林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

甚兵衛の語源

2006-07-31 | 林住期

甚兵衛の語源が分かりました。報告します。

語源は[陣羽織]。

下級武士が陣羽織を真似て着た袖なし綿入れの名前が、陣兵羽織、甚兵衛羽織、甚兵衛、甚平などと変遷。形も筒袖風に変わった由。

辞書では甚兵衛だが、百貨店では甚平。新しい感じを採ったらしいそうだ。

やがて、[ジンベーブルゾン]になるのではないかと思う。

魚類最大の甚平鮫は、体形が甚兵衛羽織に似ているから、この名前になったそうだ。

 上記は朝日新聞連載囲み記事[ことば談話室]の引用です。以前(7/19)、「甚兵衛」の投稿で「語源を知りたい」と書いた事への回答じゃないでしょうね。そうだとしたら、私のブログ[林住記」も大したもんだと、自惚れてます。馬鹿だねぇ。


心のケア

2006-07-31 | 高麗便り
埼玉県さいたま市の職員に心の病が広がってるという。
浦和、大宮、与野市が合併して、市が大きく一つになったので、新たな人間関係、慣れない仕事、部署肩書削減が原因だそうだ。
市は対策として、職員の心のケアの為に[市職員健康審査会]を発足させた由。

3つの市が一つになれば、3人の市長が一人になる。
部署肩書が減り、新しい人間関係や、慣れない仕事をさせられるなんて、民間企業では当たり前。リストラと称して首切りさえある。

最近なにかというと[心のケア]が出てくる。心のケア業界は売上何倍増か。
さいたま市は優しいんだなと思う。きっと市民へのサービスは完璧以上なんだろう。さいたま市民も優しいね。
[市職員健康審査会]の活動内容を調べてご覧。至れり尽くせりだ。

ふれあい清流文化都市日高の市役所や、市役所から補助金・助成金を受けてる団体の幹部は、殆ど全て同窓生や親戚同志で、仲良しだ。

平成の大合併には、周辺他市からの働きかけも、日高市からの申し出もなく、やり過ごした。

独活と彼岸花しか無く、の~んびりした職員を大勢抱える日高市に、他市は魅力を感じなかっただろうし、日高市側は、安穏な現状を、敢て変えるつもりはなかったのだろう。

ガムを噛む

2006-07-30 | 重箱の隅
3年前に部分入歯にした。
ガムが噛めなくなった。
ガムを噛める人が羨ましい。

野球選手は働きながらガムを噛む。
仕事中なのに不謹慎だ。行儀が悪いぞ。
新幹線の運転手なら、ガムを噛んでも、見る人は対向車両の運転手だけ。
野球選手は、皆に見られている。
緊張をほぐす為らしいが、荒川静香さんはガム噛みながらイナバウアーやってるか?

アメリカへ出稼ぎに行った松井稼頭央選手は、モグモグと、口に何枚いれてるのか。せめて、1枚にしなさい。

ロッテに転団するなら、ガム噛むのも仕事と看做して、許してあげる。

お犬さま

2006-07-29 | 高麗便り
団地の新住民は、ローン返済中。家の中では粗末な服装なのに、犬の散歩には立派な外出着。
自分ばかりか、犬にも洒落た洋服(洋服って言うんだろうか)を着せている。お尻丸出し、クール・ビズですが。
迷惑だろうな、犬は。

