林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

鉄腕アトム

2006-12-31 | 歌の翼に

空をこえて ラララ
星のかなた
ゆくぞ アトム
ジェットのかぎり
心やさしい ラララ
科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

耳をすませ ラララ
目をみはれ
そうだ アトム
ゆだんするな
心ただしい ラララ
科学の子
七つの威力さ 鉄腕アトム

町かどに ラララ
海のそこに
今日も アトム
人間まもって
心はずむ ラララ
科学の子
みんなの友だち 鉄腕アトム

作詞・谷川俊太郎 作曲・高井達雄 歌・上高田少年合唱団

写真は飯能市中央公園のブロンズ像。
ブロンズ像の鉄腕アトムは世界中でここだけ、とある。
この公園、なかなかいい。そばに能仁寺がある。
電線・電柱にアトムが引っかかりそうで気になるが.....。
あと百年待とう。
アトムに会うと元気が出る。
突破力が蘇りそう。

大昔、日曜の朝礼は、ロシア民謡や登山の歌など真面目で暗い合唱ばかりで、ちょっと飽きられていた。
ステレオ装置を職場に持ち込んで、上高田少年合唱団と一緒に歌って、大いに盛り上がった。
以後、
恋のしずく、ポカン・ポカン、白い思い出........。


拝見 Smile Talk

2006-12-30 | 重箱の隅

  from "Smile Talk"

森男はですね、安倍晋三さんの奥様の「安倍昭恵の Smile Talk」というブログを拝見させて頂きましたです。はい。
奥様の nickname は「アッキー」。spell は不明。
profile は現総理大臣「安倍晋三」の妻、なんて書いて powerful。恐れ入りました。

graceful です。beautifl です。
アグネス・チャンちゃんのお屋敷での at-home な Christmas dinner。wonderful です。憧れます。
お料理が凄い。最後の sweets は何だったろう。

アッキーって何て charming な lady だろうか。ご主人は happy です。
アッキーはベトナムやフィリピンで street children や「身障者」を励ましてきた。
Christmas dinner の次は、きっと夕張市へ飛んで、working poor を大勢集めて、town meeting を「ヤラセ」るだろう。
「突破力」相当ありそうだ。

最近ご主人は痩せてきた。suit がぶかぶかで、腹話術の晋ちゃん人形のようだ。アッキーはご主人にお茶漬けばかり食べさせないで、吉兆から弁当を取り寄せるか、金田中へ行って、ご馳走を食べさせてやって欲しい。

そして、少し嫌味を言うと、総理御夫妻の大切なお友達が、いくら international family でも、「♪ヒンナゲシ」ではトホホです。やっぱ、「花の王・ぼたん」級の singer family と付き合って下さい。
クリスマスの夜なら、東京カテドラルの大司教とご一緒に holiday poor の happiness を祈って下さい。
あ、きっこさんが日記でしばしば書いているように、安倍さんは南無妙法蓮華系だからダメか。

アッキーブログのURLは http://akie-abe.jp/ だ。ready made のブログじゃない。
何て simpl なんだろうか。森男の長たらしいのに較べて、これなら覚えられる。
きっと、パソコンの veteran だろう。
と、思っていたら、under ground news によると、外務省の広報担当の carrier が、このブログの立ち上げに深く関わったそうだ。

もしかすると広報担当氏、white collar  exemption で働かされてアタマにきて、このブログを伝授したか、対抗馬・Ina Bauer Aso 外務大臣の密命で、底抜けに明るいこのブログを、教唆したのではないか、と邪推している。

明日は大晦日。仏教徒のご主人には除夜の鐘を撞いて頂こう。

 from 12/27朝日朝刊


でかいぞメガマック

2006-12-30 | 重箱の隅

  

時々、無性に食いたくなるもの。
味噌らーめん、カレーライス、ハンバーガー。
らーめんやカレーライスは、店ごとに味が違い、うっかりするとインスタントものか、レトルトの方が旨い。
そこへゆくとマックのハンバーガーは、どの店でも当たり外れが無くて、有難い。一頃は、行列しないと買えなかったが、最近はどの店もガラガラで、助かる。
飯能ではガラガラ過ぎて、撤退してしまって、残念だ。

