林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

大晦日に

2009-12-31 | 歌の翼に

ゆっくり歩くはずだった丑年。
あっという間に月日は過ぎ、お蔭様でモー大晦日です。

本年中は度々「林住記」にお立ち寄り頂き、誠に有り難うございました。
新年からは心機一転、愛される好々爺に生まれ変わろう、と心いたす次第であります。

明日からも引き続きお引き立ての程、宜しくお願い申し上げまする。

それでは森山良子さんの「今日の日はさようなら」をどうぞ。

あ、それから、出たがり屋の出戻り娘が、「チチと一緒にご挨拶を」、と申しておりますので。

      

(こらっ、衣紋を抜き過ぎだぞ。風邪引くじゃないか......)


夢破れて...も

2009-12-30 | 歌の翼に

あのスーザン・ボイルおばさんがCDを出した。売場に行き、どんな歌が入っているのか、箱裏を見た。字が小さ過ぎて読めない。しかも英語らしい。中身を確めないで2800円も払うと後悔することがある。結局、買うのは止めにした。

その後、このCDの大きな新聞広告を読んだ。収録曲はまずまずである。
生い立ち、生活ぶり、歌への姿勢が気に入って、また買う気になった。
正月は灯油ストーブをうんと暖かくし、朗々と歌うおば姫をゼイタクに楽しみたい、と。

今度は売場に試聴機があり、3曲聴ける。見本の空き箱が山積みになっていた。空き箱とはセコイけれど.......。

1曲目。伴奏は電気ピアノの音がふわふわと締まらない。
2曲目「夢破れて」と3曲目も、シンセサイザーのモヤッとした音が気に入らぬ。

始めからシンセサイザー用に作曲した音楽ならシンセもいい。
けれど、オペラ、ミュージカルでは、やはりねダメですね。贅沢さ豪華さが感じられない。オーケストラの人件費をケチりなさんな、と言いたい。

以前、フリオ・イグレシアスの「タンゴ」の伴奏がシンセサイザーでガッカリしたことがあり、夢破れてボイルおばさんのCDは買わないことにした。

          

近頃の若い連中はCDは買わず、アレでアレして済ます、と聞いている。
ボイルもフリオも中高年が主な購買層。
だからCDの文字の大きさや、伴奏楽器について、それなりの配慮が必要です。CDが売れなくなったのは、売り手がセコく、怠けているからですね。

あ~ぁ、正月の「夢破れて」しまったわぃ。

それではボイルおばさんの夢を実現させた「夢破れて」をどうぞ。

おばさん、紅白に特別出演するため、昨日来日しました。相変わらず気さく。
ご同輩の皆さま、お互いに、まだまだ夢、ですよ。
ゼイタクする夢は破れましたが、正月は中古のボイルおばさんをネットで探してみますね。


年末の決意

2009-12-29 | じゃじゃ馬馴らし

春先、オリンパスカメディアを、キャノンEOSとイクシーズに代えた。
HPに入り易かったのでキャノンにしたけれど、質問には面倒な手続で障壁を作り、なかなか入れてくれない。最近の肩凝りはその所為だな。

取説をジックリ読んでから使えばいいのだが、なにしろ先を急ぐ。読んでもどうせ分らない。長いので根気が続かない。それで勝手に弄くり回し、難はあるものの、何となく写ってはいる。この取説、何とかなりませんかね。

例えば、こういう写真にしたければ何頁を、こういう不都合な写真を以後改めたい場合は何頁を、という風に絵入りにして編集し直して欲しい。
今、やりたいことは、とりあえず以下のとおりです。

  1.ず~っと遠くにある富士山やスカイツリーを写す。
  2.花の色を見た目の通りに写す。
  3.白い花びらを1枚ずつ写つす。
  4.明るいところが真っ白く、顔がのっぺらぼうにならないように写す。

要するに、目で見たとおりに写したい。また、

  5.マクロにした時、背後ではなく 花ににピントを合せる。
  6.動いてる電車や子どもの手足をブレさせて写す。

なお、既にボーダイな写真がパソコンに入っている。これ、何とかなりませんかね。
ごちゃごちゃで目が回ります。整理整頓し、駄作だけを削除したいけれど、最早全削除しかない。ま、全部駄作ともいえますが。

