林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

郷に入っては郷に従え

2015-02-25 | 床屋放談

   

  郷に入っては郷に従え

  人は住んでいる土地の風俗・習慣に従うのが処世の法である。

と手元の電子辞書(広辞苑)に載っている。
新明解国語辞典には、

  新たにその土地に住もうとする人は、その土地の風俗・習慣に従うべきだ。

とある。
ある程度の年齢に達した日本人なら、誰でも知ってる処世術ですね。
ところが、イスラム教を信仰している人々は全く違うようだ。

豚肉を避けるハラル、聖地メッカ遥拝、ラマダンという断食、女性が頭部を覆うブルカ。
イスラム圏の人々は何処へ行ってもこれらの戒律・風俗・習慣を守り、郷には従わない。
移住ではなく短期間の旅行でも、これらを頑なに守るようだ。

森生は朝日新聞、NHKTV、それに週刊誌の広告でしか巷の動きを知らない。
その結果、朝日に染まり、難民を日本が受け入れてもいい、と以前は考えていた。
しかし最近、イスラム教徒の風俗習慣を知ると、

  この人たちとは一緒に住むのは難しい、

と考えるようになった。

戒律や風俗習慣は、風土や歴史から生まれたものだ。
本国に於いては合理的なものなのだろう。とやかく言うことではない。
イスラム教を信仰し、その風俗習慣を守ることは一向に差支えない。

日本に来て、イスラム教を信仰し続けるのも構わない。
しかし、これらの風俗習慣を墨守することは如何なものか。

隣人は同じ価値観を持ち、同じような行動をする人であって欲しい。
日々、なにやかやと摩擦を起こしたり違和感を抱きながら、共に暮らすのは御免蒙りたい。
これは人種差別ではないつもりだ。

曽野綾子女史が産経新聞に書いた文章が騒ぎを引き起こしているそうだ。

  日本在住外国人は人種別に住むべし

と書いたのは人種隔離政策を擁護していることだ、と非難されているらしい。

曽野女史は間違っているだろうか。森生はそうは思わない。
当の外国人も、特にイスラムの人々は、異国では集団で住む方が安心できるだろう。

先住民の森生は、混じり合って住むなら、郷に従って欲しいものだ、と考える。
隣人は凡そ同じ価値観と風俗習慣を持つ人が望ましい。

森生は曽野綾子女史を好かない。
好かないのは偏見だが、好かないものは好かないのだ。

最近、怒涛のように曽野本が出版されている。
広告を読むたびに、いけ好かないおばばサマだなぁ、と思っていた。

だが、本屋に積まれている曽野本を立ち読みしている。
共感するところもけっこうある。

しかし著者である曽野綾子女史は好かない。
これはまぁ「虫が好かない」とでもいうんでしょうかね。
けれども「人種別に住むべきだ」と言う曽野綾子女史の意見に賛成します。

繰り返しますが、郷に入っては郷に従う外国人なら、隣に住んでもいい。

以上は僭越ながら、虫の森生のささやかな意見です。

150225



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