林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

解離性障害

2007-08-31 | 林住期

 朝青龍を巡る騒動で収穫がある。
「解離性障害」という心の病を知ったことだ。

 都合の悪いことがあって閉じ籠りたい時に、この病名は便利だ。本当にこの病気の人には申し訳ないが.....。

 全責任を負う、治療を監視する、と大言壮語した高砂親方が、モンゴルの温泉に入浴し、お肌がつるつるになって、一晩で帰って来た。相変わらずお肌は凸凹だけれど、結構な旅行だった。
図体はでかいのに頭も尻も言葉も、何と軽いこと!
祝いの席で高砂や~を歌っているようで、お目出度い。
 高砂親方はハッキリ言って河馬。親方というより朝青龍の子分だし、動物に責任を負わせる相撲協会も河馬の湖。
北の湖理事長こそ解離性障害ではなかろうか。

 横綱審議会委員も河馬。委員さんたち、ボランティアなんですか?
朝青龍にいいように掻き回されたのだから、横綱の位を剥奪すればいい。
それを、治療の成り行きを見守るだなんて、外務省のお役人風である。

 朝青龍はしこたま稼いで、脱税をして、もう日本には帰って来ないだろう。故郷の方が住み心地がいいに決まっている。なにしろ英雄だから。
別に骨折はしておらず、ただ、ふて腐れているだけ。
もう帰ってこなくていいよ。

 モンゴルも文明国のはずで、仮病でズル休みすることはいけないことのはず。
しかし、その辺の実情を知らされないまま、国民は日本に不快感を持っている模様だ。
相撲協会は無能協会だから、元寇を起こされない内に、大使館、外務省、文科省が
動かないと。
 大勢で追いかけた行った報道関係者も、「仮病ズル休み」を正しく報道されるように、モンゴルで頑張ってね。

 実は森男は困っている。「カイリセイ」には解離性障害と解離性同一障害と乖離性障害があるらしい。朝青龍はどっちなのだろう。
説明を読んでもそれぞれがカイリせず、リカイも出来ない。森男はどうも「統合失調症」ではないか。あういは河馬親方と同じかもな。
 何かが起こると大活躍の「心のケア」業界の方々は、何故、鳴りを潜めているのだろうか? 助けてちょんまげ。


河童自由研究

2007-08-31 | 知ったかぶり

 夏休みの宿題をまだやってない小学生には、昨日からの空模様はまさに天の恵み。
河童のお皿も湿ったことだろうね。

 おじさんは暇だから、宿題消化のお手伝いのお手伝いをしてみようと思った。
先ず、電子辞書の広辞苑で、次にインターネットで検索してみると、あるある大辞典で、それこそ情報の海と山。多過ぎて纏めようがない。
だから、他人の褌をそのまま開陳します。

    「河童水練」森男

 とにかく多過ぎて、いままでサボっていた子に纏められるはずもないが、比較的要領よく簡潔に纏めているのは、清酒「黄桜」。その「黄桜ギャラリー」の「カッパミュージアム」である。
これを幹にして、以下のHPの情報を付け足してゆけば、先生もビックリの河童研究報告書が出来上がると思います。

   ・ウィキペディアによる「河童
   ・Albert 佐々木氏作成「いきいきランド~ォ!」の「河童@わ~るど
   ・「河童村村議会」HPの「河童伝説
   ・合羽(!)やテント製造販売の老舗「石野テント」さんのHPの「河童

 最近の河童は可愛らしいお化けに進化適応しているが、昔は怖い存在だった。
ほら、あの尻子玉を抜く、と言う。
その恐ろしい河童を変身させたのは、「河童天国」という水墨漫画を週刊朝日に連載した清水崑であり、CMに採用した「黄桜」である。清水崑没後は小島功先生が引き継いで、非常に色っぽくなった。

  「河童天国」清水崑(黄桜)

             なお、大喜利の木久蔵(木久翁に化ける予定)師匠は、鎌倉の清水崑邸の
             書生だったが、落語界への転進を勧めたのは崑さんだった。

  「河童の碑」牛久沼(ウィキペディア)