犬が死ぬと[ペット・ロス]と言うそうだから、日本語を喋る人間より、犬の方が偉い。犬の言いなりに、飼い主はお供している。お犬様だ。

道路を掃除していたら、お犬様に吼えかかられた。むっとして、お供の親父に

「躾け、いいですね」と言ったら、
「犬は怪しい者に吠え掛かるのが本能」と返された。

かっとして、持ってたバケツでお犬様を追いかけ廻してやった。

その後、あの親父は通らない。
親父が反省したんじゃなくて、お犬様が通りたくないんだろう。

蜂蜜

2006-07-29 | 重箱の隅
プロポリスの項(7/19)で感じた疑問を、市内の知人に確かめてみた。
知人は元養蜂家だ。いまは自家用に蜜蜂を飼っている。

私の疑問は図星だった。

飴や化粧品に、プロポリスが入ってないことは無いだろうが、効き目があるほどは入ってない筈だそうだ。

いや、別に山田養蜂場の商品がそうだと言ってるのではありませんよ。ドラム缶で輸入したブラジル産だもの。
山田養蜂場のあまりの宣伝量に、懸念があると言ってるのです。
経営はバランスであって、宣伝広告が突出するのは危険と思うのです。大体、そんなに売れてりゃ宣伝は要らない。ま、山田養蜂場はしっかりやってくれればいい。

蜂蜜について、面白いことを聞いたのです。

今年のように雨が続くと、花も少なく、蜜蜂は羽が濡れるから、巣に閉じ篭ってしまい、人間に差し出す程、蜂蜜を生産しないという。それどころか、溜めておいた蜂蜜を自分たちで消費してしまう。
こういう場合、出荷時期が迫ると、養蜂家は砂糖を蜜蜂に飲ませるそうだ。
業界では、蜜蜂用の砂糖が売られていると言う。

蜜蜂の身体を経由して蜂蜜が生産されるから、蜂蜜には違いないが、アカシアやマロニエなど花の蜜ではありません。砂糖黍の蜜だ。

もう一つ知ったこと。
蜂蜜は開封後も常温保存が出来る。
考えて見れば当然で、蜜蜂の巣箱は冷蔵庫に入ってない。室温(巣温)が上がると、羽を震わせて温度を下げるそうだ。団扇を使う訳ですね。
また一つ利口になりました。

ご公務とご静養

2006-07-29 | 床屋放談
袋叩きになるかもしれないと、長い間、人に言わなかった事を書いてみよう。

皇太子御一家のことです。

始めに私の立場を書きますが、天皇制は続いていいが、物事には終わりがあるし、昨今の状況から、もう無理ではないか、と感じている。
一応保守のつもりだが、自民は嫌い。かといって民主もなぁ、たまには共産も、といった日和見です。

●皇太子妃殿下の「御公務」について(以下敬語略)

皇太子妃の公務は、皇太子を支え、内親王を健やかに育てることだと思っている。
皇太子に従って、あちこち出席する必要はないと思う。
辻原登の小説「花はさくら木」の智子内親王(後の後桜町天皇)のような、凛々しくて美しく聡明な内親王に育てて頂きたい。

皇太子妃はじめ、女性皇族方の作り笑いを見ると、心から同情してしまう。
全く負担にならないなら構わないが、そうでなければ、あまり表に出る事はないと思う。
私的な外出に関する報道は差し控えるべきである。
「雅子さまぁ~」なんていう声はかけるべきではない。皇族は芸能人ではない。

皇后が児童文学会の講演で、私的にスイスへ行った時、街を歩いている姿をTVで見たことがある。
普段とは異なり、颯爽として、正田美智子嬢の頃を彷彿とさせ、魅力的だった。

日本の皇室は、西欧の王室を真似る必要は全くない。
以前、お手本にしていた英国王室の乱倫乱脈には呆れますね。

●皇太子妃の「御静養」について

オランダへ2週間静養に出かけるそうだが、短か過ぎる。1ヶ月以上は滞在して、心身の健康を回復して頂きたい。
外国での静養が健康回復に繋がるなら、どこだっていいと思う。
皇太子は、公務があるから、先に単身帰国すればいい。

健康を回復したら、年に数回お姿を拝見したい。
皇族は、あまり姿を晒すべきではない。今のように、芸能人のような露出頻度では、有り難味がなくなる。神秘性が必要だと思う。

その代わり、公務で国民の前に出る時は、思いっきり華やかに、あでやかに、明るく振舞って頂きたい。聡明な方だから短期短時間なら、出来るでしょう。

それから、内親王に「パパ、ママ」なんて言わせないで欲しいもの。
少なくとも報道の際は、そういう音声を消去すべきだった。宮内庁の不手際です。
我々庶民と皇族は同じであってはならない。同じなら皇族ではないのでは。

以上、無責任な意見かもしれないが、思い切って書いてみました。
小心者だから、叩かないで下さいね。

林住期

2006-07-29 | 林住期

私のブログの[林住記]が、グーグル検索の先頭に出た!

