林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

一陽来復

2021-01-29 | 高麗便り

氷雨の昨日とは打って変わり、今朝は一陽来復となりました。
終日引き籠っていた昨日の歩数は、僅か146歩。

こんな生活を続けていては、ロコモが進行する。
この林住記、暗い話題や、他人の悪口ばかりになってしまった。
猫がいれば、寝そべっている写真を見せるだけで済むけどね。

日差しは明るいけれど、外は風が強く、まだ寒そうです。
箪笥の奥にあった新しいセーターで、何がなんでも今日は外出しよう。

といっても、通販代金の振込と、医院と薬局で大量の薬を買うだけ。
そして、昼飯にいつものばばカフェに寄ろう。
何かいいことがあればいいんですが......。

  乞う、ご期待。

  210129


暗い朝

2021-01-28 | 遊行期

昨日のぽかぽか陽気は、午後の猛烈な北風を境に、真冬に一転。
今朝はどんよりと曇り、雪がちらつきそうな空模様です。

今日は記事を更新しようか、と思いましたが、書くことがありません。

暗く寒い朝は、気分まで暗くなる。
新品4K液晶テレビで、落ち込む気分を持ち上げようと、スイッチON。

あれれれ、音が出ない。

チャンネルを切り替えても、消音釦を何度押しても音が出ない。
数日前は、音が出るだけで画像が写らなかった。

新品なのに何回かこういうことがあった。
だけど一旦電源をOFFにし、再びONで復旧することに気付いた。
しかし今日は何度そうしてもダメ。

半分仏さまのようになったじじぃでも、流石に憤激しましたよ。
堪忍袋の緒が切れて、長い付き合いの販売員君に当たり散らした。

販売員君、直ぐこちらに向かう、と。
多分、じじぃの取り扱いが不適切、ということになるのだろう。

  

  そもそもこの4K液晶テレビ。
  持ち主の指示を無視し、勝手に動き出す。
  期待したyoutubeは、使い方が分からずイライラ。

  詳しい取扱説明書は無く、ヘルプ釦で迷わせ、はぐらかす。
  使い方相談窓口は終日「混み合っていて」繋がらない。
  メールも同様である。

  消費者は王様ではなく、メーカーの奴隷ですな。

  210128


春めく

2021-01-26 | 高麗便り

雨が上がりました。
しっとりと暖かい朝。蝋梅が満開です。

駐車場の水溜まり。
乾き始めた道路。久し振りに団地のSCへ歩いて行きました。

行きつけのカフェ。減席した店内はばばばかり。
早春の日差し溢れる店外席で、お昼に。

寒さで痛んだ花壇も、少し春めいてきたようです。

  

  お昼は熱々の胡麻担々麺に。蜜柑はおまけです。

  210126


逆三角形

2021-01-25 | 重箱の隅

  

  あれれ、この人って、近畿大学生物理工学部准教授だったんですね。
  名前は谷本道哉さん、49歳。

大阪大学工学部卒、大手建設会社コンサルタント。
後、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、8年前から現職。
という華麗な経歴の持ち主でした。

発想転換し異色の体操を発案し、NHKの体操番組「みんなで筋肉体操」で注目された由。
森生もこの番組を偶然見て、逆三角形の上半身に魂消ました。
そしてこの体形は少しやり過ぎ、到底付き合えない、と呆れました。
更に、頭空っぽじゃないの、と笑っちゃいました。