 清水小島以前の河童画伯は小川芋銭だ。この人の河童絵は魑魅魍魎然として愛想が無いが人気はあって、住まいの近くの沼には「河童の碑」がある。

 河童はお化け属である。幽霊は人に出て、お化けは場所に出る、ということは学会の定説だ。
 従って(?)、河童の主な棲息地は、岩手県遠野市河童淵、茨城県牛久市牛久沼、福岡県筑後川であり、長野県上高地にも河童が住んでいた、と芥川氏が言っていた。

  「カッパ渕」遠野市足洗川(JR銀河系岩手の旅)

........こんなことを、ウダウダ書いていると、夏休みが終わってしまうので、上記の内容から、テキトウにやっつけて下さいね。
 それよりも、大切なことがある。

  映画「河童のクゥと夏休み」

 森男が小学生の頃、中学生だった兄から教えて貰った「クチバシが動く河童のお面」の造り方です。
以下に写真を載せるので、参考にして、工作作品として提出しましょう。

 (申し訳ありませんが、画像が間に合いません。あと二日の内にはなんとか.....。)

 お面が上手く出来たらご褒美に「河童のクウと夏休み予告編を見せてやって下さい。
疲れたお父さんには「黄桜」の高島礼子さんを、少~しお見せしますね。

  

       ▲一番上の画像は、わが猫額亭の押入れから出てきた古文書です。
読みにくいけれど、貴重な文献です。

お酒は黄桜もいいけれど、
高島さんのお酌で仙台の「一の蔵」ですね。
ごちそうさま。


河童古文書

2007-08-31 | 知ったかぶり

 

河童自由研究では、古文書が不鮮明でちっとも読めない。

不鮮明の理由は、老眼鏡の度が合わず、CanoScanとJ-trimの性能が劣る。
goo blog の画面が小さい。
つまり、みんな他人の所為である。

しかしどうも良心の痕跡が疼く。
折角雨が降ってるんだ。やることが無いので画像を大きくして再掲載しました。

  え? 画像が横になっていて読みにくい?
  あなたも横になればいいの。どうせ暇なくせに。
  それでも読みにくい?

あなたも老眼に乱視が入って、白内障に黄班変性症が重なったんですよ。
眼鏡を替えて下さいね。治らないけど。

ま、宿題は適当に誤魔化して下さい。
奥方はともかく、お孫さんならダイジョーブ。

なお、古文書は20年くらい前の新聞広告でした。
学校の先生が生まれる前なので、水木しげる先生の絵の模写でも、気が付きませんよ。

  ▼挿絵説明、右上から左へ
  川赤子(かわあかご)、川猿(かわざる)、河童、ケンモン、ガラッパ、
  シバテン、ヒョウスベ、がんぎ小僧、海女房(うみにょぼ)、キムジナー。そしてガータロ。


宗匠のお言葉ですが

2007-08-30 | 先輩のお言葉

  京都「俵屋」壷庭

 NHK趣味悠々で,茶の湯を何気に見ていたら、表千家千宗左宗匠がのたまわった。
出入り職人のような山本一力先生が、絽の着物で畏まって、承っていた。印半纏の方が似合いそうなんですけど。

 宗匠のお言葉は、茶席の会話で慎むべき話題として、以下の五つを挙げている。

   わが仏 隣の宝 婿姑 天下の戦 人の良し悪し

 ふ~ん、そうかいな。聞き違えたのなら、ゴメンナサイね。

 森男たちが、ドトゥールやミスタードーナッツで3時間も粘る時の話題は、茶席ではいけなかったのかい。ふん。

 わが仏とは、自分の信ずる宗教のことだろう。別にエホバ学会に所属している仲間はいないので、これについては語ることは無い。

 だが、他の話題は大好きですね。
特に、人の良し悪しは大好きで、共通の知人をこき下ろすのは無上のヨロコビです。
もうコテンパン、完膚なきまで打ちのめし、溜飲を下げる。あっちも多分そうしてるだろうが.......。