マックが全15段の新聞広告を出した。
日本出店35周年記念で、今日明日「ハンバーガー無料チケット」を、ハンバーガー類1個買うごとに1枚くれるそうだ。つまり、半額セールだ。

また、新聞記事によると、期間限定で100%牛肉を使ったハンバーグ状の肉を4枚挟む「メガマック」を350円(税込み・単品)で販売する。
294グラム、754キロカロリー。厚さは約8センチで、これまで最大だった「ビッグマック」の約1.5倍。
どうやってかぶりつくのだ。

かってビッグマックに挑戦したことがある。
食うのに往生した。幼児のように、口の周りをべとべとにして、挙句の果てに膝の上を転がって、床に落としたぞ。
米国、カナダ、中国で人気が高かったそうだが、ここは口が小さくて、度胸も無くて、ロクにディベートも出来ないジャパンだ。
紙の皿と、プラスチックのフォークを付けてくれ。

だが、何時も思うのだが、マック食うたびに大量のゴミを出す。申し訳ない。
皿やフォークを付けたら、また増える。どうもマズイ。
マックのハンバーガーは、ケチャップ主体のコドモの味だ。
大きくするより、もっとオトナの味にして欲しい。

マックはこの「メガマック」を10代後半から20代の男性客を対象に販売するそうだ。
そういえば、マックの店内は新聞なんか読みそうもないヘナヘナな連中が多かった。
失礼ながら、日本マクドナルドは、マーケットを少し読み違っている。
これからは、増えるオトナを対象にした方が、いいと思うよ。
椅子も、脚を短くね。


年の瀬いろいろ

2006-12-29 | 林住期

 

夜半から轟々と強風。
昨日折角掃除した側溝は、20年来掃除をしたことが無い隣家の道路の落葉で、すっかり埋ってしまった。
隣家の前まで掃いてやればいいのだが、嫌味な行為だから控えている。例えやっても、何も感じない無神経公務員夫婦だろうが.......。
子供の頃、親から道路掃除は隣の分まで、と言われたが、そんな躾はもう死んだ。
道徳教育は、政治家と公務員と経営者にするのが急務。

春先から始めた、整備作業中の小寺のボランティアを辞退。
住職は歓迎してくれたが、夫人からは拒否反応。
檀家以外の出入りは迷惑、境内整備は地区外の観光客が来て迷惑の由。
伽藍・境内整備に熱心な、近くの大寺住職夫人の轍は踏みたくない由。
理解は出来るが、それでも住職の夫人かいな。
近頃寺院が立派になって、仏法興隆目出度いようだが、実は葬式代を上げているだけ。はげ鷹と同じ。

最終営業日、銀行口座解約。
変な平仮名名前で、「リテイリングバンク」と言っていたが、町内の支店をATMに変え、そのATMも閉鎖した。不便極まりない。
実質国営化されたのに、自民党への融資残高は増えるばかり。
危なくなる前(いや、もう危ないか)に、こちらからおさらば。
カレンダーを貰ったが、便所の壁紙にもならぬ粗末なものだった。
やたらに平仮名にしたり、カタカナを使う役所・会社・人、シンジラレナ~イ。

パソコン教室検分。
水彩画だけで5回5万円。ソフトとタブレット付きだから、安いかな。
パソコン本体も買えて、説明や不具合対応もしてくれる由。
駅構内だし、係員は親切丁寧。年明けには本気で検討しよう。

「地図で歩く秩父路」購入。
著者は32年間、秩父盆地の高校教師を勤めた。隅から隅まで歩き、見、聞いて回った成果だ。
普通の観光本では取り上げないところまで、詳しく紹介している。
この本を案内に、下手なデジカメと、慣れない水彩ソフトを使えば、ブログで悪口書いてる暇は無い。もう、春が待ち遠しい。

  飯野頼治著、さきたま出版会刊、2100円。

道路掃除をするお隣は、一家でハワイ。
冷蔵庫の中身を引き継いだ。一寸食べきれない。上等のものばかりだが、昨今の歯茎と入れ歯の状況では噛み切れない。
残念ながら、お稲荷さん宅にお裾分けした。若い人がいるお宅だから丁度良かった。
お土産が楽しみだ。

