かんかん照りだが、空気が乾いている。
腰痛で止めた、空地の草刈を再開した。
ご覧の通りの叢だ。空缶が一杯隠れているはずだ。
長袖を着て、草汁で染みだらけの作業ズボンに地下足袋を履き、蚊取り線香を腰に着けて、戦闘開始。
..........。腰痛再発を用心して、2時間で切り上げた。
まだまだだ。
かんかん照りだが、空気が乾いている。
腰痛で止めた、空地の草刈を再開した。
ご覧の通りの叢だ。空缶が一杯隠れているはずだ。
長袖を着て、草汁で染みだらけの作業ズボンに地下足袋を履き、蚊取り線香を腰に着けて、戦闘開始。
..........。腰痛再発を用心して、2時間で切り上げた。
まだまだだ。
どうです。凄いでしょう。
JR高麗川駅前にあります。赤い屋根の駅舎、のどかです。車、2台しかありません。
北九州市か川崎市、あるいは尼崎市も真っ青なモニュメントでしょう?。
北海道でなく、埼玉県の日高市の証しです。
総工費は100,000,000円かかりました。
日本宝籤協会が、全額負担してくれました。
今後の維持費?。塗装代?。そんなもん知ってるかい。
駅前に工事中の足場が、何時になっても撤去されないので、側に行って見たら、完成していたのでした。足場ではなく、完成品でした。
中央の放物線状の2枚の板の側面は、虹形の電光掲示板になっていて、「住民税の納期は.....」なんていうお知らせが走ります。
正面の長方形は、駅の改札口前に回ると、市内の名所特集映像が映ります。今は夏バージョンで、瀧巡りを上映中です。
正面(駅改札口側)の2本の垂直の巨大な板は、日高市のシンボル「将軍標」の怖い顔が透かし彫りになってます。
日高市は韓国烏山市と姉妹都市関係があるそうです。
きっと、烏山市にも、巨大な[韓日友好記念碑]があるんだろう。そんなはずないか。
韓国の国花は槿(むくげ)です。
槿の木立でも植えときゃいいのです。維持費、かかりませんから。
1億円は「友好」より、「有効」に使って貰いたいもんです。
日本宝籤協会さん。当たり籤、もっと増やして下さいね。
5時半に、肌寒くて目が覚めた。
窓を開けると、晴!。空気が乾いてる。
寝てなんていられない。やる事が山ほどある。
・[むぎとろの会]への入会手続き(友人の電話了解も)
・洗濯
・掃除(屋内/道路)
・ブログ内「高麗便り」用の写真撮影(幼稚園/将軍標/街路樹/日韓友好記念碑/叢)
・土手の草刈
・食品の補充
・洗車(水垢取り2割引最終日)
・現金補充と通帳記帳
・今日分のブログ投稿
対岸の家事が延焼してきて、森男が全部やる事になってしまった。
知らない人から封書が届いた。
高校の同窓会の通知と、会の金が足りないから、臨時会費を納入してくれとの依頼だった。
卒業した高校は神奈川県立湘南高校。
森男は卒業以来50年近く、高校とは無縁だった。
就職した会社の休日が日曜日でない上、休日出勤も多かった。
また、同窓生が多い地元を離れて、あちこち転勤した結果、埼玉県に住居を定めた所為もある。
しかし、決定的な理由は、成績が悪くて、あまり良い思い出が無かったことだ。
数学・物理・英語などの成績が特に酷く、よく落第しなかったと思う。
但し、日本史は全校最高得点を4回取ったし、幾何の成績も良いほうだった。
当時は試験の度に、全校生徒の得点を廊下に貼り出すという、プライバシーも人権もお構いなしの学力向上策を実施していた。
今だったらPTAで問題にされるだろう。
在校生は1学年400人。東大合格者が現役20人、浪人20人という状態で、結構有名な進学高だった。同級生の多くが、有名な国大や私大に進学していった。
叔母の葬儀で会った東大出の先輩は、「普通の高校になってしまった」、と嘆いていたが、森男は、良いことだと思いましたね。
校風はかなり自由で、長髪も、下駄履き登校も、喫茶店や映画館への出入りも全く自由で、成績が悪いからといって、差別されるわけでもないのに、森男のプライドはかなり傷ついていた。
昨年から今年にかけて、何度も実家に行く機会があった。