 天下の戦は、イラクニスタンはもとより、安倍一郎、青龍協会......。戦はどこにもあり、この話題も止められない。

 婿姑は、多分、女のお弟子(女なのに弟とはこれ如何に?)さんたちに、姑や亭主の愚痴悪口を言ってはいけない、と宗匠が諭したんだろうが、森男たちにとっては、嫁と愚息豚女のことだろう。
これについては、少し、だんだん、やがて矛先が鈍り、元気が無くなりますよ。

 隣の宝は、知り合いが狭くて、近頃あまり対象が見つからないが、かっては、ホリエモン、ムラカミ、日銀福井宗匠だった。もう、嫉妬のカタマリになって........。
 互いの年金が気にはなるが、そこは武士の情け、知らん振り。

 いずれにしても、闇千家森男宗匠としては表千家宗匠と較べて、ご先祖も、嫁も、住まいも、総てがゲゲゲの鬼太郎。お茶をする場所だって、侘び寂びた駅前茶室だ。

 仏もひれ伏す大正論を交えながら、自分のことは棚に上げて、宗左宗匠が禁ずる話題を楽しまなくて、何が人生だい。

(▼下記「壷庭4物件」に続く)


壷庭4物件

2007-08-30 | 庭いじり

  六本木「けやき坂コンプレックス」屋上

 宗匠のお言葉で「俵屋」旅館の壷庭を使わせて頂いた。

 壷庭は普通は建物に囲まれた狭い庭だが、狭いといってもピンキリである。
森男が古新聞の束や、押入れ、HPで発見した坪庭4物件をご紹介します。

 いずれも偽者庭師としては、誠に妬ましい物件です。
上から3物件までは、望み宇部雲ないが、一番下の物件ならわが猫額亭門前にもある。お客さまのご近所にもあるかと存じますので......。

  京都「重森三玲家」(現在は庭園美術館)

  京都「河井寛次郎記念館
 
                                               松江市路上

 ▲画像は上から、朝日新聞記事、水野克比古撮影「坪庭」京都書院刊、同、
   ムッチ・ムラカミ氏HP「
俺時々僕ところにより私」。

 ところで、森男が贔屓にしているブログに霜月一八さんの「アカチパラチ」がある。
ムッチ・ムラカミ氏は同じ路上観察学会派でも、あれもこれもと間口が広い。
霜月さんは「顔」に絞り込んで、口あんぐり、です。こちらも、お勧めですよ。


サイデンステッカー教授

2007-08-29 | 床屋放談

 

 米国の日本文学研究科のエドワード・サイデンステッカー先生が86歳で亡くなった。

 先生は、谷崎潤一郎、川端康成ほかの作品を英訳し、源氏物語には15年もかけて全訳を成し遂げ、日本文学を広く海外に紹介した。
 晩年は永井荷風に心酔し、東京の下町情緒に深い関心を抱いていたそうだ。
 川端康成がノーベル賞を受賞したのは、先生の陰の功労の由。

 

 75年に勲三等旭日中授章を受賞したが、これは酷い話だと思う。
政府は日本の各都市を無差別爆撃し、広島長崎に原爆を投下し、全国で50万人以上の犠牲者を出したカーチス・ルメイ少将には勲一等旭日大授章を進呈しているのだ。

 一等に対して三等、大に対して中である。

 ルメイは命令でやったのだろうが、日本のBC級戦犯も命令でやったのである。
ルメイの行為は「人道に対する罪」。南京や慰安婦について謝った上で、授章を取り消す国会決議をして貰いたい。

 

 そして、先生には遅ればせながら、この秋の文化勲章を差し上げて欲しい。
美しい国を標榜するなら、当然のこと。

   ■なお、ルメイへの授章理由は「航空自衛隊の育成に協力した功績」だそうだ。

   ■授章は天皇が手渡すのが通例。しかし、昭和天皇はルメイには会わなかった由。

   ■画像は国宝「源氏物語絵巻」記念切手より。


おくる言葉

2007-08-29 | 床屋放談

 