この度、朝日の夕刊(1月21日「1語一会」)を読み、空っぽじゃなくて安心しました。
だけどね、先生ご自慢の体形、失礼ながら可笑しいよ。昆虫じゃあるまいし。

   脅威105cm・腹囲73cm

  胸幅に較べ、腹囲が細過ぎですね。
  見た目ですが、脚もお顔も普通で、アンバランス。
  シャツのサイズは何を選ぶのか、多分特注品でしょうね。

じじぃの体形は、恥ずかしながら萎んだ西洋梨です。
他人の体形を笑える立場ではありません。

だけど先生が生み出した、過酷で器具を使う体操は御免こうむります。
直ぐ、こうなっちゃうそうだから。

先生は無理な鍛錬で椎間板ヘルニアになり、身長が早くも縮み173cmとか。
何事も、ほどほどが宜しいようですね。

  先生が東京オリンピック開催をどう考えておられるか、質問してほしかったです。

  210125


財布を拾い 鋤鍋ご膳

2021-01-22 | 遊行期

ぎょぎょ!
バス停に、膨らんだ財布が落ちていました。

  待て、触らぬ財布に祟りなし、だ。
  コロナウィルスが付いてるかも。
  それに、紳士危うきに近寄らず、ともいう。

団地外れのバス停には、他に誰もいません。
結局、好奇心が勝り、財布を拾い上げ、中をちらっと見ると、

  紙幣が入ってる!
  天網恢恢、疎にして漏らさず、だったかな?

葛藤の末、正直じぃさんは、バスの終点前の駅前交番に届け出ました。

初体験の拾得物届け出手続きは、結構ややこしく30分も▲
あなた、拾った場所の所番地なんか分かります?

で、現金は僅か1272円!
沢山あるポケットにカード類は無く、コンビニのレシートが2枚だけ。
これでは落とし主を探せません。

警官と話し合いの結果、落とした人からの礼金は辞退。
だけど期限までに遺失届が無ければ、全額森生が頂くことにした。

本署での受取手続きを細かく説明してくれたけど、忘れるはずです。
そもそも本署に往復すれば、交通費が脚を出す金額だからね。

  でも、わらしべ長者の例もある。やっぱり受取に行こうかなぁ。
  もしかすると、人生最後になって、運が向いてきたのかも。
  受け取ったおカネは、全額誰かに差し上げたら.......。

ちょっといい気分になりました。

そこで善行のご褒美に、交番の隣にある吉野家で、牛鋤鍋御膳です▼



駅前店での御膳は、ネットでの公式写真よりかなり見劣りする。
御膳より次善ですな。
牛肉は使い古した雑巾みたいに、ぼろぼろ。
饂飩で増量。漬物は5-6片。

税込み712円では、もって瞑すべし、でしょう。
味は良かったですよ。昔、社費で食した松坂牛の鋤焼と同じ味でした。

  この御膳、コロナのおかげでテイクアウトができます。
  葱・高野豆腐・春菊ほか鋤焼の具材を追加すれば完璧です。
  お勧めします。

  財布と鋤鍋の写真は、ネットから借用したイメージ写真です。

  210122


止まらぬ鼻水

2021-01-21 | 病院巡り

  瀬をはやみティッシュにせかるる鼻水の 
                             止めてもすぐに垂れるとぞ弱る
                       ................猫額院

  ベポタスチンベシル酸塩錠10mg
  オロバタジン塩酸塩OD錠5mg
  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg

これらの薬を次から次へと、処方されるままに服用しました。
しかるに、ご大層な名前なれど、どれもこれもが全く効きません。

空気はカラカラ。
じじぃはぐしょぐしょ

210121


寒い日

2021-01-19 | 拍手

何て寒いんだろう。
昼前、小雪が舞いました。乾ききった道路も濡れない、無駄な雪が。

終日、家に閉じ籠ってたので、歩数は僅か128歩。
気分は鬱、です。

 「雪が降る」安野光雅著「きりがみのイラストレーション」

安野光雅さんが亡くなりました。94歳だったそうで、誠に残念です。
若かった頃、森生は偉大な安野さんに触発され、いろいろ真似をしてみました。
何一つ、ものにはなりませんでしたが.......。

  朝日新聞に載った、安野光雅さんの評伝です▼ 少し書き換えております

  絵本を楽しむ子供から風景画を味わう大人まで。
  本や雑誌を通じ、これほど多くの日本人の目を楽しませた画家はいない。
  94歳で逝った安野光雅さんを、こう表現しても過言ではない。

  精緻にも洒脱にも描ける。しかも品があり、風景や花の絵は抒情的。
  騙し絵風のものには無類の楽しさがある。抜群の技量だった。
  文章はユーモアが溢れ、話術もしかり。
  おおらかな人柄で、誰もがまた会いたい、と思う笑顔の持ち主だった。