寒風の中、歩いて別院へ。
正月直前に工事は完成。黄金の観音像が建立された。山の急斜面には宝剣や石碑が並んだ。初詣の旗が賑々しい。
普段は本院にいる住職が、寺務所でお札書きに大童。今日は土方の親方には見えないよ。
春になったら、赤土が露出した土手に、土止めの山野草の移植を約束。
ここは普段無住のお蔭で、係累に気を使わなくてすむ。

今日は快晴だが、頬が切れるような冷たい北風。
歩いても、歩いても暖かくならない。いつもの冬より1ヶ月も早く長袖股引が必要だ。
風が強くて、落ち葉掃きは出来ない。
新しい入れ歯は合わない。歯茎が腫れてきた。喉がいがいがする。
ご機嫌斜めだ。

夜になって、また烈風轟々。上越国境は吹雪。
以上、年の瀬いろいろ。


こてこて聖天宮

2006-12-29 | 風に吹かれて

 

坂戸市の聖天宮道教の寺院。
聖天宮と宮が付くから、宮だろうか。
だが、線香がもうもうと燻っている。ま、龍宮城宮殿廟でいいか。

近くの県道を車で通りかかった時、林の奥に何か光るものがあった。
引き返して横道に入ったら、☆?☆?☆?☆! 目から火花。
悪趣味にも見えるが、ここまで徹底すると見事だ。

横浜中華街の関帝廟は霞んでしまう。
ただ、参詣人はゼロ。

 

入場無料だが、入ると直ぐに従業員(説明員)がやってきて、色々説明してくれる。
道教は、日本の神道のようなものだと言う。

台湾の実業家の夢のお告げで建設した由。坂戸市民は喜ぶべし。
布教はしておらず、実業家の病気平癒感謝の個人的記念碑とか。

部材は全て台湾で製作して、ここで組み立てた。
ハリボテじゃないか、と柱を叩いてみたら、叱られた。

供え物には食用油が最適だそうな。

説明してくれた従業員は、HPを作った人で台湾から来た。
今時の日本には滅多にいない好青年だった。

 


月間広告賞

2006-12-29 | 拍手

  

「朝日広告賞・月間賞」発表。
2006年度第55回「朝日広告賞」の本選は2月に発表されるが、今回は一次選考として11月に朝日新聞に掲載された広告から12点が選ばれた。
なかなかの力作だが、「林住記」はgooブログの制約があって画面が小さいから、好きな3点を掲載した。

今回の朝日新聞の企画は、なかなかいい。毎月やって欲しい。
新聞は景品ではなく、中身で競争して欲しい。
TVで綺麗で正しい日本語を使うアナウンサーやタレントを表彰したらいい。

「読者の誇り」という折込ちらしが入った。
景品で釣る新聞購読を牽制する、一種の意見広告である。
景品で露骨で執拗に勧誘する新聞は、この町では読売新聞なので、他の新聞、特に追われている朝日新聞が出したのかと思ったら、朝日、読売、毎日、日経、産経、と名前を連ねている。新聞社の名前であって、販売店の名前ではない。
とても、月間折込広告賞は上げられない。

朝日新聞の朝夕刊の月間購読費は3925円である。
森男には読者の誇りなんて無い。永年購読者には、せこい花の種なんか要らないから、値引きして欲しい。
口座引き落としが便利と勧めるなら、値引きをして欲しい。

◇画像は12/26朝日朝刊から。スキャナーの感度が良過ぎて、裏面まで写ってしまった。
左から住友林業、トヨタ、高島屋の新聞広告。


花はさくら木

2006-12-28 | 拍手

   