 自身一新せず行った内閣改造の結果、内閣支持率は概ね1割上昇して、安倍コベさん、おめでとうございます。

 事務引継ぎに当たってのやり取りがオモシロイ。

 マダム寿司に対する更迭決定次官送別の辞。「誠に淋しいかぎりでございます」。
もう、こうなると茶番、噴飯、領空侵犯ですね。
 「崇高な任を務められて光栄、女子の本懐」寿司は、当分、ライスさんとゴルフ三昧かな。制服着て行かなきゃ、相手にされないよ。

 モーニングまで用意していたのに、振られた参議院のヤノ先生。
どうせ新脳水相は始めから腐っていてボロを出す。安倍コベ首相に電話で抗議なんかしないで、エンドウ豆の傷を見つけてから、電話しなさいね。「次は必ず入れる」そうですよ。

 ヌカガ財務相。省内挨拶で「懐は深いが頭はカラッポ、好きなように洗脳して」。
確かにこの先生の政治資金収入は閣内9位(1億9850万)、事務所費合計は8位(1413万)。懐は深そうだ。でも、国の財布と大臣の頭がカラッポじゃね。「目出度いと言われても、そういう気にならないなあ」です。

 巻き添えになるか舛添厚労相。「年金は最後の一人、最後の1円まで給付する」のは当たり前だ。それより、何度も書くが、年金支給額5%増、医療費自己負担5%にして、高齢者新健康保険税はヤメテ。テロ特措法を止めればそのくらい出来るんじゃないの。
 先生、逆ギレして、途中で辞任するか、役に立つか、サプライズ期待。

 ところで、上の図表二つ。例によって朝日新聞のものだが、分かり易くていい。
他に相応しい人がいない、なんて言われて、渡辺行革相、石破先生、一歩前へ。
              ▲記事は全て8/29朝日朝刊。ファンケルのサプリメントを添えて。


ようやく終わった

2007-08-28 | お節介

 

 今夜の雨予報を前に、土手と湿地帯の草刈はやっと終了した。
8月始めから今日まで、1日2~3時間の重労働を、結局12日間やった。

 呆れる通行人もいるけれど、世の中の役に立つメタボ対策で、お犬さまのお供や、用も無いのに暑い中を歩き廻るより、ずっと上等な趣味だと思う。
 ただ、作業後は体重が2kg減るが、就寝前にもう1度計ると、残念ながら元の木阿弥70kgである。汗ばかりかいて、熱中症寸前の割には運動になっていない。

 

 ともかく真夏の草刈は終わり、作業の後を振り返って我ながらイイキモチであるな。
これで、初夏、真夏と終わり、後は晩秋の草刈である。
その合間に山登りを励行して、体重を65kgにしなければ.......。

 夜は頼まれもしないのに、「林住記」で作業報告だ。
林住期は結構忙しくて、退屈する暇が無い。


巻き添え大臣

2007-08-28 | 床屋放談

 

 あんなに安倍さんを貶していた舛添要一先生が、厚生(更正かもな)労働大臣に任命された。
安倍コベ総理の狙いはよ~く分かるが、舛添先生のあのヨロコビは全くみっともない。
 バラエティ番組での論敵、田嶋陽子先生の言うとおり、「あんたはイイカゲンなオトコ」、なんだろうな。

 舛添先生も、森男も聖人君子なので豹変する。
年金や医療は森男にとってイノチだ。年金支給額5%増、医療費自己負担15%減に、上手く舵をきってくれたら褒めてやろう。
 だから、自身一新はしない安倍コベ総理の巻き添えにならないように、とりあえず祈っておこう。

 だが、どうもこの度は、カレンダーを先めくりした、マダム寿司の方が、お利口で先が見えているような気がしましたよ。

 内閣を人相で見ると、厄病神の塩崎官房長官、貧乏神のなんとか財務大臣、死神の農水大臣2人が消えて、今回はまあまあであり、与謝野官房長官や、留任の渡辺金融行政改革大臣は好みである(顔じゃないよ)。

.....と思っていたら、新農水大臣の豌豆マメ先生が就任記者会見で、早速トンデモ発言だ。

  一番最後まで残ったポストを私に割り振られたわけですから、参ったなと実は思
  いましたよ。ここだけはこない方が良かったというくらい。
  何で領収書添付1円以上なのか、正直わからない。1円の領収書くれるとこなん
  かあるんだろうか。

誠に、またもや脳水大臣ですね。危ない危ない。

 舛添大臣、ホントに巻き添えにならないでね。

▲画像は安野光雅著「きりがみのイラストレーション」(岩崎美術社刊)より。


さいたま市?