実は、私のブログは私を知っている人には読んで欲しくない。自分の事を棚に上げて、偉そうな事を書いているし、割合本音も入っていて、恥ずかしいからだ。

しかし、ブログを始める以上、知らない人には読んで貰いたい。そこで、検索結果の上位に出るように[林住記]という珍しいタイトルにした。狙いは当たりました。なかなか検索結果に出ず、僻んでおりましたが、グーグルさんありがとう。

このタイトルは[林住期]に因んでいる。もちろん、そろそろかもしれない臨終にもかけてあるし、林間に住みたかったから林住にも、身辺雑記にもかけている。

[林住期]という言葉は、10年くらい前の新聞広告に載った桐島洋子さんの短い文章で知った。それ以来気に入っていて、どこかで使いたいと思っていた。

桐島洋子女史は私と同年だ。

会社の同期生が彼女と同級生で、「あのトッポイ奴が...」と、くさしていたが、私は昔からのファンだ。奔放だが筋が通っていて、気品がある。とても真似が出来ないご活躍です。文庫本は愛読した。

[林住期]の意味は、検索してみれば、色々に書かれたHPやブログがあるから、それを読んで欲しい。私は勝手に解釈していたが、それ程違いはなかった。

世俗を離れて、人生の秋を楽しみながら、[遊行期]を迎える境地にはなれないけれど、ぼちぼち行こうと思っている今日この頃です。


手甲

2006-07-29 | 庭いじり
手甲。てっこうと読む。
藍色の小布に何枚かのこはぜが付いて、手首に着用する。
本職の庭師や、大工・左官など職人が使っているし、お神輿を担ぐ人も使っている。

本職の庭師は、真夏でも長袖。害虫除けや怪我予防の為だ。汗の流出も防げる。
根性無しの偽庭師は半袖シャツで作業をする。

この季節、手にした鋏が滑るほど腕に汗が流れる。手甲は手首で汗を食い止める。

ホームセンターでは、汗取りリストバンドを売ってるが、パイルの生地はゴミをくっつけ易く、汚れ易い。
ガーデンニングおじさんは、円筒状で、肘と手首をゴムで括ったカバーを着用するが、汗を止められず、役場の万年係長のようで、格好悪い。

手甲は汚れず、洗濯も簡単、直ぐ乾く。値段も500円以下と手頃だ。
それで、手甲を愛用している。

山野草

2006-07-29 | 庭いじり
自家用車を使わず、空いた駐車場所で山野草を沢山栽培しているお宅がある。
市の自然観察指導員をやってる方が栽培している。

手入が大変ですね、と声をかけたら

「種類別に鉢を置かず、ごちゃ混ぜに置けば、虫や病気の害はありません。どの本にも書いてませんがね」

と答えられた。
確かに山野草は自然の山野に育つもの。それぞれの生育環境に合わせて、それぞれの成長競争を利用すれば、それほど手はかからないだろう。

草毟り

2006-07-29 | 庭いじり
朝、珍しく晴。しかし、物凄い蒸し暑さだ。

庭は長雨で雑草が蔓延っている。いま、毟っておかないと真夏の作業が辛くなる。
と思いながらもこの蒸し暑さ。熱中症の危険や紫外線の害を考えてなかなか腰が上がらない。
去年までは、えいやっと庭に出たのが、今年はだめ。やはり加齢性気力体力減退症候群か。

それでもやっと作業着に身を固めて庭に出た。
くらくらする蒸し暑さだ。

本格的な作業を控えて、鉢の中の雑草駆除や、蛍袋・虫取撫子・百合などの花殻摘みと、軽作業でお茶を濁していた。
短時間で水を浴びたような汗だ。多少の水漏れなら目立たない。