随分前から「花はさくら木」をよいしょしよう、と思っていた。
だが、なかなか感想が纏まらなかった。
今でもそうだが、この小説、面白過ぎて、絢爛豪華過ぎて、奇想天外過ぎて、波乱万丈過ぎて......、感想を要約出来なかった。
主役は智子内親王(後の女帝後桜町天皇)と淀君の末裔菊姫だが、大勢出てくる脇役たちが、夫々小説の主人公を張れる歴史上の大物揃いなのだ。みんな魅力的なのだ。実にもったいない。
内親王も「素敵」だが、内親王が心を通わせた、後の「悪の巨魁」田沼意次が、真に素晴らしい先見性のある辣腕家になっていて、森男も惚れた。
情熱的な恋・忍ぶ恋、難波の町のローマの休日、巨椋池地下の密貿易港、剣戟、政略・陰謀、亡命.........。
作者の辻原登さんも楽しみながら、天空の高みから余裕綽々と書いていて、非常に気持ちが良かった。

「花はさくら木」が第33回大佛次郎賞を受賞した。
森男はこの「大きな小説」をよいしょする言葉がみつからないので、池澤夏樹さんの紹介文をお読み頂くしかない。
また、選考委員の先生方(敬称略)の褒め言葉(12/22朝日新聞記事)を以下に転記するしかない。

■井上ひさし
シェイクスピア喜劇をそのまま小説に移したような豊かさがある。
人違い、入れ替わり、奇想、台詞の修辞と冴え。(以下略)

■川本三郎
江戸中期を舞台にした、歌舞伎の世界を思わせる華麗な伝奇ロマン。
田沼意次を中心に内親王、淀君の末裔、隠密、豪商、湖賊らの百花繚乱(以下略)

■高樹のぶ子
厖大な資料や知識を下敷きにしながら、それを感じさせない一大歴史絵巻。その楽しさといったら......。
背景は幕府、大阪豪商、御所の暗闘だが、華麗な女性たちが桜の花びらのように絡みあう(以下略)

■山折哲雄
意表をつく趣向とエキゾチックな香りを満載した王朝風伝奇ロマン。(以下略)

■養老孟司
エンターテイメント系であるが、事実としての詳細に凝っているから、なかなか面白い。(以下略)

この先生の話術は、例によって捻って、突き放して、森男にはよく分からない。もっと面白い話を書け、と遠まわしに褒めているらしい。いや、不満かな?素直じゃないね。森男のようなバカには壁だね。(→参考記事9/28「バカの壁」)

  「花はさくら木」 朝日新聞社刊

なお、装丁と新聞連載の際の挿絵は南伸坊さんだ!
辻原さんご自身も満足の出来だった。
年末の新聞やTVは再放送や、子供騙しの大騒ぎで愚劣なばかり。
この本で楽しむに限る。


これっきりですか広報誌

2006-12-27 | 高麗便り

  山口百恵さん(横須賀ストーリーCD)も心配そう。

わが清流文化都市の広報誌の名前は「広報ひだか」だ。

11月の広報誌では、「平成17年度の決算が確定しました」という記事が出た。
内容は、歳出138億2932万円の、民生費や総務費など大科目別支出額とその構成比。歳入144億932万円の市税や地方交付税など大科目別歳入額とその構成比が明記されている。その他の大科目の収入が市税(固定資産税・市民税・都市計画税・ほか)より大きい金額になっているが、内訳は発表していない

6特別会計の歳入歳出は一般会計に匹敵する巨大なものだが、どういう関係なのか分からない。

 
              ▲17年度一般会計、特別会計報告。これっきりの2頁。

総歳出額の26%を占める35億7563万円の民生費は、児童や障がい者高齢者に関する支援や生活保護に関する費用などに使っている、と書いてある。
また、どの大科目から支出したのか明記していないが、子供の安全を確保する高根小学校の耐震改修工事が完了した、とも書いてある。
更に、市民1人当たりの税負担額は13万4800円だが、市民1人当たりに使われた額は25万1900円だ、とも書いてある。

国民健康保険・老人保険・介護保険・高麗川駅西口と武蔵高萩駅北土地区画整理事業・農業集落排水事業など特別会計ごとの歳入・同一般会計からの繰入金・歳出金額一覧表もあり、水道や下水道事業の公営企業会計は7月の広報で告知済み、とある。