[一人同窓会]というネットを使う尋ね人で、同級生を探し出して、何人かに会った。
その時、話題に出た同級生の殆どを忘れていた。
同窓会の通知が来たのは、このうちの誰かが幹事に知らせてくれたのだろう。
同窓会の通知によると、幹事の一人は森男と同様の成績だった。
年月が経つと、辛い事や嫌な事は忘れてしまい、楽しかった事の方が多くなる。
成績が悪かったのは、先生の授業が下手だったので勉強する気にならなかった、などと、自己を正当化する術も身につけた。
砂丘の上の木造校舎は、近代的な校舎に変わったようだ。
広大な校庭に亭々と立つポプラ並木、骸骨がある薄暗い標本室、色んな仕掛けがあった階段教室、化学の実験室、畑の先の烏ノ森を望む音楽室、深いプール、床の揺れる柔道の道場......。
他校との試合に行く選手団を激励する全校集会、浦和高校との交流..........。
皆で歌った校歌は、北原白秋と山田耕筰の作詞作曲。
大らかな校長先生の下、自由で個性的な先生たち。保健室の綺麗過ぎる先生。
随分恵まれていたのだ。
もう、良いのではないか。
素直に同窓会に出てみるか、という気持になりかけている。
昼飯は、駒形橋そばの[むぎとろ]へ。
当然、「むぎとろバイキング」1,000円。お代わりを3杯したが、今日のおかずはマカロニサラダ。一寸無理のある取り合わせで残念。
炎天下、観音様に詣でて、8月17日の御礼。(8/17付「むぎとろ」)
母が無事に三途の川を渡って、極楽浄土に行けるよう、更なるお願い。
勿論、お賽銭は弾みましたよ。(8/24付「せねばならぬ」)
祭り用品の[中屋]。
「親父の小言」という名の付いた手拭を購入した。お小言満載の手拭だ。
友人は、ホームステイのお礼にと、祭半纏の帯を買った。
手拭専門店の[ふじ屋]。
涎が垂れる粋な手拭が勢ぞろい。横長のデッサン額に入れて飾ってあるが、インテリアとして、楽しめる。
(HPに掲載している商品見本は、残念ながらあまり感心しません)
伝法院通りの、古着屋や小さな店が面白い。
浅草へ行く度に、覗いて見たかったが、怒られそうで控えていた。
今日は強心臓の友人と二人連れだから、片っ端から冷やかして歩いた。お店の皆さんは、とても親切だった。
森男はこういうガラクタや、一寸怪しい衣料雑貨が大好きだ。
皆さん奨め上手だから、危うく買ってしまうところだった。
浅草は、何時行っても面白い。
東京都美術館へ、[ペルシャ文明展]を観に行った。
考古学に関する展覧会は、地味すぎて面白くないから、あまり観にいったことは無い。
それなのに出かけたのは、科学博物館の[南極展]にいっしょに行った友人から、只の券が手に入ったとの誘いを受けたからである。動機は不純です。
会場に入って直ぐに、来てみて良かったと思いました。
5~4千年前の土器や大理石製の鉢や壷が、実にいい形で、いい色だった。
1500~800年前の瘤牛や山羊などを写した土器も可愛らしく、一寸万引きしたいくらい。拙宅の空虚な棚のあちこちを、思い出しました。
黄金の飾り物も小さいながら豪華絢爛、目の保養になりました。
正倉院に伝わったガラス器は、風化して実に良い色に変わっている。
ペルシャという乾燥地帯の宮殿から出土した至宝だから、湿った日本の古墳から出土した地味な宝物より、ずっと良いと思いましたね。
新聞社が主催しているのに、混んでないのも気に入りました。
物販会場で、隣家の姫たちと母君に差し上げる、イラン製の美しいポシェットを4個も衝動買いしてしまいました。
昼までに間があったので、近くの[国際子ども図書館]を見学。
建築家の安藤忠雄が補修したので、評判になった図書館です。本当に壊さないで良かった。
NHK衛星TVで映画「父と暮らせば」を観て感動した。これは完璧な映画です。
静謐な映像にも拘らず強烈な反戦反核映画である。
娘を励まし恋を成就させようと幽霊になって現れた父親役の原田芳雄が絶妙。
娘役の宮沢りえが美しく儚く賢く、この人、大女優に成長するのではないか。