  作風と人柄の背景には、自然科学も含む豊かな教養があった。
  好奇心は旺盛。空想を愛した。

  兵役を含む戦争体験については「人生が映画ならカットしたい」と。
  原発問題など社会の動きにも関心を寄せ続けた。

  晩年もスケッチを続け「旅の絵本」の9冊目を出した。
  絵描きは描くことで磨かれる、描いていると愉しくて幸せ、と話していた。
  その「幸せ」を惜しみなく多くの人に伝えた。

  実に稀有な歩みだった。

  原文・大西若人編集委員

  210119


里うらら

2021-01-18 | 高麗便り

春うららの陽気に誘われ、遠回りして、高麗の里山歩きをしました。

よく行く休耕地は開墾中。枝が龍のようにのたうつ桑の大木は、伐採されましたな。

残念だけど、おかげで視野が広がり、すっかり明るくなりました。

誰もいない高岡台地に広がる畑。左奥に、わが団地の、光る屋根が見えます。

この辺りは日陰でも、高麗川の流れが速く、凍結しなかったようです。

栗坪集落。通行人は見当たらず、マスクは不要でした。

但し、リゾートホテル顔負けの、洒落た病院には、人々が詰めかけてました。

  

  何度やっても恐ろしい検査と診察を終え、目薬を抱えて、夕方、病院の送迎車で帰宅しました。
  検査薬で視野朦朧。昼前まであった高麗川の氷は確かめられませんでした。

  210118


春の兆し

2021-01-15 | 高麗便り

高麗川が凍結、と聞き、危ないバスを使わず、徒歩で病院に行くことにしました。

急にバカ陽気になったけど、鹿台堰は、まだカチカチに凍っていた。

寒い川原にテントが一張り。二人で三密状態らしい。 背中、痛くないかぃ?

春を感じたじじぃは、清流・高岡を道草し、栗坪にある病院へ向かいました。

コロナウィルスは、高麗の里山にも、住み着いた模様です。

桑原、くわばら。

1月15日現在、日高市内累計感染者数は79人。人口は55.294人です。

210115


おもいでのアルバム

2021-01-14 | 歌の翼に

口惜しいじゃありませんか。
必死に二日間復習をした「星に願いを」は、全くの触れずじまい。
年始めウクレレ教室は、新曲「おもいでのアルバム」でした。

この曲も星に願いを同様に、一見易しそうでした。
8拍子の説明は理解できなかったけれど、メロディは以前から知っていた。
だから実際、つっかえながらも、まぁまぁ弾けました。

付随するコードも、CやFやGやG7だ。
相方おばばがメロディを、森生がコード(伴奏かな?)を受け持ち合奏も一応できました。

だから恥の掻き初め覚悟の新年初教室は、目出度くお開き、と思いきや........。
後半、新しいコードを追加されました。

それは、

  G#dim

であります。読み方は覚えておりません。
これ、小指2・中指1・薬指2・人差指1と、4弦を互い違いに1と2を押さえろ、というもの。
あーた、そんなアクロバチックな指使いができます? 掏摸じゃないんだよ。
Cはともかく、GG7では既に相当無理してるのに、

  G→G#dim・F・G7C

と1小節を8拍子で続けるのです。

次から次のストレス。
ウクレレ教室で、少しは若返られるかも、の願いは打ち砕かれました。
いま、左手が引き攣ってます。

  幼稚園の卒業式の歌ですが、毎日新聞による昨年の小学校入学式の写真にしました。

  210114


エンジン

2021-01-12 | 遊行期

酷く寒い。
空には厚い雲がどんよりと垂れ込め、雪が舞いそうです。

どうにもこうにも、エンジンが掛かりませんなぁ。
何もかもが億劫だ。

成人の日に朝日の天声人語が、エンジンについて書いていました。
.............自分の中のエンジンだそうです。

  
  
   