12月の広報誌では、「財政状況の公表」という記事が出た。
一般会計の歳入と歳出の項目別収入(支出)済額と執行率。特別会計の会計名別予算額、収入(支出)済額と、収入(執行)率が出ている。公営企業会計も同様である。
他に、市債の状況や財産の状況もある。

また、地方公務員法の一部改正により、人事行政の運営等の公表が義務付けられたので、市職員の任免および職員数、給与、勤務条件、服務の状況などについても、2頁にわたって細かく公表している。

面倒臭がり屋で、市の数値管理体系に関する知識の無い森男なぞは、ふんふんそうか、結構じゃないか、と一旦は思ってしまう。
.......でも、これっきりですかね。

街路樹の管理費用もままならない(▼)、といっている市なのである。
平成の大合併に、どこからのお誘いも無かった市なのである。
まさか、夕張市と合併するんじゃあるまいか、と心配である。

勤めている頃、こういう何の問題も無い、と見える数値を報告すると、こっぴどく叱られたものである。
夫々の項目の数値の前年対比、予算費、改善した点、問題点等を明記しなくては、何が何だか分からない。
また、同規模の他市との比較や、効率を表す指標などは全く無い。夕張市がああいうことになったのは、市長助役収入役、市職員、市会議員の所為で、それを選んだ市民の責任である。

市の財政を知るには、先ず広報誌が大切。だが、殆どの市民は読んでいない。
仮に読んでも、何の問題点も課題も把握できないはずである。
数年前に、市民の森の「トンデモ整備工事計画」を砂糖で丸めて、広報誌で渋々公表した。
環境に関心大のはずの諸団体のお歴々は、それを全く読んでいなかった。

当市に限らず、役所は問題を指摘されるのは大嫌いだ。親戚や同窓生の仲間内だけで市政を動かしたいのだ。
11月、12月号とも質問受付窓口が明示されている。
しかし、うっかり質問しようものなら、課長以下数人が自宅に低姿勢で押しかけて来る。
審議会は色々あるが、市民の委員は市を退職した元幹部職員か、あちこちの審議会を歴任した、古くからの仲間内から選んでいる。
一応公募しているのだろうが、気付かれないように、小さく広報誌に載せているようだ。
広報誌は当たらず触らずの内容になり、全く面白くない。レイアウトは綺麗。色々詳しく書いてあるようには見える。しかし内容は相当雑だし、市民には意味が分からない。
だから、余程の暇人でないと読まない。
50年先は知らない。5年先、10年先を加齢の市民・森男は心配している。

県や国は県内や全国を横断的に比較して、見易く分かり易い数値を公表してもらいたい。
マスコミは愛人の素性などはもういいから、行政が発表する数値の問題点を解説して欲しい。そして良いところがあったら、時々褒めてやって下さい。

  カレーの市民(オーギュスト・ロダン作)も心配している。

                    画像は広報「ひだか」。詳しくは日高市のHPでお読み下さい。
                                            障害者を障がい者と気を使うなら、高齢者は高嶺としてね。
                                            ▼関連記事は9/18「街路樹伐採」、10/16「先送り」。


少子化歓迎

2006-12-27 | 床屋放談

 

少子化で、高齢化なんだそうだ。
国立社会保障・人口問題研究所によると、2055年つまり50年後は65歳以上が人口の40.5%になるそうだ。
人口は8993万人で、頂点だった04年の1億2779万人の70%に減るそうだ。
年金支給額が現役時代の収入の50%は維持出来ず、大幅に減るそうだ。

政府も、マスコミも大騒ぎをしている。
だが、森男はあんまり心配していない。
あと50年は生きていないし、50年先のことは、いま20代30代の人々が心配して、対応策を自ら立てるか、政府に立てさせればいい、と割り切っている。

年金は現役世代が退役世代を支える、という現在の仕組みを変えればいい。いま行われている莫大な税金の無駄使いを、年金に回せばいいのだ。
人口が減れば、経済活動も縮小するだろう。
物価も下がるだろう。
外国に対する援助も国連分担金も減らせばいい。
発言権や存在感は今だって無い。
金に伴うべき戦略も戦術も無いだろう。