いい具合に、残念ながら、昼前に大粒の雨が降ってきた。

シャワーを浴びて体重計に乗ったら、昨夜の就寝前の体重より、600グラム減って69.4キロだ。去年までは一日2~3キロは減らしたのに。

着替えをしたら、また日が射して来た。

バヌアツ

2006-07-29 | 高麗便り
地球に優しく、幸せに暮らす国の世界1位は、太平洋の孤島国家バヌアツ。
英国のシンクタンク等の報告書で発表された由。
日本は95位。詳しくは朝日新聞7月29日朝刊を読んで下さい。

私が、この記事で注目したところは、この発表を見た朝日新聞の電話取材に対して、首都ポートビラでインターネット新聞を発行する49歳の男の回答だ。

「驚く結果じゃないし、あまり宣伝したくない」
観光客の増加で環境に(悪)影響が出ることが心配。

日高市職員・商工会・観光協会・市民にぜひ考えて貰いたい。
日高市の観光の活性化は賛成だ。ただ、その活性化の中味が問題なのだ。
市全体の世論は

とにかく彼岸花で全国的に有名になればいい
そのためには、巾着田を整備しよう
整備とは駐車場の拡大と、巾着田内の道路舗装と、看板や幟旗の増設と・・・
物産館を建設しよう
水生植物園を作ろう
煉瓦で囲った花壇を広げよう
蛍を養殖する為に、水路に花崗岩を投入した
観光客がもっと集まるようにイベントをしよう
1年中郭公の鳴き声を録音テープを流そう(これ故障中)
でも便所は予算が無いし、イメージアップしないから今のままでいい

と巾着田と彼岸花一点張り。
予算が無い無いといいながら、巾着田の環境と景観破壊に邁進している。
観光を活性化するなら、日高の特徴やセールスポイントを何故自覚しないのか。
誠に不思議な話である。

知らなかった国、バヌアツの方が先を行っている。

救急車

2006-07-28 | 重箱の隅
消防署が、救急車の出動要請電話を受け付ける時に、

 トリアージュを導入

するそうだ。

近頃は、歯医者に行くのにも救急車を呼ぶ人が多くて、肝心の緊急性のある人を搬送する余裕がないという。
それで、救急車の出動要請を受ける時に、本当に緊急性があるかどうかを選り分ける手順を入れるという。

それを「トリアージュを導入する」と言うんだそうだ。
「トリアージュ」とはイタリア語で、日本語に翻訳すると「選り分ける」になる由。
消防方面にはインテリげんちゃんが多いんだな、と感動する。
これを思いついた人は、現場の修羅場なんて全く関係なく、冷房の効いた本庁の大きな机の上に辞書を積み上げ、得意満面だろう。これで話題になる、と。

イタリアは消防先進国なんだ。知らなかった。

救急車の出動記録は、消防署と病院にあり、病院にはカルテがある。
事後、カルテで緊急性の「トリアージュ]をすればいい。
歯医者通院なんて、料金をタクシーの10倍にして、強制的に徴収すればいい。

電話の応答時での「トリアージュ」を想像すると、可笑し恐ろしです。

リンボウ先生の風景

2006-07-28 | 高麗便り

リンボウ先生こと林望氏は、沢山の本を出している。私は[イギリスはおいしい]以来の愛読者。特に旅行ものが好きだ。

いま、朝日新聞朝刊の毎週土曜日に[すたいるぶっく]という随筆を連載中。今週は[生け垣の道をゆく]と題して、イギリス南西部デヴォンあたりの、田舎の細道の素晴らしさを紹介している。