   寒くても、巣籠りでも動く、高性能エンジンが欲しい。

   210112


ねちょりんこ

2021-01-11 | 拍手

宝島社の新聞広告です▲ いやはや、毎度ながら吃驚させられます。

  ねちょりんこ、ダメ。

  濃厚接触による感染拡大は、個人の責任だそうです。宝島社

とあります。

これ、怒ってますね。誰に対してかは、お分かりですよね。
借用した北斎漫画は、

  いぎたなく眠りこけてる女は自民・公明のセンセイたち
  丸くなり眠りこけてる猫は野党のセンセイたち
  頭を抱えて舟を漕いでるのはスカタン

と見てとれますが、解説はこちらをどうぞ。
がんばれ、宝島社。

........と記事を書き終えたら、第2弾です▼

こちらは、

  言われなくても、やってます。

  感染拡大は、個人の責任だそうです。宝島社

痛烈だけど、丸~く抑えて愉快ですね。
写真の女の子は、敗戦直後の小学生の姿です。森生と同学年でしょう。
こういう過去、もぅまっぴらだけど、写真は好きです。

ところで、これらの新聞広告は、全紙同じではなかったんですね。
例えば読売新聞です▼

朝日に出した先の2本より、少し活字が小さくなりますが、

  君たちは 腹が立たないのか。

とあり、更に細かい文字はこちらからお読みくださいね
政権寄りの読売新聞に、敢えて出したところがエライ。
読売としても、これでは断れなかったのでしょう。

  樹木希林の微笑む水死体以来、宝島社の新聞広告に注目しております。

  210111


第2土曜日

2021-01-07 | 歌の翼に

タイヘンだぁ。

1月の第2土曜日は、あと1週間先ではなく、あさっての9日なんですね。
どうしよう.......。

これまでウクレレ教室は、毎月第1第2土曜日に開催していました。
しかし、今年1月の第1土曜日は、元旦の翌日の2日になってしまう。
そこで今月だけ、第2第4土曜日にすることになっていた。

それで何となく、第2土曜日は14日頃かと安心していました。
あと1週間もあれば、何とかなるわぃ、と。

ところが暦に、古新聞や空缶空瓶の収集日を記入しようとして、気付き愕然。
今日明日しかないのに、復習も予習も、全然してないんです。

11月から続けている曲は星に願いをであります。

楽譜を貰った時は、タブ譜に空白が多かったので易しい曲、と思った。
だけど実際弾くとなると、4弦すべてを使う。
左指は小指まで同時に使わなくればならない。

しかも毎回、先生から飾りの音符を追加され、難易度は上がる一方です。

こりゃぁ9日は、恥の掻き初め、になりますわな。

この非常事態というのに、ウクレレ教室はまだやる気だ。
人数は分散したので合計4人。歌は無い。

やる以上、欠席したくない。
じじぃの生き甲斐、というより意地ですな。

  

  今日明日は、新聞やいまいましい4KTVは見ません。
  林住記の記事更新も、諸先輩のブログ詣でも控えます。

  以上、じじぃの非常事態宣言であります。
  (これで復習予習ができるかどうか.......)

  210107


年の始めに

2021-01-06 | 遊行期

  

  あけましておめでとうございます

ご挨拶が、大分出遅れました。
ですが、非常事態宣言ではありませんので、お赦し下さいませ。

三が日はぼんやりと過ごしました。あとの2日も同様にね。
なにしろ百回近い正月だ。マンネリもいいとこです。

  宝籤は当たらない。
  神仏への願いは叶わない。
  努力は報われない
  サプリメントに効果はない。
  下り坂は止まらない。

等々十分に弁えております。
そのうえ鼻水が止まらないので、チカラが入りません。

ところで、今年は丑年とか。森生、人生7回目の牛になりました。

殆ど何もせず、舟を漕いだり、ぼんやりしていた正月休み。
これからは、鼠のようにウロチョロせず、牛らしく「のっそり」と行くつもりです。
行き先が、善光寺ならいいんですが........。

なにしろ、今年の正月が最後の正月になるかもしれません。
記事の更新はガクンと減らし、週3本投稿できれば御の字かな。

  

  というわけで、今年も林住記へのお越しを、お待ちしております。

  正月は冥途の旅の一里塚 
  めでたくもありめでたくもなし
                一休禅師

  210106