飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

教材選択の観点

2022年08月19日 08時02分44秒 | 授業論
教材選びは重要な仕事である。
にもかかわらず明確な観点をもって選択しているだろうか。
副教材は保護者のお金で購入する。
ということはなぜその教材を選択をしたのかという明確な観点を示せる必要がある。
しかし、現実は曖昧な雰囲気だけで選択している。
もしくは、当事者は明確な観点と考えているかもしれないが客観的にみればたんなる思いつき程度の観点だ。

選択の観点の原則とは。

1 ユースウエアがあること
基本的には教師の指示がなくても活動できるもの。
また、そこに易から難へという上達論が反映されているもの。
学習が不十分である子も取り組めるわかりやすさがあること。

2 子供の意欲がたかまること
子どもたちが嫌がるのは、何度も同じ問題をやること。
それを教師は復習と称して、何度もわかりきったことをさせる。
子供にとってもいい迷惑だ。
できないこと、わからないことを反復させる。

3 授業の中で使えること
授業の展開とリンクできるものがよい。
まちがっても宿題としてやらせることを前提に選択してならない。

最低限、この3つはふまえて選択するべきだ。
saitani
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