飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

天を怨まず

2013年09月07日 18時47分13秒 | 教育論
孔子は、道を説き、全国を行脚するが、多くの場所で受け入れられることなかった。
そんなときも、勉学に励み、自分を成長させることに力を注いだ。

「天を怨みず、人を尤めず、下学して上達す。 われを知るものはそれ天か」

『自分の身がいかに不遇でも、天を恨まず、また人をとがめず、みずから反省して修養に努める。』

日々の暮らしの中で、どうしようもなく苦しい時や辛いときは、ややもすると自分の責任や義務を忘れがちになる。
うまくいかないことの責任を他のせいにしたがる。

それは心の平穏を保つには必要な時もあるだろう。
しかい、一歩引いて自分を客観視して、冷静に考えてみる。

責任転嫁している限り、自分の成長はありえない。
それは自分を変えることで、物事を解決せずに、周りに変わることを期待しているからである。

人との真の和や絆を得るためには、まず自分を見つめることである。

saitani


  まず自分自身はどうなのか?と見つめる事から始めよう。
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