自治会が主催する老人サロン。5月は盆栽教室だ。
講師は住民の若いおじぃさん。生徒は僅か4人だったようだ。
団地で有名な90歳近いお婆さんがいた。
参加者が少なくては講師に失礼になる。
文化厚生部部長と副部長、事務局員、森生などお茶汲み爺が、桜として加わった。
森生以外は全くの盆栽初心者だった。
講師による小品雑木盆栽の仕立て方は、巧みで分かり易かった。
苗木に針金を絡ませて模様を付ける技術は、森生にもなるほどもの。
初心者たちは実技指導を結構楽しんでいた。
しかし、皐月盆栽を庭に移植したばかりの森生には、猫に小判の講義だ。
お茶汲み爺としての出番はなかった。
今回から、湯沸しや茶わん洗いの手間を省くために、ペットボトル茶にしたのである。
だから仕事は、折畳机と椅子若干数を倉庫から出し入れし、雨で移動し、桜になるだけ。
このあと、包括支援センターとかのお姐さんが、ロコモティブ体操を指導してくれる。
生徒のおじじたち2人は、ここで帰ってしまった。
森生も誘われたが、おばばに囲まれてやるロコモ体操ほど、きまりが悪いものはない。
結局、定刻前に自治会館を後に。
お土産のペットボトルを飲むには寒く、なんだか拍子抜けした一日だった。
文化厚生部長は、自作時事川柳100句集を、前月のように下さいました。
まだ読んでないけど、有難うございました。
170511
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