林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

エロス的こころ

2007-01-27 | 拍手

  「弁財天妃の柵」 棟方志功

TBSラジオの「大沢悠里の悠々ワイド」が好きです。中でも金曜日の「お色気特集」は大変面白い。
偽名で投書したシモネタ話を、大沢さんが一流の話術で読み上げるアレです。
たいしたことの無い話を、上等の艶笑譚に仕立て上げる話術は、まさに名人ですね。

相方の迫美千代さんの合いの手が、実に上手い。
美千代さんの明るい声で、大沢さんの話が一層引き立っている。
本業の演歌があまり売れてないことを、大沢さんがからかっているけれど、森男は売れて忙しくならないように願っています。歌は上手いと思いますが。

この番組の中の「小沢昭一の小沢昭一的こころ」も、面白い。
文庫本が発売されているが、本を読むより、小沢さんの話を直接聞いた方が、断然可笑しい。
これもシモネタが多く、中年以上のオトウサン、オカアサンの生態が、始めクスクス次ぎ爆笑、やがて哀しくなり、人生の真実と深淵を感じさせてくれる。

先週は、裸、スッポンポンについて、色々な角度から考察に及び、大いに楽しみました。

小沢さん、大沢さんと「新婚さんいらっしゃい」の三枝さんの3人は、ともすると下品になるロコツな話を、洒落た笑い話に変える名人です。

話は突然変わります。
面白い囲み記事(朝日新聞)があったので、下にそのまま掲載します。
へ~、そうなんだ!、でしょ? 貴方さまの教養にどうぞ。

また突然話が変わります。高尚にね。
森男はブログに出会ってから、実は相当深い仲になっております。
これが人間ならわくわくほかほかするのだけれど、相手が機械だから、目がしょぼしょぼして、肩が凝る。
その心境を表す名歌を思い出しました。

・・ 逢ひみての後のこころにくらぶれば むかしはものを思はざりけり ・・

この歌、本来のイミは、かなり「エロス的こころ」ではないでせうか。

  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