日本列島の適正な人口は江戸時代の3000万人、と聞いたことがある。
現在の4人の内、3人がいなくなるわけだ。
随分スッキリして、住み易くなるのではないか。
空家だらけになるだろう。

お役所やマスコミの言うことを鵜呑みにすると、酷い目に会う。
人口が減り、少子高齢化を肯定し、前提にして政治や経済など、社会の仕組みを改めればいい。
20代30代の働き盛りの人々が、真剣に考えればいい。
われわれ世代は、高額医療で無理に長生きしなければいい。
それだけのこと。

◆画像は大塚国際(陶板画)美術館の「受胎告知」(ダビンチ)から。


困った・もんた

2006-12-26 | 重箱の隅

  傘屋」さんのHPから

朝、布団の中で「朝ズバッ」をよく見る。
みの・もんた氏が大活躍で、不連続シリーズ「黙ってられないっ!」は、事態は深刻で面白がっていられないが、面白い。
突っ込み方がいいし、具体的で説得力がある。応戦する役人や議員先生の言い逃れ術は、大変勉強になる。
視聴率が高いらしく、評判を気にする話の上手いその種の有名な人々が、しばしば出演する。

本間さんが「一身上の都合で辞めたい」と言って来たので、安倍さんは「能力があるのに残念だが」申し出を受け入れた。
立場上本間さんも不始末を非難できない人も、本間さんは辞めざるを得ない、と考えているだろう。本間さんの「一身上の都合」を良し、とは言えないだろう。
安倍さんの対応の仕方は実に拙劣だった。百戦錬磨の政治家とは言えない。

ところが、もんた氏は安倍さんの言動を擁護した。
同意を求められた出演者は明らかに困って、発言に苦労した感じである。

もんた氏は天才だと思う。よく働くと思う。だが、一寸どうかと思うことも多い。
自分の思い込みで、煽り立てて下品であり、寅さんの方が愛嬌がある。
人気を笠に着て、「この番組に出て貰って話をきこうじゃないか」、とよく言う。もんた氏の機関銃のような話術に対抗できる人は、そうあるまい。

自民公明が郵政選挙で圧勝した要因に、もんた氏の「朝ズバッ」での発言があると思う。
いわゆる造反組の面々が何度も出演したが、もんた氏はその人たちにロクに話をさせないで、一方的にやりこめていた。公平では無かった。
総選挙の争点を郵政問題だけにしてしまった。
国民が一番関心を持っていた年金問題なぞ、吹っ飛んでしまった。
もんた氏が持ち上げたココアの品切れと同じ現象が起きてしまった。

もんた氏の安倍擁護論は、始め皮肉か揶揄かと思っていたが、本気のようだった。
不愉快でチャンネルを変えたので、その後、発言を補足修正したのかも知れない。

もんた氏が腰痛手術や夏休みを取った時には、TV局の記者が代役を勤めた。穏やかで品が良くて分かり易く、彼でもいいじゃないか、と思った。
もんた氏は会社を経営しているし、不動産の賃貸業もやっている。年金・経理・税金問題などに関する発言は実務知識背景にして、そこら辺の司会者以上の重みがある。
次の選挙でも、野党は「大学の同好会」のようなものだから、もんた氏は老獪な自民公明支持に回るだろう。
もんた氏は天才だから、舌禍事件など起こさないだろう。
番組は面白いが、「困ったもんた」、でもある。

■嫌味のおまけ■
「美しい国」を逆読みすると「憎いし苦痛」。.....暇人がいるねぇ。


見沼田んぼとTM

2006-12-26 | 床屋放談

   朝日12/21「首都高、利用低迷」記事から転用

写真の見事な田んぼは、「さいたま市見沼区」の田んぼの一部。
都会の近くの貴重な「自然」。

県庁所在地の浦和市と、繁華街を抱える大宮市ほかが合併して「さいたま市」という安っぽい名前の市が誕生した。
名前を公募したら「埼玉市」が1位になったが、なぜか単なる記号に過ぎない平仮名名前になった。(経緯はウィキペディア名称問題項にあり)
その時「見沼区」も生まれたのだが、「沼」という漢字はイメージが悪い、と反対する軽薄な意見があった。「みぬま区」、「MT区」、あるいは「みどり区」、とでもしたかったんだろう。
結局、昔からあった「見沼」を残そうという良識派が大勢を占めたようで、「見沼区」という名前は残った。