確かに英国の田舎の風景は素晴らしい。

しかし、ふれあい清流文化都市・日高にも、素晴らしい田園風景はかろうじて残っている。もちろん、英国の美しさに較べると数段以上に劣るが、悪くは無い。

霊巖寺周辺や、女影の里山風景には心和むものがある。他にもいくらもある。       

ただ、何時まで日高の美しさが残るかが問題だ。

住民はもとより、市役所・商工会・観光協会など、この町には[景観保護]なんていう概念が無い。どんどん壊している。善意でそうしてるから始末が悪い。

彼岸花で全国的に知られるようになった巾着田は、すっかり駐車場が占領し、道路はアスファルト舗装で覆い、看板と幟旗が林立している。

日高市の人々は、首都圏の住民が憧れている田園風景を恥じている。

市役所・商工会・観光協会の幹部たちは、田園風景を壊して、低俗な観光地にすることが、[観光の活性化]と信じて疑わず、熱心に景観を破壊している。

大方の住民もお金になるからと、それを支持しているようだ。

ところで、最新の日高市HPを見たら、これまで必ず付けていた[ふれあい清流文化都市]という惹句を外していた。[観光の活性化]と称する[環境・景観破壊]を、更に進めようとしているのかもしれません。                                      


油蝉とリンク

2006-07-28 | じゃじゃ馬馴らし

前項の[油蝉東京へ行く]では、ブログでは当然活用するリンク機能や、写真掲載をしなかった。

私の技能が及ばない事と、デジタルカメラを新調する必要があるからだ。

第一、いま使っているHTMLエディターが使い難くて困る。人は見た目が9割だそうだが、ブログも同じです。内容よりも、字配りや段落に拘る私には、HTMLは操作し難い。前項で記入したのTEXTも、使用経費の集計欄の金額の位置がばらばらで見苦しく、一行に纏めざるを得なかった。gooさん改善して下さい。

そういう訳で、前項はTEXTエディターに書いたので、関連するHPや、ブログのリンクを、この項で実行します。お手数をおかけして御免なさい。

国立科学博物館森美術館麻布十番商店街(赤い靴のきみちゃんの生涯はここにあります)。

なお、博物館・美術館の特別展は期限があるから、会期終了とともにHPから削除されてしまうと思います。

削除されてしまった記事対策として、宝島社新書[グーグル明解検索術]によると(40頁)、[キャッシュ]を使えばいいらしい。そりゃぁ、現ナマが一番いいのは十二分に分かっているが、どうもお金の力ではないらしい。またまた課題山積だ。


油蝉、東京へ

2006-07-27 | 風に吹かれて
韋駄天氏と爺が二人でジージー。だから油蝉。暑苦しくて煩いのは分かってます。
熱風の中、埼玉の油蝉が花の東京へ行ってきました。

電車賃が高いので、滅多に行かないけれど、時々都会の風も恋しくなるのです。
出かける決心がついたのは、二つの特別展の招待券が手に入ったからです。
行ったところは、3箇所。以下その報告です。

「国立科学博物館(南極大陸展・常設展)」

驚きました。あの古ぼけた博物館が増築・改装して、面目一新。輝いてます。
夏休みの子供たちの為の南極大陸展は、油蝉世代にも十二分に楽しめます。
子供たちに独り占めさせることはありません。勉強になります。
隕石・南極の氷を触りました。
南極の極寒も体験しました。

特筆大書したいのは、家族サービスの記念写真を撮って貰ったことです。
恐らく100万円近くかかっただろうオレンジ色の防寒服を着て、家族並んで写します。
油蝉は孫を連れていない。孫のような可愛い担当のお嬢さんを口説き落として、3人並んでチーズでVだ。
出来上がりは1家に1枚。当然ですね。
そこを厚顔の油蝉は、我々は見たとおり夫婦じゃないんだから2枚下さいと、食い下がりました。
口説く時には人畜無害なんて言ってたくせに、大迷惑だったろう。
しつこいお願いの結果、優しいお嬢さんは、2枚下さいました!感謝感激です!