映像も音楽も美しく、上映時間が僅か100分なのも余韻があっていい。
父娘の緩急巧みな広島弁の会話が一寸ユーモラスで素晴らしい。室内の場面が多いがちっとも窮屈じゃない。
丸木夫妻の「原爆の図」も上手く使っている。
特筆すべきはラストシーン。日本映画は全体にラストシーンが長すぎて興趣を殺ぐがこの映画は洒落ていて爽やかだった。
映画の荒筋や詳しい内容は作品紹介をご覧下さい。
そして、映画のご鑑賞をお奨めします。
あの頃は、猛勉強をした。考えてみると、一生で一番勉強した時期だ。
定年まで、あと3年残して希望退社して、直ぐ[大原簿記学校]に入った。
同級生は殆どが大学生で、授業をサボって、公認会計士の資格を取るために簿記学校に来ていた。誰も真面目で、近頃の大学生はダメという先入観は覆された。
有名な商社を希望退職した人も居た。
先生はどう見ても30歳前。先生、大声で畳み掛けてきて、指名される事は無かったが、居眠りなんてとても出来ない緊張感だった。
次から次ぎへと、問題が出されて息継ぐ暇も無かった。
元商社マン氏と、あの先生、受講生の資格合格率によって、給料に差が出るんじゃなかろうか、と噂したほど熱心で迫力ある講義だった。
簿記は勉強というより、訓練だ。頭と指先の体操ですね。
会社を辞める寸前は、見よう見真似で小さい会社の簿記をやらされていたが、分からない事は、親会社の専門家に尋ねればいいし、半日、回答を考えていても問題は無かった。
それが、資格を取るとなると、短時間で何問も解かねばならない。電卓を叩く指先が縺れる。一種のスポーツでした。
猛訓練の結果、日商簿記2級と建設業2級経理事務士の検定試験に合格したが、その後の再就職には何の役にも立っていない。
僅かに、経済記事や、会社の不正記事について、以前より深く読み取れるようになった事が、成果かもしれない。
ただ、あの猛勉強・猛訓練は、楽しい思い出として、残った。
試験問題集は、まだ持っている。
体力が衰えてきたら、取り出して、問題を解いてみようかと思っている。
いま、脳を鍛える本が沢山出ているが、簿記の勉強も、結構面白いもんですよ。
評判の「御社の営業がダメな理由」を読んだ。(新潮新書714円)
・営業結果=営業量×営業能力
・営業量=営業時間-結果的怠慢時間-意識的怠慢時間
・営業能力=営業知識量+営業センス+グランドデザイン力
この三つの公式を軸に、日本の99.7%を占める中小企業以下の企業の営業の実態と、それへの具体的極まりない処方箋が、縷々書かれています。
・スーパーセールスマンは採用できない/普通のセールスマンで我慢しろ
・営業日報を廃止しろ/研修会は要らない
・セールスマネージャーのノルマを外し、部下からのヒヤリングを徹底的にやらせろ
・部下からの報告連絡相談はありえないので、マネージャーが聞き出せ
・セールスマネージャーは部下同行営業をせよ
とか、
・営業知識は足し算で、誰にも蓄積出来るが、
・営業センスは掛け算で、生まれつきのもの
などと、実にタメになる事が満載されている。しかも、全て話し言葉で書かれて、良く出来た喜劇小説のようだ。
森男が長く勤めた会社は大企業で、業種は小売業だった。しかし、単語を少し変えるだけで、ピッタリ当て嵌まり、手遅れだが溜飲が下がりました。
新聞広告がいうように、2時間では読めなかったが(8/15付「つん読」)、大変楽しく読了しました。お奨めします。
久し振りの庭弄り。高砂百合が花盛り。
鉄砲百合の品格には敵わないが、テラスの割れ目にも根付く強健さがある。
庭で一斉に咲き揃うと、やはり見事だ。
夕暮れ時、風にゆらゆらしている白い花たちは、踊り子のよう。
高砂百合は種で増える。
秋、花殻から種を集めて、冬の風の強い日に撒くと、高砂百合は一面に広がる。
もう10年も前から、森男はあちこちの空地に種を撒き続けている。
荒れるに任せている空地でも、高砂百合はよく育つ。いや、草刈されない荒地の方が、好都合だ。
飯能斎場裏側の西武電車から見える土手に、高砂百合が沢山咲いている。
これ、森男の仕業。花ゲリラだ。