林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

吉祥草

2008-11-26 | お節介

 

多峰主山で知り合った人から、「大発見!」といわれた。
植物図鑑を取り出して、「これ!」。

  「なぁんだ吉祥草じゃないですか。あれ森男が移植したんですよ」

  「だって随分ありますよ、あっちこっちの木の根元に」

と残念草。
そう、この春、人知れず頑張ったのだ。

       

吉祥草は強い。知人から頂いた数株が庭に広がり雑草のようになってきたので、引きちぎり、移植したのである。

あの時移植した山野草は他に、ほととぎす、紫蘭、雪ノ下、そのほか。来春は花が咲く椿と辛夷と山吹を、と勝手に予定している。
一緒に金蘭、銀蘭を植えた人もいた。

花は見て貰いたいが、咲くと株ごと盗るヤツが多い。無事だろうか、と気になっていた。

以前、道端にアロエを植える人と、反対する人が言い争っていた。アロエは不自然だし、露地では無理である。
また、洋花を移植する人がいるが、日本の里山に、そりゃないよ、と言いたい。

かといって、吉祥草などを庭から移植しても構わないだろうか.......。

下刈や間伐をした林は、陽射しが入るようになり、山野草は自然に甦る。
だが、高嶺者はそれを待ってる時間がもう無いんですね。

       
       
この山では時間と力を持て余している高嶺者が多いようだ。

木や草を植える人と盗む人。道普請をする人とバイクで蹴散らす人。道案内を付ける人とわざわざ壊す人.。オオタカ最優先ダァ何もするなぁ、と叫ぶ人。塵を拾う人と捨てにくる人............。ごちゃごちゃになってきた。

交通整理が必要だが、市は気付いているのだろうか。

高嶺者を保護対象者とばかり看做さないで欲しい。
活用すれば、お互いにシアワセです。

       

頂いた時、吉祥草の花が咲くとシアワセがある、といわれた。
沢山咲いているが、ウチにはイイコトありませんね。
稀に赤い実が付くことがある。
そういう時はシアワセな気分になれます。

▲吉祥草の写真は、内容豊富で写真が綺麗な「花の写真館」さまからお借りしました。



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