2007-08-28 | 重箱の隅

  さいたま新都心

 平成の大合併とかで、県庁所在地の浦和市と、商業都市(と言っていいかな?)の大宮市、そして与野市が合併して、「さいたま市」となった。

 合併に当たり、市の名前を公募していたので、多分、平仮名名前に、それも埼玉県が押し付けている「彩の国」に因んで、「彩の国市」とか、ちゃらちゃらと「緑市」とか、「さいたま市」になるだろうと予想していたら、「さいたま市」に決まった。

 森男は平仮名市名は地盤軟弱である上に、地域の歴史や環境を無視し、低俗な雰囲気に迎合していて、嫌いである。

 それはさておき。

 同じ考えの人もいるらしく、何故さいたま市は平仮名か、という質問があり、それに答える記事が朝日新聞にのっていた。(掲載日?「教えてタマニャン」)
以下はその回答の抜粋です。

・大宮浦和与野3市が合併する1年前の00年に、新市名を公募したら、全国から
 67665件8580種類の応募があった。

・新市名に寄せられた名前を多い順に挙げると以下のとおりだった。

    埼玉市7117、さいたま市3821、大宮市3008、彩玉市2588、
    彩都市2495、浦和市1821、さきたま市1374、大和野市1131
    彩京市1025、彩市962

・市民や研究者の新市名検討委員会が、話し合って、さいたま市、埼玉市、彩都市
 さきたま市、関東市の五つに絞った。

・検討の結果、「さたま市」を選んだ。その理由は以下のとおり。

    ①県庁所在地、と分かり易い。
    ②平仮名の方がやさしく分かりやすい印象。
    ③歴史ある地名。

 ま、彩玉市や彩都市や関東市のようなチンケな名前に決めなかったのは、褒めて上げよう。
サイタマ市138、なかよ市98、大都市84、ミレニアム市81なぞ、洟も引っ掛けなかったことも褒めてあげる。
「さ・い・た・ま」という読みを選んだのは、本当は歴史的に使っていた「郡名」を使えばいいのだが、知らないから、まぁ、仕方が無い。

 「さたま市」を選んだ理由の①は、納得。
③については、少し地域的に問題があり、近くの行田市に「埼玉(さたま)古墳群」があったりして、こちらが本場で元祖。行田市から「周りの自治体と合併するときに使うので止めて」と言ってきた。
だから①②の理由で「さたま市」にしたのだろう。

 情けないのは②である。
近頃、行政に携わる人たち、こういうの多い。低い方へ、低い方へと物事を合わせてゆく。
「障者」を「障がい者」と誤魔化す、わが日高市のお役人と同類である。
「埼玉」が読めないヤツになんかに迎合する必要は無い、と思うよ。

 ところで気の毒なのは行田市である。
もともと、こちらが埼玉(さたま・さたま)を名乗るのが正しいのに、新興勢力に由緒ある名前を盗られてしまった。
それで、今から新市名を考えておいて上げようではありませんか。

 例えば、本埼玉市、新さたま市(この場合の平仮名は賛成です)ほか、らしい名前を募集します。

 いずれ、行田市が大合併し、新市名を公募するだろう(かな?)。
その時は森男の名前で、応募するつもりです。はい。


最低埼玉 県知事選

2007-08-27 | 床屋放談

  1.県木 けやき

 埼玉県知事選挙には行かなかった。
現職の対立候補二人には魅力が無いし、大体、選挙運動していたの?
 当市の選挙管理委員会も、投票を促すことは何もしていなかったようだ。
揚句の果ての投票率は、県合計で27.7%。わが日高市は31.1%だった。