そろそろ来年だ。来年はいい写真をトラねばなるまい。ブログは少しサボっても、モトをトラないと。
そのために来年は操作方法を本気で研究する.......いやそこまではとも角、取説と買い揃えた上達本を完読する。これ、年末の決意です。

しかし来年まで、あと3日。来年早々、決意を忘れてないようにしないと。


迎春準備

2009-12-28 | 林住期

辛夷の花芽は、真面目に春の準備をしている。

今朝、やっと年賀葉書を投函しました。
しかし、ウチに年始客があるわけがないので、他に迎春準備はしてません。
門扉を開けたら貧乏神、疫病神・死神が入ってくるかもしれない。
いや、既に天井裏に住み着いてるようです。
そんな気配がある年の瀬。

                                                   

正月、誰も来ないご同輩へ。
お正月の暇潰しに浅田次郎の「憑神」をお勧めします。
うだつの上がらない貧乏侍に、三神が次々とり憑いて.............。
抱腹絶倒、感涙ものです。


上がった血圧

2009-12-25 | 林住期

      
                     

イライラと寒さのためか、このところ血圧が高い。正常値を出すために、5、6回測り直しても高い。何度も測り直すうちに、とうとう error・error・error、だとさ。

冬は朝起きてから直ぐ測るので血圧が高いのか、と思い、時間をおいて計り直しても、確実に高血圧症である。

この血圧計は家に来てから10年以上。退院後から使い始めてそろそろ1年。
もしかすると、血圧計が脳溢血を起こしたのかもしれない。

何から何まで、全てを取り替える時期になった。これではジャンボが当たらないと..........。
無料取替えは年だけのようだ。ふんっ。

下は60台から70台で割合安定。
寒さとイライラが重なっている所為か、この2週間、上は160台から120台を上下しています。
年が越せるでしょうか? どなたか教えて下さい。

ZZZ

お断り。
そういう訳で、スキャナーを調べたり、年賀状を作ったり、庭仕事をしなくてはなりません。
また、ちょうどネタ切れにもなりました。
明日と明後日、弊店は休業させて頂きます。外出も差し控えます。


続々不具合

2009-12-25 | 林住期

この寒空に、灯油ファンヒーターが、時々「U-17」と言う。

「不正灯油使用か、クリーニングをしろ」、という意味だそうだ。日本語を使えっ日本語を。
煤掃除はこの春、仕舞う時にやったばかりだっ。

灯油屋のあんちゃんに確めたら、「不正なモノなんか混ぜてませんっ」、と怒られた。

こいつは猫額亭に来てから10年目である。
鉄アレー上下運動で寒さを凌いでいるが、やはり買い換えなきゃいかんのか。
押し詰まってから、何もかもだ。もう、こんな生活止めたい。


真冬に庭いじり

2009-12-25 | 庭いじり

海坊主がやって来た。現場監督だそうだ。
ガス管取替え工事の喧しい音が静かになり、ホットしたのも束の間。道路の次は宅地内でガス管入替工事だ、と。

   ・玄関口タイルの下にトンネルを通し、耐震用ガス管を入れる。
   ・そのために、工事の邪魔になる大切な椿や花木を引き抜く。
   ・穴を掘るので飛び石をどける。
   ・犬走りを掘るので、敷き詰めた小石(礫)をどける。

等の難工事を僅か1日で、明日やるから宜しく、と海坊主。
えーっっ、そんなことになるとは思っていなかったぞ。大いにメイワクだぁ。

わが猫額亭庭園は、傍からみれば単なる「ザツボク雑草園」である。しかし感情的には「修学院離宮」以上だからな。
後水尾天皇は幕府のお手当てと職人衆の力で離宮を造営した。
しかし森生は、出世を辞退し、乏しい小遣いを投資し、鉢巻地下足袋の一人親方に身をやつし、肉体労働をした。晩年に至りようやくもの寂びてきて、完成近くなった猫額亭裏庭園である。

