
朝から快晴。初夏以来の爽やかさ。
午後になり、こういう暑さなら大丈夫、と数カ月ぶりの里歩きに出発。

鹿台橋下は、真夏の景色だった。
ここで引き返すつもりだったけど、風が爽やかなのでかわせみ街道へ。

斜面の彼岸花がお出迎え。山懐へ向かい日和田山登山口に寄り道。
栗林は感電注意。電線を跨げない人は、入らないこと。

ここまで来たら高岡橋へ行こう、と更に足を伸ばした。
台風は全く影響無く、高麗川の川原は草ぼうぼう。

清流橋袂にあった荒れた家が、訳ありげなカフェに変身。
川原の叢の陰に、カフェの客らしいビキニ嬢! 虫に刺されないの?

紳士は、そういう残念なものから目を逸らし、天神橋へ向かった。
ここから、やっと巾着田の赤い彼岸花が、少し見えました。

高麗川の上空を跨ぐ、木造りのあいあい橋です。
じじぃと同じ、誰もが高いところ好き。

市は2年続きで彼岸花祭りを中止し、彼岸花は全て刈り取り。
コロナ憎けりゃ彼岸花も難い、らしい。

なにもここまで徹底しなくてもいいのにね。
ただし、刈り忘れた場所もありますよ。

あまり人がいない巾着田で、まばらに咲く彼岸花。
雑踏の中の100万株より、人がいないこの方がいい。

そろそろ秋の日が暮れる。
真ん中の水路沿いに、急ぎ足で家路に就きました。

昼間、賑わっていた鹿台堰は、日が暮れた。
水遊びをしていた家族連れは、車で街へ帰っていった。

じじぃは足を引き摺りながら、夕闇近い団地に戻った。
1時間のつもりだったのが4時間も歩き、歩数は16500歩に。

半日で、この夏の半月分を歩いてしまいました。
こんな無茶は、もうできません。

210921