退出来なかったのは理解出来るが、何と言うお粗末、軽騒。
リチャード・ギア氏や有森さんを見習え。

あの留学生たちの傍若無人ぶりはどうだ。他国に来て、まるで遠慮無し。
あのでかい赤旗は「劫火」に見える。大迷惑な国と人民である。
情報を遮断された自国内で盛り上がるのは分かる。だが、開かれた他国でのこの狂乱は犯罪者対策ばかりか、今後、治安上の大問題になるだろう。
少なくとも、狂牛に赤い布を持たせるのは危険でだ。

警備費に長野は7000万円使う、と聞いたのは数日前。
結局、億という経費がかかったのではないか。
請求書を回してやれ。

逆走する蛸め。

◎マラソンの有森裕子さんのお言葉(5/27朝日新聞朝刊から)

   「普通ではない中で行われた聖火リレーに参加した一人として、複雑な気持ちでした。
   世界の状況を考えずにはいられません」。

●劫火(ごうか・こうか)=人の住む世界を焼き尽くして灰燼とするという大火。
  世界が壊滅する時に起きる。(仏教用語)


金蘭銀蘭

2008-04-26 | お節介

 明るくなった雑木山で枯枝を集めている時に、生えてきた金蘭を見つけた。
林床が明るくなると、それまで種のまま休眠していた山野草が息を吹き返してくる。
だが密林を切り開いてまだ1年経っていない。随分威勢のいい金蘭だ。

暗い檜林の中でヒサカキを伐採していたら、雑木山の方から杭を打っている音が聞こえてきた。

音が続くので行ってみると、同じ年恰好の紳士が、積み上げておいたヒサカキから杭を作り、斜面を区切っている。
何事?と笑顔で尋ねたら、「金蘭を植えている」と。

   「金蘭、あっちにもありますよ」。
   「あぁ、あれは銀蘭、あたしが去年の今頃植えたんです」。

なぁんだ、威勢がいい「金蘭」ではなくて、去年移植した「銀蘭」だったのだ。
でも金銀とも絶滅危惧種だから凄い。

五日市の造成地から、ブルトーザーで掘り返される前に掘り上げてくる由。片栗も別の場所に去年移植して、この春、花が咲いたそうだ。
初対面だが、先輩の樵氏とは懇意とか。
森男の家から近いお宅に住むこの花咲爺さんとも、山でお付き合いすることになった。

金銀蘭は絶滅危惧種だが、3人樵と花咲爺さんはお役人には絶滅待望種だな。
だけどドッコイ、山から元気を貰って、百まではばかるぞ。

▲写真は「四季の山野草」さまから移植させて頂きました。
凄い山野草園ですよ。


チューリップ

2008-04-25 | 高麗便り

 あちこちの街で、折角丹精したチュ-リップの花が切り取られる事件が起きている。
森男は、やった奴の首をちょん切ってしまえ、と怒っている。

巾着田にも綺麗なチューリップの花が咲いている。
花壇にある汚い(失礼)貼紙によると、この町の知識人を自認する人たちの会が丹精したもの、と分かる。
尊い行為に頭が下がるけれど、また悪い癖が出て、ちょっと違うんじゃないの、と思う。

ここは「巾着田」だ。田圃と畑と原っぱの、懐かしい田舎だ。
日高の人たちは田舎を低く見て、何かと安っぽい都会風にしたがるようだが、間違いだと思う。
田舎でいいじゃないか。田舎は素晴らしい。いま、田舎は貴重品だ。自慢しよう。
巾着田に来る観光客は日比谷公園のしょぼい写しじゃなく、素朴な田舎の風景を楽しみに来るのだ、と思う。