「やらせ」や非常識に高額な業務委託費ですっかり評判を落とした「タウンミーティング」を、さらに曖昧に「TM」というらしい。
ところが政府は、評判が悪いから、TMの名前を「意見交換会」や「説明会」に変えることを検討しているそうだ。全く、馬鹿馬鹿しい。

始めから誰にも分かる日本語でやれば良かったのだ。
外見ばかりに拘って中身を吟味せず、外来語カタカナ名前にしたが、案の定インチキがばれてしまった。
「見沼区」のイメージが悪いと言うならば、名前を変えずに見沼地域を素晴らしい地域にすればいい。
そうすれば、「見沼区」はどこにも誇れる地域になる。

普通の漢字をやたらに平仮名にしたり、わざわざカタカナ英語に言い換える人を、森男は信用しない。
「見沼田んぼ」は美しいが、「TM」は醜いね。

 ◎参考記事=10/25「カタカナのワナ


大急ぎ大霧山

2006-12-25 | 風に吹かれて

  大霧山山頂から北方面。

愚図愚図していたら年末になってしまった。薄曇りで寒い。明日は本格的な雨。
低山とはいえ、雪になると、なかなか融けないだろう。
急に思い立って、大霧山(766m)に向かった。

年末は、毎日が日曜日でも慌しい。
だから麓からではなく、大霧山の南の定峰峠に車を停めて、山頂まで往復するつもりだった。
道がよく分からないので、堂平山(875m)から、谷間の村落を挟んで北西に位置する大霧山を偵察。定峰峠からは大分尾根道を歩くようなので、大霧山の北の粥新田峠から登ることにした。

橋場の集落から上へ上へと闇雲に上り詰めたら、どうも違う。粥新田峠の更に北の秩父高原牧場の入り口に着いてしまった。
仕方がない。細い車道を尾根を巻きながら構わず歩いたら、薄暗い粥新田峠の標識があった。
急な坂道を、喘ぎながら登ったら、大霧山に着いた。誰にも会わなかった。
北と西の眺望はあるが、弱い日差で、景色は薄ぼんやり。
背中は汗でぐっしょりだが、顔や手はひどく冷たかった。

  堂平山から見た大霧山。

帰り道は別の車道を走っているうちに、また山に登り始めて、わけが分からなくなってしまった。
こんな山の中で迷ったら冬眠するはめになる。来た道を引き返して、同じ道を下りて、東秩父村に着いた。まだ、2時半だった。

仮設棚の材料を探さねば。歳末抽選会のガラガラポンは今日限り。小遣いはスッカラカン。ああ、忙しい年の暮れ。
だから、山姿のまま街歩き。


寒い電飾

2006-12-25 | 重箱の隅

  

日高のように都会を離れた町でも、クリスマスの電飾をする家が増えた。
しかし、どうも寒々しい。貧寒としている。
もっと沢山の電球を点ければ、それなりになるのだろうが、お金もアンペアも不足しているのだろう。
秩父夜祭の時も感じたが、祭りの提灯の方が、たった一つでも暖かく、懐かしい。

  

マスコミが持て囃すから、家中の電気を消して、屋外の電飾を豪華にして見せびらかす家庭があった。趣味を通り越して、殆ど病気。
電飾は商店街に任せよう。
クリスマスだから、沢山点ける余裕があるなら、救世軍に寄付する方が、キリスト様は喜ぶだろし省エネにもなる。

  

家庭の電飾の良いところは、夜道が明るくなることだ。
お祭りの提灯のように、たった一つでも暖かい電飾を、誰か開発して欲しい。
イサム・ノグチが、岐阜提灯から「AKARIシリーズ」を生み出したように。 

  

 ☆画像1は住間居る、2~4はヤマギワ電気で販売中。価格も手頃。
                            
☆AKARIは室内照明用。