 酷暑の夏休み中、明確な争点無し、自公民の早くからの支持、2位だった候補者が共産党の支持では、投票率は上がりようが無く、前回を8.1も下回った。

  2.県花 さくらそう

 そして、現職が当選した。
得票率は69.8。2位が24.8だから、大差の当選である。

 現職には今のところ、目だった失政は無かった。
民主党から当選し、改革を訴えていたようだが、県議会や県庁職員との軋轢は全く無く、応援をしていた民主党関係者から、最近の知事はさっぱり分からない、との囁きがあるとの記事を読んだ記憶がある。
 あの笑顔の暗い目から覗えるように、この現職、実は相当な権威主義者のようだ。
知事の名誉を傷付ける意見は容赦しない、と言っているとの報道も覚えている。

  3.県蝶 みどりしじみ

 実際、以前、県の森林行政に就いて意見をしたら、見事な原則論を返した上で、人格を疑う、とまで言われたことがある。
 そんなことでは次の選挙に落ちるよ、と余計なことを言ったことが、相当頭に来たようだった。国政選挙で何度も落選したことがトラウマになっているらしい。

 こういうお方は2期までなら良いかもしれないが、それから先まで県政を担当すると、県庁内にゴマスリが蔓延って、必ず不祥事を起こすのではないかと思う。
 いずれにしても、投票率69.8%での当選だったこと、全有権者の支持は僅か19.3%だったことを、これから先、忘れないで貰いたいものだ。

  4.県鳥 しらこばと

 ところで、朝日新聞が知事の月給について、上位下位各10県を報道した。(▼)
わが埼玉県知事は入っていない。
当然のような気もするが、上位10県に入らなくて残念でもある。

 月給のほか、2回の賞与や知事公舎、公用車、その他諸々が付いて、朝食以外は多分接待か会議費。退任後は委員、嘱託、理事、教授。場合によってはタレントの職もあるだろうから、これでいいのかもしれないが、県民の役に立つ仕事を沢山してくれれば、大阪東京神奈川の知事に負けない月給を出しても良いと思う。

  5.県魚 むさしとみよ

 でも、あの暗い目ではなぁ.........。

▲画像は下記のHPからお借りしました。

1.国営昭和記念公園
2.群馬県前橋市 青木繁伸氏「植物園へようこそ
3.新潟県立大潟水と森公園
4.フジノン株式会社
5.熊谷市


いまごろ残暑見舞

2007-08-27 | 林住期

 ハンモックでの~んびり

 やっと、残暑見舞いが出来上がった。▲
涼しい日に作ろうとしていたら、ずっと暑い日ばかりで、先延ばしになった上に、「筆ぐるめ」の使い方を忘れていて、夜な夜な大汗をかいた次第。

 ところで、今頃も「残暑」と言うんだろうか?
まあ、いいや。相手は知らない人じゃなし、相手も知らないだろうよ。

 「宵のうち」という美しい日本語を追放した気象庁は、夏日、真夏日に加えて、「猛暑日」をこしらえた。だが、昨今の暑さはそれにも収まらない。

 過日、TVが、猛暑日のその上の日を何と言ったらいいか、通りがかったアンチャンネエチャンに尋ねていた。

 チョーアツ日、砂漠日、熱中日、モーダメ日、お休め日など、貧ボキャから捻くり出して愉快だった。

 モーダメ日を、流行のカタカナ日英語で、「モーダメデイ」というのも、一寸江戸っ子風で、個人的には悪くないですが........。

 でも、森男は「酷暑日」を提案します。そして、8月末になっても、9月になっても茹だるような日は、「残酷日」とするのも、キリギリスと思います。

■気象庁が「宵のうち」を追放した理由は、曖昧語だから、だと。
だったら、長期予報は曖昧の最たるものじゃないのかい?

