写真は盛岡市北方にそびえる岩手山です。
だいたい東北・北海道全域を車で移動しながら、仕事している生活なので
よく山を見る、といえますね。
育った街・札幌は南側が山地に囲まれた街なので
いろいろな山があって、それぞれに愛着を感じています。
っていうよりも、ちょこちょこと山登りハイキングにぴったりなんですよね、みんな。
高い山っていうより、すごく身近な自然っていう存在ですね。
ところが、学生時代前後に過ごした東京では、周囲に山と呼べるものがない。
そのことがなかなか地域に愛着をもてない、ということに繋がるんじゃないか
そんな仮説を感じたりしておりました。
やっぱ、人間にはドーンと存在する山らしい山が、あったほうがいい。
別に山岳信仰、っていうほどのものではなくても、単純に大きな山って、いい。
もちろん、何の根拠もない仮説ですが・・・。
ま、そーいうのは別として、東北から北海道に掛けては
独立火山的な富士山的な山が連なっていますよね。
きのう写真掲載した磐梯山、鳥海山、この岩手山、そして岩木山。
海を渡って、駒ヶ岳、さらに羊蹄山とありますね。
それぞれが、素晴らしいんですけど、最近よく見ているのが岩手山。
高速で移動することがすごく多いので見えやすいのですね。
この時期は雄大な雪を頂いたごらんのような姿を楽しめます。
札幌って、まだ生活文化的には、歴史が短いですよね。
そういう意味では、自分たちでそういうモノを作っていける部分が日本で一番多い。
たまたま通った高校は、かわいらしい形そのまんまの「三角山」のふもとでした。
で、卒業したあと、同期の同窓会をやることになって
みんなで会の名前を考えたときに、すぐ一致できたのが
「三角山の会」って言う名前。
こういう単純なのが、いっちばん覚えやすくて、だれもが愛着を感じられます。
その後、高校の同窓会の先輩たちから
「その名前、いいから、おまえたちだけのモノにしてはいけない」
なんて理不尽なことまで言われました(笑)。
やっぱ、地域をもっともわかりやすく表現するのは
こういうランドマークなんですよね。
たまたま付けた名前ですが、こういうのが伝統みたいに育っていくのかな
と、思えた経験もあるわけなんですね。
北海道から、だんだん東北全域にも愛着を感じるようになってきて
すこしづつ、岩手山、岩木山って、好きな山、愛着を感じる山が
増えてきている昨今であります。 ではでは。
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