飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

コーチメモ その6

2012年04月30日 07時04分05秒 | バスケットボール
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2試合目の西奈戦は2点差という惜敗だった。
後半の追い上げましたが、追いつきませんでした。
その前に、個人レベルで修正すべき点がありました。
これはすぐに修正できるものと、個人の成長に期待するものと二つあります。

試合にでる選手はもっと自覚を持ってほしいと思います。
コートに立つと言うことがどれだけ重い責任を担っているかと言うことです。
できないことをそままにしていて努力をおこたっていることはないでしょうか。

今日のあるチームのおそろいのTシャツにこんな言葉が書かれていました。
「信頼」
なぜもっと戦略に直結するような言葉にしなかったのでしょうか。
私なり考えてみました。

一流選手が大事にしていることは何でしょうか。
それはチームメイトに対する信頼です。
あのラグビーで有名な大畑大介選手は言っています。

「信頼できなければボールを渡すことはできない。
 こいつがボールを活かしてくれると思えるからこそ、託すわけだ。」
そして、さらにこう続けています。
「そう思えなければ、自分で持っているほうがいい」

「こいつに任せれば」という信頼を得ていない選手にチャンスがあつまることはほとんどありません。

今一度、自分で考えてみてください。
自分はチームメイトから信頼されているプレーヤーか。
そうでなければ信頼をかちえる努力をたった今から始めることが必要です。

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バスケットボールにはスポーツである以上、当然勝ち負けがある。
よく運良く勝ったとか運悪く負けたというが本当にそうだろうか。

たまたま勝つことはあるかもしれない。
それは相手が自らミスをして自滅するゲームもあるからだ。
相手のファールトラブルもある。

しかし、たまたま負けることはあり得ない。
負けるという事実に裏には、負ける要因が必ずある。
負けたときにはきちんと選手レベルでもコーチレベルでも反省して、要因を修正するなり、取り除くことをしなければ結果は同じである。

試合と練習とはそういうことの繰り返しだと思う。
それをせずに毎回、毎回、目的意識のない時間を過ごしても無意味である。

選手レベルでの検証と改善を期待する。

「たまたま成功することはありますが、
  たまたま失敗することはありません」

saitani
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