ぎょぎょ!
バス停に、膨らんだ財布が落ちていました。
待て、触らぬ財布に祟りなし、だ。
コロナウィルスが付いてるかも。
それに、紳士危うきに近寄らず、ともいう。
団地外れのバス停には、他に誰もいません。
結局、好奇心が勝り、財布を拾い上げ、中をちらっと見ると、
紙幣が入ってる!
天網恢恢、疎にして漏らさず、だったかな?
葛藤の末、正直じぃさんは、バスの終点前の駅前交番に届け出ました。
初体験の拾得物届け出手続きは、結構ややこしく30分も▲
あなた、拾った場所の所番地なんか分かります?
で、現金は僅か1272円!
沢山あるポケットにカード類は無く、コンビニのレシートが2枚だけ。
これでは落とし主を探せません。
警官と話し合いの結果、落とした人からの礼金は辞退。
だけど期限までに遺失届が無ければ、全額森生が頂くことにした。
本署での受取手続きを細かく説明してくれたけど、忘れるはずです。
そもそも本署に往復すれば、交通費が脚を出す金額だからね。
でも、わらしべ長者の例もある。やっぱり受取に行こうかなぁ。
もしかすると、人生最後になって、運が向いてきたのかも。
受け取ったおカネは、全額誰かに差し上げたら.......。
ちょっといい気分になりました。
そこで善行のご褒美に、交番の隣にある吉野家で、牛鋤鍋御膳です▼
駅前店での御膳は、ネットでの公式写真よりかなり見劣りする。
御膳より次善ですな。
牛肉は使い古した雑巾みたいに、ぼろぼろ。
饂飩で増量。漬物は5-6片。
税込み712円では、もって瞑すべし、でしょう。
味は良かったですよ。昔、社費で食した松坂牛の鋤焼と同じ味でした。
この御膳、コロナのおかげでテイクアウトができます。
葱・高野豆腐・春菊ほか鋤焼の具材を追加すれば完璧です。
お勧めします。
財布と鋤鍋の写真は、ネットから借用したイメージ写真です。
210122