  ・椿は苗木で3000円の「江戸絞り」だ。酷寒に植え替えたら凍死する。
  ・躑躅は内緒の話だが、ご近所の庭先から枝先を失敬し、挿木した曰く因縁付きだ。
  ・あーた方にとってはツマラヌ枯れ雑草も、都忘れ蛍袋ほか山野草の色々だっ。
   冬眠中の根っ子をそのキタナイどた靴で踏みにじるのかぇ。
  ・小石だって20年がかりで荒れ土を、土と小石に選り分けた汗の結晶だぜ。
   またゴチャゴチャに混ぜ返されるのは耐えられまっせんっ。
  ・飛び石は、コンクリ平板をやっとこさ持ち上げ、地面に這いつくばって水平に置いんだ。
   角度を何度も検討して慎重に配置を決定したものだ。
  ・コンクリ平板の間の丸石は、河川法を犯してまで高麗川から何度も運んできたものだ。
  ・20年の苦労を一日でひっくり返され、また復元しなければならない。まるで地震被害と同じではないか。

海坊主監督の申し出に、血圧上がりましたね。それでも、

  ・今やらないとご近所に迷惑かけるかも。
  ・工事に乗り遅れると、工事料金取られるかも。
  ・水道下水雨水管を避けながらの突貫工事では、後日、不等沈下でタイル貼りにヒビが入るかも。
  ・土台が軟弱になり、ちょっとした地震で猫額亭が傾くかも。

かもかもかもかも.........。

  「地震が来る前に、遅かれ早かれどうせ死ぬわぃ。工事なんかしなくていいよ」

とヤケクソ。海坊主は慌てて、工事は正月まで延期する、と妥協してくれた。やれやれ。

毎年、真冬の親方仕事は休業する。
しかしこの年末は北風が吹き付ける日陰で、先ず石を動かす労働を泣きながら始めました。
早速、腰が痛い。年賀状を作るヒマが無い。


お兄サンタ

2009-12-24 | 林住期

この頃TVの顔色が悪い。色彩はロートレックに滲み、輪郭ガチャガチャのピカソなった。時々砂嵐もある。買ってから12年目の末期高齢者。まぁ、しゃぁ無いか。

今夜、サンタは来ないだろう。自分で自分にプレゼントするしかないや。
電機屋青年を呼び、後で操作に困らなければいいが、最新式薄型TVを注文した。

また、おとといからラジオが喋らない。夏頃から、叩いたり揺さぶったりして励ましていたが、とうとうお陀仏である。これは買ってからそろそろ30年になる。まぁ、しゃぁ無いね。
CDやレコードはまだ鳴るが、大沢悠里のお色気特集と、小沢昭一的こころが聞けなくなったのは痛い。続くキラキラはナマイキでどうでもいい。

青年にアンプを点検してもらった。
電源を入れたら、何と、ちゃんと喋るではないか。これでは森生がウソツキである。老若差別とは面白くないね。
そういうことってママありますヨ、と慰めてくれて、新春早々修理に出すことにした。

この青年の商品知識は大したもの。無理に売ろうとはしない。若いのになりふり構わず働いている。
青年は手土産のケーキを下さる、と。
中元歳暮に引換券が届き、今年も既に高麗川支店に出向き、実は頂いていた。

青年は、ご町内のお婆さんちに行き、差し上げるつもりだった由。
きっと森生の侘しい生活を哀れんでくれたのだろう。
オジサンちなら構わないが、お婆さんちのものじゃなぁ、と辞退したが、まだ店にありますから、と置いていった。

カレはお兄サンタだったのだ。

店は「すみや電機飯能本店」です。
高麗川支店には「シャトレーゼ」も併設しており、ケーキはそこのもの。鄙にはマレな上等品。
蛍光管交換が出来ないご老人は、呼んでやって下さいね。

絵はロートレック「メイ・ベルフォール嬢」です。


侘びしいイヴ

2009-12-24 | 高麗便り


買物難民限界団地のショッピングセンター。逃げ出したスーパーの後釜はまだ見つからない。
残った数店がクリスマスセールを細々とやっている(ようだ)。
イヴは寒さが厳しく、もっと侘しくなるので、24日正午に撮影しました。

山下達郎クン、「クリスマスイヴ」で景気を付けて下さい。

この歌も結構切ないね。


肉食系サンタ

2009-12-24 | あらら!

