性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【ゴッホ展同行を娘にせがまれる(笑)】

2017年08月28日 06時31分46秒 | Weblog


一昨日、娘からLINEで札幌でのゴッホ展のことを知らされる。
どうも誰かに連れてって欲しいようなので、
なんなら、と言ったら即決定で、きのういっしょに参観してきた。
北海道近代美術館の開館40周年記念展覧会の一環として
その口切り展覧会として、このゴッホ展は企画されたようなのです。
わが家は比較的に美術鑑賞が好きなのか、
カミさんと娘で行っていたヨーロッパ旅行でも白眉としてルーブルと
大英帝国博物館での展示のことを聞かされたりしています。
坊主も友人とアメリカ旅行で「生ゴッホ、生ダビンチ見たぜ」などと返信。
わたしは、このブログの読者のみなさんご存知のように
あちこちで時間があれば、美術館・博物館を見まくっている。
ということですが、娘といっしょに行けるのはやはりとても楽しい。

なんですが、わたし不思議と海外作家の絵画は見る機会が少ない。
だいたいが日本の琳派周辺などが大好きゾーン。
コルビジェ建築として世界遺産にもなった上野の西洋美術館でも
見たときはなぜか宗教画が多くて、ああいうのはどうも苦手なのであります。
キリスト生誕の様子とか、マリアさんがどうしたとかいう絵は、
どうも生理的に受け付けない。ああいうのをいいと感じるのには、
やはりキリスト教体験を持たないと理解出来ないのではと
罰当たりにも感じてしまうのであります。
たまたま宗教画が多く展示される展覧会を見たことが多いのかも知れません。
そういえば、高校卒業の頃に見た「ルネマグリット」展には
それこそ人生を決めさせられた衝撃も感じていたことを思い出す。
マグリットさんの表現には、広告制作にも通じるものがあり、
意識下でのメッセージというようなことに気付かされた気がする。
高校の時には、旅行でパリやロンドンにも行ってモナリザも見た。
印象の巨大さに比較して、号数の小さな絵なんだという意識記憶がある。
ただ、西洋の美術を見るほどに日本を知りたくなって
最終的に俵屋宗達や尾形光琳などの世界に沈殿して生きてきたように思います。
そういえば酒井抱一とルネマグリットに似たような感覚を持ったりした。

そういうことで、ゴッホというのは名前だけ知っている程度で、
ヒマワリとかの花の絵静物というのも、それほど興味を持たなかったので、
ほとんどその作品を知りませんでした。
そういう意味では今回娘には感謝であります。
浮世絵がかれの制作モチーフだったということは深く興味をもつ。
でも、わたしよりもじっくりと娘の方が鑑賞しておりまして、
おお、わが家は絵が好きなんだということを再認識させられておりました(笑)。
娘には常盤貴子がナレーターの音声ガイドを聞かせていたこともあってか、
わたしの鑑賞時間の倍くらいをかけて丁寧に見ていました。
そういう様子を見ているのは、親としてなんとも楽しい。

で、いいものを見たらお腹が空く(笑)。
たっぷり中華料理をいっしょに食べた後、夕飯用にごらんのような
わたしの手作り炊き込みご飯のお弁当を持って帰らせた。
「うめ〜〜」というヤギのようなLINE書き込み(笑)でした。
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