三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

新住協Q1.0性能、次世代へ

2011年04月08日 07時57分11秒 | Weblog






今朝、起きたら、ふたたび東北での大きな余震と言うこと。
びっくりいたしました。
石巻在住の仙台のスタッフから、高台に避難して
家族揃って無事です、という安心情報。
けさは現地、暖かいようで、その点はよかったということ。
しかし、今朝のニュースでは今回の余震、といっても
M7.4というのですから、十分以上に大型地震ですね。
広範に停電のようで、再び心配です。
本当に、不安な状況が続きますね。

安全安心、という住宅に求められるものが
強く、クローズアップされてきていると感じます。
きのうは鎌田紀彦先生を迎えて、札幌で新住協会員向けのセミナー開催。
暖房エネルギーの、次世代省エネ基準からの半減を目指してきた
これまでの運動の浸透や、環境性能の目標レベルの向上に対応して
あらたな目標ターゲットを定めていこうという試みです。
その場合、一番大きなポイントは、
一般ユーザー目線で考えたら、やはり安全で安心、ということではないのか。
この安全安心、ということの本質の中に
暮らしや健康、いのち、というものもあり、
そして、必要なエネルギーについての考え方というものもある。
このような考え方が息づいている住宅性能が求められている。
今後、5月の京都での全国大会を結節点にして、
こういった方向性がみえてくるものと思われます。

断熱性能の向上を基本にして、
暑さ寒さから身体を守り、いかにエネルギーフリーな循環型を作れるか。
そういう志向性を打ち出せたらと祈念いたします。
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