市役所や商工会は、観光客が一年中大勢来ることを切望している、ようだ。
市民は、日高は北海道じゃないっ、もっと有名になりた~い、と願っているらしい。

だったら、チューリップじゃないでしょうが。
花壇も矩形じゃない、と思いますが......。
まさか朱に交わって赤くなったんじゃないでしょうね。

わが町を代表する知識人さんたちなのだ。
日高市の特徴は何か、何をウリにしたらいいか、等々もっと掘り下げて考察して下さい。
市役所に「ここしか無い巾着田らしさ」をもっと提案してやって下さいね。
重箱の隅、失礼しました。

▼なお、以下は日高市民の方に......。

「ソクラテスの会」という市民団体が創立15周年記念事業として、

    提言「市民の財産 巾着田を考える」

という冊子を出している。(06年8月)
市の意向でまとめた「高麗地域の観光活性化に関する提言」(03年8月)は、更に新しい施設を建設し、一人でも多くの観光客をかき集め、物品を売りこむ、など「民間感覚を採りいれ」過ぎた提言だ。1周遅れのそれゆけドンドンな提言で、市役所はこれを了としている。
これに対する会の提言は、歴史を踏まえて景観を復元し、市民の憩いの場所に、などと時代の要請に沿う提言である。

ただ、会の提言は入口止まり。
チュー-リップのように、あらゆる事象を対象に、具体的に掘り下げて、たたき台を提案をして頂きたいもの。
市の「提言」も、コンセプトとしては大きな間違いは無いし、作りたがり屋な支持者も多いだろう。
けれども、実際の巾着田は無統制に、悪趣味な厚化粧を重ね、醜くなってゆくのだから。

また、これだけ立派な提言を会員仲間だけが心得ているのでは勿体無い。
一般市民に行き渡るよう工夫と努力が必要ですね。
そして、井戸蛙役人と商工会紳士たちから、巾着田を取り戻しましょう。

1冊A4判89頁500円の「提言」は、発表時は書店にあったが今は無い。売り切れだろうか。
会の所在地・連絡先電話番号などを巻末に明記して下さいね。


いかり草

2008-04-24 | 庭いじり

 碇に似た花型のいかり草が咲いた。
普通の碇草はもっと大型で、旺盛に株を増やし、鉢は一年で根が一杯になってしまう。

ところがこの碇草は高山性らしく、小型。
鉢植えにしても数年は植え替える必要が無い孝行娘。
花の色は珍しい純白だ。

樵仲間の博士から頂いたお手製の椅子の上に置いてみた。
うん、引き立てあっているな。
                     庭植えの碇草


目パッチリ

2008-04-24 | 拍手

 

 ウロコ代わりの高価な眼鏡が出来上がった。

でもって、買ったままだった雑誌を見た。
お目目パッチリで~す。ヤッホー、ヴィーナス100人、だぜぃ。

67頁から始まる南信坊先輩のイラスト。傑作です。(一部をチラッと▼)

清水ミチコさんたちによると、毎朝、駅売店で悶えている日刊スポーツも、宅配版はお寝んね、とか。
ま、カラスの勝手でしょうが、たまにはこういう雑誌もよろしいかと......。
いつになく売れてる、とか。何かと、まだ間に合うご同輩に。


                           


一作業一片付け

2008-04-24 | お節介

雑木林の作業は、「一作業一片付け」が必要です。
これは「丘の上公園の里山を守る会」で、会長さんが強調していることだ。

伐採だけに熱中すると、仕事を終える頃には草臥れ果て、後片付けが嫌になってしまう。

伐採後とりあえず積み上げておいたヒサカキは、枝葉が絡み合い、整理が困難になる。
伐採した木は枯れると硬くなり、鉈や鋏で幹・枝・葉に解体し難くなるのだ。

別の雑木林ですが、とりあえず積み上げたままにしておくのは見苦しい▲
仲間になってくれた山野草博士に手伝って貰い、枯木の山積みをやっとのことで整理した▼
やはり「一作業一片付け」が大切です。


巾着田は春

2008-04-23 | 高麗便り

 巾着田は一番美しい季節を迎えている。
本当は何時でも「一番美しい」が、名物・彼岸花の季節は純朴な住民が、悪いところを丸出しにするし、狭い場所に観光客が殺到するからお勧めできません。
大抵のひとが、もういいや、となります。