招待券を使わせて貰った上に、写真まで頂いたお礼に、売店でペンギンを書いたクリアファイルと絵葉書3枚買上げました。締めて615円。
売店のお嬢さんたち、みんな素敵に可愛らしい人で、毎日通いたいと切に思いました。

常設展。感動しました。素晴らしくって素晴らしい。
昆虫の標本!、貝殻コレクション!、鳥の剥製!、回虫の付いた腸!、海藻の天井!、白長須鯨の顎骨パクパク!その他筆舌に尽くせない多様さ、面白さです。

博物館側は、客数増を狙って、あの手この手で入館客を楽しませてくれる。
ありがとう。感動しました。お客連れてきます。
特別行政法人化は短期的には小泉改革の成功例ですね。
いっそ、外務省や社会保険庁も特別行政法人にしたらと思いましたよ。

家でごろごろしてるご同輩、お孫さんを連れて、科学博物館へ行きなさい。
帰省のお土産一杯買いなさい。安いし嵩張らないし気が効いてる。株、上がりますよ。
しかも、紅顔の少年の日々を思い出して、血液サラサラになります。

駅の傍の冷房の効いた「上野グリーンサロン」でハヤシライスを食べました。680円。
日本橋丸善屋上の元祖ハヤシライスに負けない味でした。ありがとう。

「六本木ヒルズ森美術館(アフリカリミックス展)」

六本木ヒルズは嫌いです。
焼餅で嫌いなのではなく(それもあるか)、導線が実に分かり難いからです。
日本語の目立つ標識が付いて、出来た頃より少し改善しましたが、それでも分かり難い。
自分がどこに居るのか把握できない。火事になったらどうするんだ。

そのアフリカ展は、まるで生意気盛りの金持ち高校生の文化祭です。作家は80人のアフリカ人です。
生の被虐史観を生に作品にして、ちっとも私の胸に迫ってこない。汚らしい。ヘタだ。
ピカソに影響した仮面や彫像、多くのファッションデザイナーの栄養になった民族衣装や布地などを観たかった。
電気店のように、あちこちでビデオを映し出してるが、どれもイマイチ以前のウツノミヤです。
近頃、こういうおたくの独りよがりが持て囃されてるが、私は拒否します。

六本木ヒルズに来た以上、回転ドアを点検しようとしたら、既に撤去。
ライブドアの受付でパンフを貰おうと事務棟へ行ったら、警備員だらけ。
埼玉県の交番のお巡りさんの殆どが、冷房の効いた六本木ヒルズに転職してしまったのではないか。

六本木ヒルズは好きになれません。もっとも森さん、もともと相手にしてないか。
森美術館は招待券。お金は全く使いませんでした。

炎天下、迷いながら、地下鉄大江戸線六本木駅に向かいました。

「麻布十番商店街」

この街、大好きです。古くて新しい。洒落てます。広さも手頃。訪問は3回目です。
最近人気が出て、スターバックスやマクドナルドが出店して、景観を損ねてます。

6ヒルで草臥れたので、スターバックスで休憩しました。
中に居れば、スターバックスは見えないし、値段が安いからです。ここではラテカフェに290円を使いました。

外を歩く人々は、埼玉県飯能の町の人々とは明らかに違います。洒落てる。異人さんがいる!

街には何からなにまであって、ここに住んだら便利だろうな。温泉まであるぞ!
小公園「パティオ10番」に「赤い靴像」がありました。異人さんに連れて行かれそうだったきみちゃんは、ここに住んでたんだ!その9歳の生涯に泪です。

行列の出来る鯛焼屋「浪花屋総本舗」は近くで仮営業中。込んでたし、暑いので覗いただけです。

有名店の「豆源」に寄りました。豆ずくしの店です。
いい店です。店頭のおばさんが素敵です。気風が良くて親切丁寧。おばさんの鑑です。
おばさんの説明上手に乗せられて、歯茎が弱いのに、煎り豆各種3点840円を買いましたよ。

おばさんが教えてくれたお祭りに、また行きたい街でした。

大江戸線に乗って、西武池袋線練馬経由、家に帰りました。相棒も喜んでました。

家に帰って、科学博物館で撮って貰った記念写真。直ぐ取り出して飾りました。
ブログ書いてる今も、時々見直して、ニコニコしています。

楽しかった一日の出費
  交通費2070円、昼食・休憩代970円、土産代1455円、合計4495円。 
一日楽しんで5000円以下。ささやかなもんでしょ?