超リアルなサンタさんだ。傍に寄ると気味悪い。
肉食系の立派な鼻が羨ましい。
頑張る日なのに、袋は担がず、法王サマのようなガウンを着て、威張っている。
飾り窓には、略式サンタ姿のバニーガールちゃんがいいです。

                


不具合

2009-12-24 | じゃじゃ馬馴らし

そろそろ年賀状を作ろうという時に、あちこちで不具合が発生し始めた。

先ず、スキャナーの読み取り部分の右三分の一が黒くなってしまった。そのためA4判全部の大きさが写し取れなくなってしまったのである。

矢鱈に関門が多いQ$Aは該当項目無しらしい。艱難辛苦の末、難しい逆質問にようやく答えてやっと問合せメールを送信した。
直ぐ来た回答は慇懃アンニャモンニャである。

   ・先ず本体裏側のロックを外しまた、掛け直し、
   ・電線を外し...........、

ここまでは出来ました。そして更に、

   ・キャリブレーションを実行、
   ・コレはソレがあるアレを起動し、ソウして、コウして、
   ・以下、☆@$?Q#A△*”+!..............。

キャリとは何だ? 大体アレがどこにも無いっ。アレレレレ、である。

具合の悪いことは続くもので、次はプリンターが故障したらしい。
艦長さんに頼まれて印刷しようとした記事が、今頃になり吐き出される。3回合計57枚も! これでは紙代破産だ。
あの時は、何度も紙詰りして、途中で印刷を諦めたのに、である。

しかも青色が出ず、緑は黄色、他の色は全部薄桃色だ。黒は異常ない。インクは黒・色ともまだ半分残っているぞ。

仕方が無い、年賀状はプリントゴッコで作ろう。
だが、今度はプリントゴッコが見つからない。物持ちがいいので捨ててはいないはずだ。
困った困った。また入院しちゃおうか。

皆さまに伏してお願いします。
森生にも分るアナログ語で、ご指導のコメントを頂けませんでせうか........。
機種はCnoScanLIDE70と、PIXUS-BJS330です。
なお、コメントを頂いても、この件について「ありがとう」しかご返事をするコトバがありません。
悪しからずよろしくお願いします。


欲しいもの

2009-12-23 | 拍手

銀座松屋で欲しいものが二つあった。鄙の家に帰ってもまだ未練がある。
その一つは「BOSE(ボーズ)」です。

  

松屋の売場では坊主(髪型です)の店員君が親切だった。
若き日のフランク・シナトラとボサノバとモーツァルトを聞かせてくれ、しばし陶然。
しかも、手持ちのCDを持参すれば、納得するまで試聴していい由。客筋を心得た模範的な店員君ですね。
坊主が上手にBOSEの説明をしてくれたので、よしっ、夏には頭もステレオもBOZEにするぞ、と。

二つ目は掃除ロボット「ルンバ」です。

  

店員氏は、冷やかしジジイと分っていても、日米ロボット開発方針の違いやら、掃除ロボットの性能やらを、詳しく丁寧に教えて下さり、ロボットはアメリカが一番と思った。
このルンバ、掃除が済むとバッテリー席に這って戻るのがカワイイ。
もう一寸値段が下がったら(既に1万強下げた由)、これも欲しい。
次は、洗髪ロボットや、塩辛を噛み切るロボットも開発して下さいね。

今使っているステレオアンプの具合が悪い。そろそろ新調する時期だ。
わが猫額亭は広くて掃除がタイヘン。
ジジイの家にもサンタが寄ってくれないかなぁ.........。
メーカーの人、この記事読まないかなぁ.........。

では、相良直美嬢のボサノバですが、「私の好きなもの」をどうぞ。

                                


東京駅

2009-12-23 | 風に吹かれて

戦災で壊れた東京駅が、復元・耐震化工事中である。完成が待ち遠しい。
鳩山邦夫君が、「文化財破壊だっ」、と吠えまくった中央郵便局は、既に殆ど取り壊されていた。
写真を撮るのも痛ましい姿になっていた。

邦夫君のあの大見得、何だったの? 口先だけの兄弟である。

ここでは、明治の人の気宇壮大な実行力が実感できますね。