今なら、こんなに広い場所に観光客は5、6人。原っぱで弁当を広げられる。
勿論、薄汚い、何でもいい屋な売店群は無い。
畦道や堤防を走る車も無いし、広い駐車場には車が無い。



春の巾着田は本当に素晴らしい。

........と言いたいのだけれど、看板、電柱電線、バラック、場違いな施設、舗装道路、駐車場などが目立ち、デジカメで撮れるところは限られます。


▲上から4番目の山は巾着田の北にあるハイキングの名所、日和田山。
高麗、高麗川、高萩の3村が合併し、どこからも日和田山が見えるので日高町となった。
現在は「市」です。

▲5番目、菜の花の向こうは堤防道路。奥に彼岸花群生地。
▲6番目の樹林が彼岸花の群生地の一部で、奥に清流「高麗川」があります。 


売りつくし

2008-04-22 | 高麗便り

 スーパー閉店日の10時10分がこの有様だ。
山一つ向こうに大きなスーパーが開店したら、最後のふんばりも見せずにこの始末だ。

最後の1週間くらいは新しいスーパーに一太刀浴びせるかと期待したが、無し。
月初めから「売りつくし」と称して店頭在庫品の2割引セールを開始。陳列棚ごとにだらだら行い、品数が減ると赤白幕でそこは閉鎖し、もう殆ど北朝鮮状態だった。

しかも、8割引きではなくたったの2割引き! それも売れ残り品ばかり。
他のスーパーの方が新鮮安価だった。

同系の不動産会社は、この町の物件を既に売りつくした。
後は野となれ山となれ。後釜の店さえ決めていない、とか。
売る時は、スーパーほか商店街が充実、と言ったのは誰だ。

1年も使えなかったポイントカードはどうしてくれる?
「永年のご愛顧に感謝」するなら、入会金200円返せ。
最寄の店が青梅市にあるというが、車で1時間以上。池袋の方が近いんだよ。

この町に住む高齢者にとっては他に店が無いので、大きな痛手である。
車の若い人も、いずれは同じ終着駅です。

▲▲▲既に銀行は2行が撤退。ATMも撤去。
姥捨て団地だぁ。


にぎわいチャンネル

2008-04-21 | じゃじゃ馬馴らし

 

 普段の土日の「林住記」は一層閑散としてカッコーが鳴いているが。
突然来店客が殺到(大袈裟だね)したんでした。

そして昔の「小賢しい」記事にアンノウ氏からコメントが届いたんでした。
記事は珍しくマジメに書いたつもりだけれど、そこはそれ、「林住記」は嫌味の塊り。アンノウ氏のご機嫌に触ってしまって、ごめんなさいね。

とりあえず返事を出したら、今度は「大賢しい」堂々のおコメント。
なかなかの文章家とお見受けしたが、意見は平行線だぁ。偽名と無名氏ではゴビ砂漠での果し合いだぁ。

       

gooブログにはどこからのご来店かを分析する機能がある。これによると、大勢のお客様はあの評判の高い「にぎわいチャンネル」からお越し頂いたものでした。

ふむふむ、なるほどね.........。
とりあえず読んでみると、.......怖い怖い、もう無ッ茶苦茶、乱暴狼藉、罵詈雑言。
そこで弊店が名誉にも、推奨されていたんでした。

      

ま、そういう訳で、あちらのチャンネルからのお客さまは弊店の雰囲気に合わないし、お得意さまに思わぬご迷惑をお掛けする恐れがある。
ご推奨の小賢しい記事は当分の間、店頭から引き上げて、冷凍庫に保管することに致しました。

また、頂くコメントに就いては、恐縮ですが店主の眼鏡に適うものだけご入店頂くことにさせて頂きます。

トラックバックは締め出し、コメントは制限する。
なんとも失礼なブログで、ごめんなさい。