 「アロハ」 森男


締め出されて

2007-08-26 | お節介

 
             森林公園野草園 おみなえし(女郎花)

 今日は国営公園のボランティア作業に参加するつもりだった。

 作業といっても暑い盛り。参加するおじさんおばさん達がぶっ倒れる恐れがあり、公園側は研修をさせて下さる予定だった。

 研修内容は、消火器具施設の使い方、ヒヤリハット事故の事例研究(ハインリッヒの法則ですね)、竹工芸の実習など(だったかな?)、涼しい屋内(かな?)でのお勉強(のはず)。
 実は何度も聞いているし、広い園内で思いっきり汗をかく方が嬉しいんだが、7月は荒天予報で流れ、2ヶ月も仲間に会っていない。同窓会のつもりで、参加するつもりだった。

  森林公園植物園 コリウス

 研修内容は8月始めには、丁寧な手紙で知らされていた。
まあ先のことだし、と仕舞っておいて、昨夜もう1度読んでみた。

 ゲッ! 22日までに参加申し込みをしなければいけなかったんだ!
あろうことか、お弁当が出る、という。そのため申し込みが必要だったのだ。
 これまで、ホダ場掃除でちょっとミジメな椎茸を頂いたり、竹林整備で大きくなってしまった筍を下さったり、揃いの帽子を支給されたことはあったが、お弁当は始めて!
森林公園開闢以来の画期的なデキゴトだ。

  森林公園ボーダー花壇 草夾竹桃

 どうも、近頃、早合点が多い。周りに迷惑をかけているのでは.........。
研修には気が進まなかったが、何か大損をした感じです。
もっと注意深く生きてゆかねば、と反省頻りの今日このごろですぅ。

それにしても、どんなお弁当だったのだろうか。
口惜しい。

 (下の記事「まだまだ草刈」に続く)。


まだまだ草刈

2007-08-26 | お節介

  作業前の叢

 そんなわけで、今日も、土手の草刈をした。

 涼しい内に始めると、薮蚊の攻撃が物凄く、お出かけカトリスなんか全く効かない。
携帯用小型蚊取り線香は、容器の構造にに欠陥があり、火傷の危険性がある。留め金が小さくて、激しい作業ではすぐ落ちる。
どちらも、研究室や企画室の机上の産物であるな。金鳥さん、構造改革が必要であすよ。

 いのこづち(日向・日陰両方)は今の内に刈り取れば、秋の作業が楽になるし、種が出来ないので爆発的な繁殖が抑えられる。
移植した花木の根本の草を刈り払うと、吃驚するほど綺麗サッパリする。

 20年も前に庭から移植した小手毬や紫陽花や月桂樹が、背丈よりも大きくなって、数年前に移植した椿たちの邪魔になっている。
花の直後にやれば良かったが、今の刈り込みでは来年の花は諦めなくてはならない。
それでも2~3年で元に戻るので、思い切って大刈込を行った。

 このところずっと、何事も成し遂げることがないけれど、草刈をした後を振り返ると、我ながら、ヤッタァ、という気になれる。

 それで、通行人には呆れられながらも、今日もまた草刈をした。
だから、まだまだ草刈が終わることは無い。

 (下の記事「百合ゆらゆら」に続く)。


百合ゆらゆら

2007-08-26 | 庭いじり

  高砂百合

 まだ蚊取り線香が残っているので、猫額亭庭園の手入れをすべぇ、と思った。
かなり、消耗していたが、線香はまだある。
残りの蚊取線香も、残りの人生も有効に使わないとね。

 庭園は高砂百合の盛りである。
以前は山百合がむせ返る匂いを発散させていたが、この炎天続きで大分枯れてしまい、高砂百合だけが元気である。
この百合は、花は清楚だけれど、繁殖力も生活力も極めて旺盛で、森男の頭の上でゆらゆらと咲いている。

 一方森男は草刈ですっかり消耗して、足下がふらふらしている。
「新婚さんいらっしゃい」も始まりそうだし......。残りの人生は、身体を休み休み使わないとね。

 
 
 

 それで、庭を視察するだけにした。

 つわぶき、ひとりしずか、斑入りぎぼうし等が暑さと乾燥で、葉っぱがちりちりになっている。元気なのは高砂百合だけだった。

 今日は完全燃焼したぞ。
だが、あのお弁当は残念なことをした。
それで、お弁当の替わりに、画像3点頂きましたよ。

 (森林公園HPの画像は「締め出されて」で使いました)。